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京都ではもちろんお茶も。一保堂は、東京でもあっちこっちデパートに入っているし、別にいいかな〜と思っていたんだけれど、本店はごっつうすてき。お店のたたずまいもいいし、注文するといちいち計って包んでくれる、いかにも老舗の応対も花丸。ということで、京都限定販売やら本店限定販売と、ちゃんと買う言い訳の立つものも売っているし、お正月用だしと、どっさり買い込むことに(併設のカフェがもう終わっている時間だったが残念、また次回)。
で、開化堂さんのお茶筒もあるし、急須は掃いて捨てるほど(笑)あるんだけど、実は湯飲みの気に入ったのがない。九段の「暮らしのうつわ 花田」でさんざん迷い、うーん、どれもいいけど、ぴったりこない。銀座の「東哉」にもまわって、やっぱり祥瑞にしようかな〜とさんざん迷い、うーん、すてきなんだけど、もうひとつぴったりこない。
で、最終的に見つけたのが、なぜかフランスのアンティーク。ちょっとかわいくて自慢♪ アールデコと言われたけど、なんの花なんだろう。大きさも、面取りした形状も模様の入れ方も日本の湯飲みからとったジャポネスクのような気がする。小さい方はミルクを入れるんじゃないでしょうか、ということですが、ほんとはこれは何だろう? ティーカップでいいのかな。フランスのeBayとか眺めているけど似たようなの発見できず(陶器大杉!)、色違いとか探したいぞ、と思いはじめると、その道はいつか来た道、危険な道・・・^o^;)
梅にウグイスと撮りたいんだけど、そうはうまい具合にとまってはくれないので別々写真にて。
電車から見るともういっぱい咲いている梅も見かけるけど、井の頭公園のちょっとした梅林では、今日のお昼現在でこれが一番開花に近いつぼみ。明日には開くかな・・・
銀閣寺から遠望した吉田山、まあ岡みたいなもんですね、を目指す。あちこち体育系高校生がグループでいるなあと思ったら、この日は高校駅伝で、陸上競技以外ではまずみかけないポークパイハットの競技委員のおじさんたちが多数&上空ヘリコプターも飛んできたり。
吉田山の西側には友達が一時住んでいて泊まったことがあるけど、東側ははじめて。特に見たかったのが神楽岡町の家並み。
ちょっと影部分が暗すぎてよく分からない写真ですが、美しい日本家屋の非常に端正な家並み。うーん、冬は足が死ぬほど冷えそうだけどね、ちょっと住んでみたい。
(手前のおうちだったかな「吉田山山岳救助隊」と札があった、何かジョークでしょうか?)
この郵便屋さんも「いいでしょう、こんな家が残っているのは京都でもここだけですよ」と自分の受け持ち地域がちょっと誇らしそう。ほんとにここだけ、10軒ちょっとしか残っていないのだそうです。
さらに山登り、林の中を抜けてたどり着いたのは「茂庵」というカフェ、この建物の2F部分。西側ははらはら枯れ葉の散る雑木林越しに市街を一望。東側は送り火の「大」の字が大きく正面に!(送り火の日には営業するのかしら、超人気だろうなあ!) 由来・景色などはカフェのHPで見られよ。
抹茶のチーズケーキと珈琲をセットで、ケーキ濃厚で旨し!(今回の京都旅行唯一の甘いもん)
バスで大徳寺へ。はい、大徳寺は、毎度どす=四季定点観測の場所に決めたのだ。目指すは高桐院・・・ここの写真をまっとうに撮りたい悲願は続くけど、さすがに季節的に色合い悪すぎ。
とか、いつかは特別公開に巡り会いたい真珠庵を遠望したりとか。
あとは、南に南にぶらぶらと町歩き、あっちゃこっちゃ覗き〜の歩き〜ので、お昼の食べ過ぎにケーキも突っ込んだのでなかなかお腹空かず。軽くサラダセットで一日終了。
広々したバスタブは嬉しいけど、洗面所の臭いが気に入らなかったので、ホテルの前にあった小洒落たアロマテラピー屋さんでバスソルトを入手。香りはいいのだけど、紫色の花弁の小片(?)がいっぱい浮くので、ゆかりのおにぎりになった気分〜。
吉祥寺美術館「日本のこころ 土門拳写真展」後半の展示になった展覧会を見がてら、2回目の講演会へ。
今度は写真評論家の飯沢さんが、「プレ/ポスト土門拳 〜写真史のなかの土門拳〜」というタイトルで写真史のなかの土門について語る。で、土門の写真家としての生涯をささっと通して紹介し、どういう位置づけなのか、今、アナログもデジタルもなく、受け継ぐべき土門スピリットなど。土門拳の提唱していた「リアリズム写真」というのを写真の歴史や他の行き方と対比して説明してくれたので、どういう考え方なのか少しはっきり分かってきたかな。
紹介されたエピソードで印象深かったのは、土門拳は若いときに、カメラをさっと&しっかり構える練習を一日横位置500回、縦位置500回したそーです! うーん、さすれば手ぶれ無し!+ すばらしい動体視力!(どっちもとっくに手遅れ、笑)とか、『Life』投稿事件(Wikiに記事あり)。取材旅行と新婚旅行を一緒にしたけど、千枚以上写真を撮って奥さんの写真が一枚もなかったとか・・・。あとねえ、脳溢血の発作を起こしてスナップが撮れないようになったことが、日本の写真にとって大きな損失だったでしょう、というような話とか。
後半の展示は、子どもの写真がけっこう入れ替わったのと(これはどれも好き!)、「女優と文化財」という『婦人公論』の表紙として撮られたたいへんけったいなシリーズ(衣装は森英恵とやら)。いやあ、三十三間堂の仏像の間に入り込んでポーズしてるし、国宝の仏像に頬寄せているし、今だったら許されないだろうなあ・・・。しかもどの写真もけっこうヘンテコリン。文化財と対峙してないで、背景として厳島神社を使っている藤村志保ぐらいだったか、普通なのは。飯沢さんの説によれば土門は対象と対決する写し方なので、女優さんも緊張しちゃうし、第一土門が、きれいな女優さんを前にすると緊張しちゃったんじゃないかということですが・・・ 展示室の説明板にも「仕事を引き受けるのを渋ったけれど「女優を泣かせてもいい」というのを最後の条件に引き受けた」というような記述があった。おっさんおっさん、やれやれ、う〜ん、アラーキーさんとはおおきに違うね^^;)
しかし、昔は確かに映画会社別で「女優と高速道路」とか「女優とスーパーカー」とか訳の分かんないシリーズのカレンダーがあったぞ!と思い出した。確か1月がその年の会社一押しの女優さんでもちろん振り袖。ああいうの今でもあるのかしら?
突然ですが京都の犬。ご主人は神社の初詣の準備をお手伝い中。京都ではチワワとかプードルとかダックスとか犬種的にも、あと服着せられたのとか、あんまり流行もののちゃらい犬を見かけなかったような気がする。
南禅寺から銀閣寺へタクシーでワンメーター。混む前にまず「おめん」で昼ご飯、サバ寿司セットはちょっと食べ過ぎで苦しい!
で、銀閣寺。建物はぼろぼろですねえ、こちらは銀箔張り直し、はしないのね。
なんといっても幾何学的に整えられた銀佐砂が不思議な物件。
この辺で気温は16℃を超えて湿度いっぱいで暑い。横でおばさんが背中のホカロンをべりべりと引っぺがしてたり。
↓銀閣寺のお庭の一番高いところから。あちらに見えますこんもりした森が吉田山、次の目的地。
今朝もお散歩さぼり、明日は雨なのかな?
上は先週見つけたモズ♀だそうです。かなり遠いい。ボディ(人体側)手ぶれ補正が必要でぼけ写真ばっか。
久しぶりにキクイタダキもいたんだけど、やっぱり頭のてっぺんは見せてくれず。
エナガは形状がぬいぐるみっぽいので、もっと短いフワフワの毛が密集して生えているのかと思ってたんだけど、長いこわこわした感じでありました。
朝ご飯を食べているあいだにちょっと日が差してきて、ともかく雨じゃなきゃ助かる。まずは、ホテルの前の鴨川に飛び石を発見してぴょんこぴょんこカエル渡り、バスに乗って南禅寺へ。なにしろ修学旅行で京都というのがなかったので、基本の基をひとつずつ潰すこと。
渋い仁丹の住居表示。鹿ケ谷・・・平家物語に出てくるところね。
ぜっけいかな〜の山門、この後登りました。プチ高所恐怖症なのに、旅行していると、つい自らを追い込んでしまう時あり。でもねえ、登らないわけにはいかないし・・・
何万人、何十万人?になでこすられて丸くなった手すりの木目がかっこよかった。しかし、清水寺とか、こういう山門とかいつの日か、観光客ごとどどっと崩れ落ちることはないのでしょ〜か?
以下、南禅寺写真ずらずら・・・
みんな考えることは同じで。
観光客が一番少ないときだからして、あちこちで補修作業。
このへんで本格的に陽が当たってきたところ、次は銀閣寺〜吉田山へ。
去年のクリスマス前後に3泊4日、今年2回目の京都旅行したんでした。もう1ヶ月前だ。すべてを忘れないうちに「京都を書こう」です(笑)。まあ、多少希少価値で見る価値がある写真が出てくるとしてら、最後の方の「桂離宮編」な予定でおますえ。
新幹線でお昼に着けば京都は雨・・・。荷物は駅からホテルに送って手ぶらに、地下街でなんだかな〜のいかにもな「おばんざいセット」でお昼を食べて、2日間市バス地下鉄乗り放題パスを買ってというのがまずミッション。
雨の日は・・・と、まず京博へ。「考える人」は国立の博物館とは付きもの? 平常展示は無料の日(理由は知らない)だったのでラッキー。仏像さすがのものいろいろ。仁清は華やかな形も凝った(雉の香炉とか)と思っていたけど、ロクロで勝負した単色のシックな茶碗、花入れがすごいよくてびっくり、あれの写しはとっても欲しい!(売店で売っていた写しは干支にあわせたネズミの色絵のもの) 曾我簫白が特集展示されていてけっこういっぱい、おおヘンだ!ヘンだ!と見ていたら、やっぱり雨で逃げ込んできたらしい若造君に「こいつらガイジン?、カッパかよ!、ザビエル!?」呼ばわりされてて苦笑。
若冲は「伏見人形図」の1点だけ展示で、手ぬぐいで「野菜涅槃図」をお土産に(1月は特集展示しているらしく、ちょっと悔しい)。
京博、かなり渋い、どこから寄せ集めてきたんだというようなばらばらの応接セットが廊下に並んでたり、二時代ほど戻ったような展示室とか、うーん、がんばれ感強し。
雨ははげしく! バスで東側を北上すれば祇園、春に泊まったホテルのあたり。ちょこちょこお店をのぞいてから何必館という前から気になっていた美術館へ。
何必館での木村伊兵衛の展覧会は調べてあって予定の内。展示も建物も心が行き届いた感じでなかなかよかった。最上階の光庭と茶室もすてき。ちょうど光庭の最後のカエデが雨に散っているところ(ちなみに上の写真はもちろん美術館ではなく、そばにあったお蕎麦屋さんにポスターが貼ってあったので)。
南座の混雑を横目に、観光客らしくレトロ喫茶のソワレに行って一息。カフェオレ500円。あいかわらずすごい混雑で、はあ、またよくわからない席とは思えないおまけのスペースみたいな席に押し込められ〜のできゅー! 高瀬川の横など散歩して、横町をこちょこちょ入ってみては小雨の中を五条に下がっていって目指したのは、開化堂の手作りの茶筒です。
手塩にかけて使って味がでた見本も一緒に展示してあって、銅よりもこなれた姿のかっこよかったブリキにしてみた。しかし真っ黒に育てるのには毎日愛玩して50年、生きてないって!
若旦那さん(?)にサービスで茶さじに名入れしてもらっているところ。錦の有次の包丁についで京都で二つめの名入れ物件であります。
やっとホテルへチェックイン。最上階で、今回はノートPCも持って行ったのでインターネットもOK、ただし鴨川沿いじゃない側の部屋なのは残念。
welcome短冊は、万太郎。
晩ご飯を食べに、お出かけ。やっと中心部は土地勘というかどこがどこだかの面として頭に入ってきて地図無しでも歩けるように。まずギャラリー遊形で俵屋の石鹸をゲット。ご飯はイノダコーヒーの三条店の隣の隣、おばんざいバイキングの店。暖かい主菜(ニシンのたいたん)と15種類ほどの料理が用意されていて1500円。ご飯おみおつけ+漬け物セットで+300円。で、さらにビール♪
寺町通りを散歩してみると、日本のハロウィーンでしょうか、矢田地蔵尊の「かぼちゃ供養」。こことか蛸薬師とか、商店街のなかに並んで夜まで営業(?)している神仏さんがあるのが東京ものには不思議。
ふう長い、やっぱり2日目分からは、もうちょっと分けて書きましょう。
待ってました矢来町! 公式に見られる動くお姿は「平成たぬき合戦ぽんぽこ」の特典映像ただ一つだった(そのために買った!)志ん朝さんのDVDがどーんと8枚22席分も出ますそうです@3月26日♪ 感涙もんです。
この寒い冬を乗り切る励みになるわ〜。詳しくはSonyのここ。秋にまた半分でるらしい♪♪ と、お安く買えるamazonさんでさっそくぽちっとな、やっちゃった! うむ、確定申告して還付金をもらわないとね。
1月20日になってもまだ売っていたので思わず買っちゃった。
今年はメゾンカイザーもオリジナルのフェーブで、なかなか出来がよかったです。
マロン入りの小さいガロット・デ・ロアで840円ぐらいだったかな。
フェーブは別に渡してくれて、自分で入れてくださいのタイプ。
そういうお店が増えているみたいね。
吉祥寺美術館の「日本のこころ 土門拳」展の関連企画で、お弟子さんで、いま土門拳記念館の理事&学芸員をしている藤森武さんという写真家の講演会が1/14。土門拳の熱心なファンのayanoさんも駆けつけて一緒に。立ち見もぎっしりですごい人気、かつ聴衆の年齢層がとても高かったぞ。
撮影時のいろいろなエピソード&写真がおもしろく、おお、そんな風に撮ってたんだとびっくりもたくさん。竿の先につけたフラッシュバルブをあっちこっちと突き出してぼんぼん何百も炊いて撮った東寺の講堂とか(なんかそういう閃光の痕跡写真を撮る現代美術家いたよね)、モノクロ用の白いフラッシュバルブしかなくて青いマジックインキを塗ってカラー用に化けさせて撮った仏像の話とか、平等院の屋根の上で鳳凰を撮っている高所恐怖症にはとても無理な光景や、すごい肥満体の土門先生を雪山からビニールの即席橇に乗せて引っぱりおろしている弟子たちとか、おにぎり一個分露光が長すぎた話とか・・・ほお〜っやニヤリなどなど。
「ラーメンライスばっかり食べてるとラーメンライス程度の知恵しかでない」という話は、ayanoさんのとこで読んでね。
もちろん写真は、土門拳とは無関係。ハクセキレイ君がとっとと歩いているところ。このごろ、駅前のシンボルツリー――パチンコ屋に囲まれて、木自体にも電飾がいっぱい巻き付けてあるケヤキ――に夜集まって寝ている。100羽ぐらいいるかも。どういう神経なんだろ!?
4/1からの吉祥寺美術館は「五味太郎」さんなのだ♪
某事務所の新年会のためにウー・ウェンさんの本から、簡単そうな「野菜の八角漬け」。
キャベツ1つ、大根1/3、カリフラワー(小さいの)3つ、レンコン1かたまりで、どのボールにも入り切らなくなってとりあえずワインクーラーにて一晩漬け込み。
仕上げは、オリーブオイルをかけて香菜を刻んでまぶすのだけど、嫌いな人が多いかなと思って遠慮してミョウガを使ったけど、次の日に家で香菜で試してみたら、絶対香菜の方がおいしい♪
なにかの実を食べているアオジ君。クロジ君もいるらしいのだけれど、まだ未見。じっくり見比べないと区別付けられるかどうかも怪しいな。
逆光で残念のメジロ。
ルリビタキの若い♂は、これはお食事中ではなく、ペレットを吐いているところだったらしい。
恵比寿の写美で〜2/20。はい、この写真家さんはぜんぜん知りませんでしたが、60年代から活躍しているベテラン。
見た目も内容も重い濃い、日本の土俗的なものを撮った「俗神」シリーズや「ヒロシマ」シリーズのモノクロから、どこかの段階でポップにはじけて、カラーの「続・俗神」シリーズ(ちらしに使ってあるの)まで。
一番強力だったのは「パーティ」―バブル経済・踊る私―(1980-90)のシリーズ、いえ、写っている浮かれじじいとおばさんたちがあまりにお下品なのが多数・・・^^;) わたしもバブルの恩恵は受けたけど、ここまで身も蓋もないバブリーなシーンには運良く遭遇しなかったかも、いやん!
同じく写美の地下で〜2/17。
これは写真作品ではなくインタラクティブなメディアアートのグループ展。
ICCのオープンラボで遊べるのと似たような感じで、それが「文学」にこだわって作ったものとか、文学者も参加している作品とか。
どれもなあ、しばらくやると飽きるというのが・・・逃れがたい宿命か。
ブツとして一番「おおっ!」と思わせたのは、このチラシにも使ってある、チョコレートファウンテンの中からネロネロっドロドロっと立ち上がってくる、CGのSF生物が現実になったような児玉幸子さんの作品。ただしこの写真の作品は見本的なもので、奥の部屋に魔法の洗面台みたいな仕掛けで、音声で川上弘美さんの質問に答えると動き出すインタラクティブな作品があり、そっちがこの展覧会の主旨としては本番。ただしこれも答えても答えても出てくるものは同じみたい、あ〜残念! 予算不足か・・・ 質問の内容やその答えによって形状や動きが変わったらな、すごかったのになあ、と。ほかの作品全部無しでも、ほんとのインタラクティブになるようにこの一つに全予算つぎ込んで欲しかったかも(ちなみに、ドロドロ部分はいいけど、洗面台自体の作り込みもディズニーの白雪姫風でいまいちではあった、好みとしてはもっとSF風に)。
京橋のINAXギャラリーで2/23まで。
小鳥の巣箱。東京のギャラリーに巡回してくる前に、まずINAX BOOKLETで出た本を買って、しばらく夢中で本や巣箱まで買ってしまったのだけど・・・やっと一年近く待って展覧会が回ってきた。
うん、本に出ていないのもあったし、やっぱり本物のブツはかわいいねえ。うちのベランダがせめて西日ぎらぎらじゃなきゃなあ・・・と。
この辺で巣箱をかけて入りそうなのはシジュウカラ。井の頭公園に巣箱かけちゃいけないのかな? かけないのかな? といっても、巣箱がなくてもシジュウカラはどっさりいることはいるけど。
原美術館で〜2/12。スイスの女性メディア・アーティスト。
これはかなりおすすめ! 楽しい。
特に気に入ったのは、2Fにあった「あなたの宇宙カプセル」。木製の輸送用の箱のなかに作られたミニチュアの世界、女の子らしいインテリアの部屋と宇宙が諸突している(光瀬龍+萩尾望都『百億の昼と千億の夜』の、半分宇宙に飲み込まれたアトランテスを思い出したりとSFっぽくもあり)、世界としてはボックスアートのジョセフ・コーネルを思い起こさせたり、で、投影されているヴィデオや音楽も含め、かなりツボ。これをさらにミニチュアにして自分で所有したい!
ほかの作品もそれぞれおもしろく、あ〜、トイレのなかにあった作品だけ見逃してしまったのに館を出てから気がついた、残念。
お菓子続きで、去年の暮れに富澤商店(吉祥寺店がなくなってしまって不便!)で買ったフェーブ。ちゃんとすこしずつ増えてます。
チョコレートシリーズなので、顕現節用なのにどう見てもバレンタインとイースターっぽいな。
町田の本店に行ってみたいけど、バレンタイン前は混んでるでしょうねえ。
Macクラッシュでなくなってしまった工事現場フェーブも撮影し直したので、そろそろアップ予定と予告のみ♪
去年の暮れ、4種類のポルボロンで一気にお祭り状態、幸せの頂点〜♪ エレカフェさんに集って、例の本家もの、手作り2種、さらにいただきものの函館の五島軒で出している「ポルボローネ」を3人で食べ比べ、あーでもない、こーかもしれない、と賞味(&研究?)会を。
五島軒の(↑↓)今田美奈子先生の監修だそうです。アーモンドとクルミの入ったクッキーっぽいあじ。これはこれでかなりおいしいお菓子!
↑また、本家をいただくことができました。そしてさらに研鑽を積んだ手作りのポルボロン・・・母カエルまで、これは売っていただけないのかしらね〜、と言い出しておりますが(笑)。あくまで非売品。
↑参考資料として、本家のアップも記録しときましょう。一昨年とまた微妙に味が違い、去年の方が記憶の味に近いような気もし・・・
↑もうひとつは、エレカフェさんが作ってくれたエレボロンも。むふっふっ!
みなさまムーチョス・グラシアスでした。m(_ _)m
1/4の夕方にPower Bookが壊れて、けっきょくハードディスク入れ替えて、全部入れ直して、サブマシンも整えて、なんだかコンフリクト起こして、全6回ぐらいOS入れ直して、のべ7人のアップルのサポートさんに助けてもらって、やっと昨日最後の問題(たぶん!?)が解決・・・やれやれでした。
そしたら「Power Book Air」でましたね〜。1.3キロはすごい魅力〜♪
でもねえ、主に使っているソフトがレパードどころか、インテルはいってるMacに対応していないのだ。そうすると40-50万コースになっちゃうのよね、無理だ〜。とはいえ、どこかでバージョンアップしないと、アップグレード対象じゃなくなっちゃうのだよな、調べとかなくちゃ。初夢宝くじ当たってないかな・・・
昨日はがんばってホカロン3個(背中にひとつ、両手のミトン内にひとつずつ)で、朝散歩したんだけど・・・さすがに今日は寒すぎですね〜。1万歩1週間なかなか続かないぞ。
これは昨日お会いしたウグイス。
あ〜、南座の顔見せ、歌舞伎座の新春大歌舞伎やらの前に積み残しの12月の文楽あった。
こちらもなかなかチケットが取れないので久しぶり、今回はめずらしく4列め!が取れて(でも横っちょのほう)ラッキー。
「信州川中島合戦」は、去年の大河ドラマでおなじみの勘助に妻も母も妹もあり、でその女性たちをつかって、影虎が勘助を自分の方にリクルートしようとする話。勘助のお母さんに自らお膳を運んで、って、この人形の顔がGakt(ただしく綴れていないような気がする)だったら〜、とか思いながら。
「新版歌祭文(野崎村)」は、日本心中史のビッグスター。<お染久松>というのをやっとこういう話だったのかとわっかりました! まあ日本のロメオとジュリエットな訳ですね、筋は違うけど若さ的に。
で、おお、最後の方でほんとうに人形が生きていると思えた瞬間がはじめて。うーん、わたしが慣れたのか、出来がよかったのか、4列目効果かは謎なんだけどおもしろかったよ。
2月のチケットも一応取ったのだけれど、昼の部はすごく出演者がいいのかな、ぜんぶ売り切れ、夜の部、また12列目にさがってしもうた・・・
昔、こんな色柄のワンピースを持ってたなあ・・・^^;)
いえ、母カエルが友人からすごくおいしい花豆をもらった。北軽井沢の産のが一番らしいということで、しばらく花豆を探せブーム。結局、地元で見つけたのが一番でか〜い(お値段もすご〜い)!
できあがりはさらに膨らんで親指ほどあります。どこまで甘く仕上げるかが悩ましいところ。これは下煮の段階で皮がやぶれっちゃったので、失敗作としてけちんぼしてグラニュー糖で煮たけど、本当は和三盆で。
カワセミ、いままでで一番よくとれた・・・♪
おまけで、もうちょっと明るいところに出てきてくれたたルリビタキのオス。とはいえ、両方ともちょっとピンが甘いですね。
で、今一番ほっとな鳥はカラフトムシクイというのが出没しているらしいのだけれど未見。これがまた小さくて早くて、暗い木陰にいるという三重苦らしいぞ。
しかし、青い鳥をいくら見てもマックの不幸は続き・・・。なんだか特定のソフトでマウスが効かない。またOSの入れ直しからやれだって、不幸のどん底〜!
おなかが空いているときに、閉まりかけの魚屋さんに足を踏み入れてしまったので・・・ぜんぶで1050円。買わずにはいられませんでした。一人もんなのにね〜っ!
ブリとメジマグロはお刺身用の作、サバ(3枚)、カラシ明太子、イイダコ。でシジミはさらにおまけ。
お刺身を半分ぐらい食べて、残りは飲み屋さんで観察したプロの始末でパーシャルへ。タコはトマト煮でベランダへ。サバも強塩をしてベランダへ(サバ鮨!? めざせ「いずう」)。シジミは玄関(ここも涼しい)で砂を吐かせ・・・。やれやれ。
考えたらさらに前日に「明日の夜のおつまみに、お楽しみ〜♪」とつくったアンキモの酒蒸し(はじめて上手にできた!)もあったのでした。うーむ、新年の目標「減肥」はどこへ。
武蔵野市立吉祥寺美術館で「土門拳写真展 日本のこころ」〜2/11。なんと入場料100円♪
吉祥寺と土門拳記念館のある酒田市が姉妹都市なんですって(そういえば、吉祥寺のどこかにアンテナショップもあったかな)、で、120枚ほど借りてきたらしい(ただ、企画展示室がそんなに広くないので、前後期でけっこう展示替えあり、でもまあ2回で200円だから^^;)。
木村伊兵衛も好きだし、土門拳もおもしろいとかいうと、どっからか「節操がない」と鉄拳が飛んできそうな気もするけど。ほら、軽やかなバゲッドサンドも重厚な中華もおいしいしね。
「風貌シリーズ」 撮られているうちにどんどん機嫌が悪くなって、殴りかかる寸前のむかむか顔の梅原龍三郎とか、写真も迫力だけど、付けてある文章もおもしろい。
「筑豊のこどもたち」 うーん、すごいぞ、昭和の貧乏。「工場萌」とか「鉱山すてき」とか、まったくたわごとになっちゃう写真。この写っている子供たち60-70歳ぐらいかなあ、いまどうしているのだろ?
などなど、後期はきっと今見ると不思議な「女優と文化財」シリーズが展示されるらしい。「吉永小百合さんと深大寺釈迦倚像」っていったいなんじゃろ?
今日のお昼の散歩でオオタカさん発見。わたしが撮影第一号と思われ〜るのであります。エッヘン!
カラスが騒ぎ出したので、ドラマチックな展開を期待したけど、一羽ちょっとかすって攻撃して見せただけで、なにごともなく。
一昨年、ずっと公園にいて死んでしまった「お嬢」さんというオオタカの時より、こっちのレンズ性能が向上しているので、いくらかまっとうに・・・枝かぶりが残念ながら・・・ 明日もいるかな、きっと明日はカメラマン増えるぞ(笑)
お正月のひまつぶしに上野へ。このごろ「博物館で初詣」という2日からオープンの集客努力が定着して、常設展は、普段の土日ぐらいより人が多いぐらい・・・っていうか、あちこちの椅子やソファでまぐろのように寝ている人がごろごろと、しかも、おせちで膨れたジャージ姿(!)だったりして・・・まるでルノアールのようよ!?
2008年1年分としてパスポートを買ったので、そんなに興味はなかったんだけど、企画展もせっかくだからと。
そうか近衛家って道真の子孫だったのですか!と、あまりにも基本の基を知りませんでした、正月早々汗^^;)
実家のそばに近衛文麿さんの家というご立派なのがあったなあ・・・
展示品はほとんど「書」なので残念ながらわたしの一番わからないところ、特に草書だちらし書きだは、一生だめかも・・・と豚に真珠。ただ、江戸中期の当主で家煕(いえひろ、二つめの漢字は本当はニスイ。号は予楽院)の好んだという表装がすごい。明清のこってりした中国刺繍の布を使ってゴージャス、これは好み♪ そして古今の名筆を手本にしてという練習ぶりにびっくり。臨書(手本を横において書く)と模書(手本を下に敷いて書く)をするのだそうだけど、臨書で、あんなに形だけでなく、墨のかすれ具合まで正確に写せるのだ! 書道って一回きりの再現性のない偶発的な要素が強い、と思いこんでいましたがそんなことありませんでした。
あと見所は、やっぱりミニチュア好きには楽しい、豪華おひな様かな。
国宝はお正月向けの「松林図屏風」と干支の「ねずみ」コーナーも楽しい。
ふう、データー復旧に出しているマックが直るかどうか・・。ブログ用の写真もいっぱい貯めてあったのが救えるかどうか・・・そろそろ連絡が来るはず。
メインマシンが壊れちゃいました〜! さあたいへんだよ。
明日がフェーブの日なので、新フェーブなどアップしようと思ってましたが、あうち!
しばらくごたごた、年賀状の返事も書けませぬ、ああ、「ことえり」で気が狂いそう〜
今年最後のご近所、井心亭。で、最後をめでたく喬太郎さんで締める!
喬太郎:擬宝珠
三遊亭歌彦:安部松
柳家三之助:替わり目
喬太郎:稲葉さんの大冒険(円丈作)
151回目ということで、150回記念に作られた千社札(どこに貼るねん!)と全記録のネタ帖もサービス。三鷹はおもに名物化しつつある某職員さんのお陰で、落語に気合い入りまくり(笑)。来年もホール落語も月2ペースでやりそう、ひゃ〜っ!
「擬宝珠(ぎぼし)」初めて聞く噺。なにかに悩んで病みついちゃった若旦那、その悩み事を聞き出しに出入りの熊さんが呼ばれ・・・というところで、さてこれは「崇徳院」なのか「千両蜜柑」なのか、はたまた「宇治の柴舟」なのか・・・。と、なんと悩み事は「擬宝珠が舐めたいんだよ」と、うっちゃり〜!
帰って調べたら一応古典、喬太郎さんが掘り出し復活させたらしい。似たような出だしの噺で、あっちかこっちか、それともあれかと頭の中が早押しクイズ状態になる落語ファン心理を見透かして、この噺見つけた時は嬉しかっただろうね〜。最後まで飛ばしておもしろかった。京都で擬宝珠や宝珠を見るたんびに味見したくなっちゃった。
歌彦さんは、たしか「落語教育委員会」でも聞いた。あの時は席が遠かったし、元関取の歌武蔵さんがでかかったので、目立たなかったけど、こんなにぱんぱんほっぺの大きな人だったんだ。で、ご飯を食べて食べて食べまくる相撲取りの噺でぴったりでした。
柳家三之助は、小三治の弟子にてまっとう。
「稲葉さんの大冒険」は新作。不条理もの。得意(特異)キャラのガハハ〜&怒鳴りジジイを快調に。
で、今回もたいへん満足。次回のチケットも確保したぞっと♪
その後、飲み屋さんで常連のチョウさんが追ってくれた手ぬぐい法被。柄が寂しげで「同行二人」みたいになっちまいましたが・・・。折り方をネットで捜しているんだけどけっこう出ていない。
さて、これで2007の落語は終わり。何回いったのかな?
積み残し落語。12/16 国立演芸場。
三遊亭市馬、三遊亭白鳥、柳屋喬太郎が同じ演目に挑戦するシリーズで、今回が最終回だそうです。たいへんな人気で、売り出しの日にがんばったけどどうしてもチケットが取れなくってね、ぎりぎりに某所よりお声がかかってスペシャルラッキー♪
今回の「掛け取り(掛取・掛取万歳)」は、大晦日に集金に来るひとたちを、その人の好きなもので気分良くさせて次々と撃退するという噺。お芝居(歌舞伎)が好きな人には歌舞伎の仕立てで、狂歌が好きな人には狂歌で、と。つまり、演者が自分の得意技を盛り込んでいくらでも広げて出来る話。
で、まず3人の座談があって、「やっぱり「掛け取り」は円生師匠のあれが絶品・・・」といった話にまったくついてこれない白鳥さん・・・う〜ん。
さて、一番め喬太郎さんは「自分の趣味でやりますから」とホール落語の好きな人、ウルトラマンの好きな人、つかこうへい(しかも「熱海殺人事件」)の好きな人、寄席の落語が好きな人・・・こんもり熱演でこの一席で満足^^;) 家元、志ん朝さん、さん喬さんetc.の物まねがおもしろかった♪
二番、やっぱり〜の、むちゃくちゃな原型を留めない白鳥ワールド。「掛け取り」とかかってたのは、借金とコンドル=鳥が出てくるってことだけ!? まあ、なにしろ元の噺を知らない(!)ということなので・・・・すげえ真打ちだすね。
ラストまっとうに古典として締める役は市馬さん、まったく想定内の展開と出来。で、毎度の美声に頼りすぎ&「動く」をわざとらしく「いごく」言うのはもうやめなよ〜と聞く度に思うだ。ラストは「三橋三智也」を好きな人で歌いまくりなわけですが・・・私知らないしな・・・。
写真は終わってから食事した半蔵門の中華。外見あんまり期待しなかったが、予想よりまっとうなお料理で、けっこう使えるかも。
年末恒例の宴会に行って、おいちいおいちいと、アグーブタの生ハムとか、茸とか、子羊とか・・・ワインもおいちいって・・・
ところがね、次の日に写真を見たら。
あれえ、こんだけ近写してあるんだから食べてるよね、もちろん、大好きだしこのボルシチ・・・
で、ああ、これも記憶がないのだが・・・
キンミヤとカレイ!? このあと、カレイをきれいに食べているアップ写真が続き・・・大根のアップがあって・・・漁師さんとお百姓さんが加わった??? 大根がかつらむきにされていて、赤いリボンで鉢巻をしたひとたちがタコ踊り踊っていて・・・じぇんじぇん記憶が飛んでます・・・
うん、帰るときにチョコレートケーキが食べたいよお、(でも、食べちゃダメ自分・・・)って思ったのと、雨降ってて傘渡された記憶はあるのだが・・・
やう゛ぇえです、諸事失礼がなかったとよいのでありますが。
ちなみに、特性ストロング胃腸薬?肝臓薬?をワインで流し込んでいたお陰で2日酔いがなかったことを報告しておきます m(_ _)m