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ええい、せっかくだからまとめて2つの展覧会。
と思ったら、まず最初に入った「現代美術の冒険」が広い広い! かつ作品どっちゃりで疲れるのなんの。よく案内を見ないで入って、「いくらなんでももう終わりだろう」とぜーぜーしたところで「第2部」の看板が出てきたときは死ぬかと思った^^;)
ともかく日本中の美術館から掻き集めてきているので、あ、横浜のコーネル、とか、あ、川村のブランクーシとか、うぁ、いきなり民藝館コーナーとか、あれ、このカルダー(コールダー)は高知かな?(風送って動かしたい!)とか・・・700点弱あったらしい。。。ありすぎ、混みすぎ、脈絡なさすぎ、でこれは大竹展より疲れたかも。空いていればね、じっくり見るべきものはたくさんあったかと。
ええと、TVチャンピオンで「美術館王」とかやるとしたら、展示品をどこから借りてきたのか答えさせて数を競うというのがいいかな、と思った。
で、上にあがって「異邦人たちのパリ ポンピドーセンター所蔵作品展」にも挑戦。こっちの方がさらに混んでたけど・・・。ああ、この人もこの人も、外からパリに来た人だったんだ。うむ、こちらももちろんおもしろい作品は多数、時間と空間があれば楽しい。金曜の夜行き直した方がいいかも・・・
●藤田嗣治の『カフェにて』、の額にびっくり去年の近美で大展覧会のポスターに使われたこれ・・・
あれ、こんな額縁だったっけ? 去年見たときにもついてた? 本人の手彫りらしい額? 素朴な、ワイングラスとかカフェを表すものらしき(あまり上手じゃない)がぐるっと取り囲んでる。
さて、この建物は、表側はすごい個性的で写真を撮るのにいいんだけれど・・・・
いかんせん、団体展に会場を貸すのが目的で、本体は「箱」なので、なんつーか、お能のおじさんの四角い顔が、美女のお面をかぶっていて、アゴがはみ出しているみたいな・・・。
いえ、地上だけから見てれば迫力なんだけどね、六本木ヒルズに展望台さえなければよかったんだけど、あそこから見下ろすと非常に、表側だけかっこよくしてみました、というのが露骨。かわいそうなほどばれちゃう。360度&上側までぜーんぶ、ぐにゃぐにゃと覆えればよかったのにね。
建物の目的が違うからくらべちゃ悪いけど、今月号の『芸術新潮』でも特集されている、ジャン・ヌーベル設計のパリに出来た「ケ・ブランリー」の、展示と建物が一体になったのの美しいこと! 行ってみたいぞ〜と思うのでありました。
ちなみに、国立新美術館、いろいろな公募展や団体展の審査をするために、審査室には、審査員の前に回転寿司みたいに作品が流れてくるシステムがあるの噂! それが一番見たいかも、ほんとかな〜?
これはシロハラ@井の頭公園。クプクプクプっと泡立つようなかわいい声で鳴きながら飛ぶ。鳴かなきゃ見つからないのにね〜。
で、こちらはアカハラじゃなくってジョウビタキ♂。国立新美術館のチケット売り場のなが〜い列のすぐ側にいてびっくり。
そう、国立新美術館も列がずら〜〜〜〜っとだったけど、オルセーに続いて2連敗するのは悔しいのでがんばって入ったです。並んでいる人たちの平均年齢が、オルセーより30歳ぐらい若そう、くっきり分かれてておかしい。
まずは建物写真をちらり。このガラスは紫外線除去機能付き?とかなんとかじゃなかったかな。ポール・ボキューズはおいしいのであろうか?
いえ「とりぱん」に出てくるのはアオゲラなんだけど、アオゲラは遠くでしか撮れてないのであります。
ほら、飛翔する姿だって!
あんまり土日が寒かったので、遠出はあきらめ、でも1万歩歩こうと公園だけは欠かさず・・・
で、午前中お食事の終わってたオータカさんは、お腹(というより胸)ぷっくりで動きそうもなく。
そこでますます話が「とりぱん」化してしまったのは、
双眼鏡で覗いてたらこんなお姿を見ちゃった。お腹いっぱいで日向でうつらうつらしてたのかな、
突風に煽られて、足踏み外して枝から落ちた! ばか〜〜〜っ!
しかし、その後、ヒトを笑わば穴二つ・・・
あ、アカゲラ、キタ〜〜〜っ!と(続きを読むでどうぞ)
300mmのズーム繰り出したまんま、おもいっきりひっくりカエルになりにけり〜!
カメラは無事でした、やれやれ。
寒いからコートの前を全部留めて、足が開かなかったのよね〜。
お正月に、夢中でカワセミ撮ってて犬の●●コ踏んづけた時以来の悲しさ・・・^^;)
カノウ姉妹の次女ってどういう計算で次女になるの? カノウイモウトが次女じゃないの・・・4億円のダイヤって!? というヒカリモンではなく・・・
じゃなくってえ、吉祥寺のハモニカ横町の渋い魚屋さんできらきらしてたのはコハダ。寿司屋とお正月以外で、丸ごとの姿でコハダを意識したのははじめてかも。
でも、江戸前の仕事ができないのでこれは諦めて。400円でイイダコをゲット。
大根と煮物にするつもりだったんだけど、歩いているうちにどんどんイタリアンな気分になったので、
お鍋は、香港で買ったポーチャイファン用の土鍋がぴったりじゃ〜ん!とひらめいた。
たいへんおいしくできました。
やっとやっと枝かぶりのないところに留まってくれた〜! でも300mmでは所詮無理が・・・
という写真。
数日前に「ツミ」(ちいさなカワイイ猛禽)の旦那の方をオータカさんがクッチマッタト言うことで、すっかり評判を落としてた。「もう山に帰れ」とまで言われております。
先輩バーダーさんに、某巣を教えてもらって、いやんあんなに目立つのに、毎日通るとこなのに、気がついてなかった〜と節穴力ばっちり。
ゴイサギはどっちゃりいつもいるし(カイツブリの子どもをクッテタリする)、コサギもときどきいる。これは珍しくシロサギ? チュウサギ? ちょっと『野鳥ハンドブック』が家庭内かくれんぼ中なので判然とせず。
あ、そのあと、今度はツミがもっとかわいいウソちゃんクッチマッタという噂。さすがワイルドライフ! 弱肉強食輪廻転生なむ〜!
入り口までは行ってみたんだけど、長蛇の列で「ムリ、アリエナイ」と女子高生のようにつぶやいて諦め。ええ、西洋美術館の常設展だってたいしたもんですよ。オルセーで来ている作家のもだいたいあるしね。いや、よく集めてあるじゃない。行くたびに新収蔵品もいくつか増えているし。なんてったって、じーっくり見られるもの、とな。
久しぶりに歌舞伎座、『仮名手本忠臣蔵』夜の部へ。
節分だったので、豆まき、甘酒お振る舞いもあったらしいんだけど、昼の部の最後にやっちゃったみたい、ちぇっ残念でした!
『仮名手本忠臣蔵』をこの前見たのは文楽で五段目に間に合わなくて六段目から7段目まで。今回は五〜七と、間が抜けて十一段目の討ち入り。堪平=菊五郎、お軽=玉三郎、大星由良之助=吉右衛門、寺岡平右衛門=仁左衛門とゴージャスな配役では、こりゃ、行かずばなる〜まい^^;)
いやあ、この豪華なメインの4人みんなすごかったけど、やっぱり玉さまのお軽さんが可憐で可憐でお見事♪ 『京鹿の子娘二人道成寺』は踊りでしょ(華麗だった!)、『幡随長兵衛』は出所が少しでしょ、「泉鏡花シリーズ」は好きなのと苦手なのが混ざってたでしょ、というわけで芝居としては今回が一番堪能したかも〜。七段目の玉&仁左衛門コンピは、華やかさ、笑わせどころも押さえて哀れと・・・。あああ、3階席で、花道上でのやりとりが見えなかったのがとっても残念。もうひと奮発すればよかった!
落語の『中村仲蔵』(彦六のが渋くて最高・・・詳しい解説ページ発見)がおもしろくって、早く舞台で見たいよ〜と思っていた五段目・斧定九郎がどんなかっこいい姿なのかもやっと見られたし。イヤホンガイドでまた目から鱗が数枚落ちたのでありました。昼の部も一幕見で行けばよかったな。
「互いに見交わす顔と顔、じゃら、じゃら、じゃらと、じゃらつき出して、身請けの相談・・・」「オオ、読めた!妹よ・・・」これまた落語の『七段目』に出てくる名台詞、覚えやすいったらね。
今年の冬銀座のエルメスでずっとやっていた「木村伊兵衛のパリ」があんまりよかったので、期間中に3〜4回。なんせタダだし、やっとエルメスの高い敷居をまたいで突っ込む度胸もついいたり(笑)。
で、中野坂上(からずいぶん歩く)東京工芸大学のなかにある写大ギャラリーで「木村伊兵衛 ヨーロッパ/中国」(〜3月13日)へも。こちらもありがたいことにタダです。今度はモノクロのシリーズ。うむう、かっこいい・・・。中国の「頤和園」の構図とかたまりませ〜ん。ええと、カメラをライカに替えたって(無理だけど)だめなんだよね・・・^^;)
のら社版の『木村伊兵衛 パリ』をまだ見てないや、というのもまた自分メモメモ。
で。なんとなく無駄な野良ちゃん撮り・・・モノクロ仕上げ〜
三鷹市美術ギャラリーで3月11日まで。
最初の入賞作コーナーにあるのは、ええと、技術的に完璧ですばらしいイラストレーションで、確かに何枚も使って続く物語になっているけど、大人向けとでもいうか、あんまり好きじゃないなあと。
「上手でしょ上手でしょ、すごいでしょ。完璧出来上がってるの」という感じで、子どもが空想で入り込む余地がないよなあ、大人がファッションとして持ち歩く絵本としては素晴らしいです? まあ、だいたいこのコンペが何を募集しているのかもよう知らないので、そういうおしゃれ絵本の品評会なのかもと思ったり・・・。
と、ふーんと見ていったら、第3コーナーの収蔵品のところがすばらしい。やっと来てよかったと(笑)。ヨゼフ・ラダ(『黒猫ミケシュの冒険』の画家)とかヨゼフ・チャペックこのあたりの1930-40年代とか古いのがたっぷりあってぜんぜん見る価値あり。子どものころの愛読書『長い長いお医者さんのはなし』の原画とか見られてかなり嬉しい♪
あと、一番最後にあったのは、チェコスロヴァキアだった時代に外貨稼ぎのためにポップアップ絵本をがんがん輸出していたそうで、日本語版もいろいろ。ヴェイチェフ・クバシュタというポップアップ絵本の作家名を自分メモ。
目黒美術館でやっている『チェコ絵本とアニメーションの世界 2007/2/10(土) -4/8(日)』とあわせてみるといいかも。
昨日が春節だったんだな、中国のニュースを見るとやっぱり楽しそう。おもちゃいっぱい! 来年はちゃんと計画して行きたいけど・・・だいたい、今頃年度末なので、次期の仕事が取れるかどうか勝負かかっていたりするので難しいっす。
上は「福」が外に出ないようにひっくり返してあるやつ。ダブルハピネス「喜喜」は、あれは結婚寿ようなのかな。春節でもいいのかな。
昨日、お昼過ぎ雨が止んだので公園に駆けていって(子どもか!)、川津桜の咲きぐあいチェック。この写真いままでの鳥ものではベストかも^^;)
で、こっちはシャッターを押したら・・・ジャスト・アウトフレームだった一品。
うーん、なんか切れ方、羽が開いてないところ? 首つりみたいだなあ(笑)。
おまけ、ニナガワっぽい桜・・・?
森美術館の「笑い展」で赤瀬川源平さんと山下裕二さんのトークを聞いてから、久しぶりに日本美術応援団の本を続けて読み直し。やっぱりおもしろい。うーん、京都いいな〜。平等院のサンダーバード見たいなあ・・・
と思い出したのは、そういえば絶版のシリーズ『ポケットに仏像をVol.1』と『ポケットに仏像をVol.2』を手に入れたときに、探し出せなかった『ポケットに平等院』あれがまだだった・・・と。久しぶりにamazonのマーケットプレースをチェックしたら3冊も出てるじゃないですか! すぐポチっとな。ほとんど新品同様、ラッキー♪
おお、飛び出す平等院すごい! 特に中央の阿弥陀如来がライトアップされて、鳳凰堂全体が池に映っている夜景は異次元世界っぽい。うーん、時々は夜間拝観ってやっているのかなあ、見てみた〜い。
最後に一冊『ポケットに黄金』というすごい名前のが残っているんだけど、アマゾンのマーケットプレイスにも出ているんだけど、とんでもないお値段が・・・&写っているのか金印らしいのでさすがにポチっとできず。金印ってあの「ワノナノクニノコクオウ」なのかな、それと何が?・・・どういう内容なのか謎。
春です、ミモザです。これはもちろん花屋さんで買ったんだけど、あちこちのお庭でももう咲いてる! 今年は雪は見ないで終わるのかなあ!?
花屋さんで前のお客さんが、ご主人が亡くなったらしい方と、その成年ぐらいのお子さん二人、寂しそうに菊をいっぱい届けてもらう相談を。あ、私も父の命日だった。もう18年ぐらいも前! ちょっとしょぼん。ちゃんと大人になってからもっといろいろ話たいことあったかもね。
前から欲しかったFRITAGのバッグ、でも今までのトートタイプはすごいでかくてだめだなあと諦めていたら新モデル登場♪、ほら、12インチのパワーブックにぴったり〜♪ あ〜また買っちゃった。
本体はトラックの幌、持ち手は車のシートベルトのリサイクル。すべて一点ものの手作り。長持ちしそうだからと、自分に言い訳。シートベルトは、肩への当たりも手持ちもすごい気持ちいいというのはうれしい発見(別タイプも欲しくなりそうでやう゛ぁい!)。もちろんデジカメバッグにも活躍予定。
全身こういう小僧ファッションが好きだから、いい年して男と間違えられるなり・・・(泣)
FRITAGのニューモデル:F75。
欠点、ちと臭い。ちゃんと嗅いでみてそんなにひどくないのを買ったつもりだけど、やっぱり微妙なガテン臭(汗じゃなく、機械っぽい?車っぽい?)がしますねえ。
んがー! スパイスいろんなの買うのも使うのも好きだけど・・・使い切らないのが溜まって溜まって、と。
毎日タイ料理とか、毎日フランス料理とかねえ、決まった地域の料理を日に3回攻めてったら使い切れるのかなあ。日々ふらふらとあっちこっち浮気して作るからだめなんだよね。というわけで、賞味期限きれをどかっと捨ててみました。40本ぐらいあったかも^^;)
三鷹の公会堂でやる大きな落語の独演会は、毎年、小朝、談誌、小三治。競争厳しくて、なかなか取れない。
前半は、創作もの「Vintage・・・(メモしなかった)」と「晴れの日」。おもしろいかというと、特におもしろくもなく、たとえば狂気や不条理も無く、で泣けるってほどでもなく・・・うーん、「クサイ小芝居」!(一緒に行った友人のことばですが、全面的に賛成^^;)でおわっちまった。
中入り後、秋に真打ちになるという林家きくお(木久蔵の息子だって)の「牛ほめ」と南京玉すだれの芸。お父さんと同じ「ひまわり」系のキャラだ・・・
ラストは小朝で「たちきり」(「たちぎれ線香」)。これは上方落語の大ネタ。わたしは米朝さん系のしか聞いたことないのだけど・・・。で、まあ、工夫としては、遊びが過ぎて蔵に閉じこめられた若旦那側から、恋人に手紙を出そうとしたというのは、納得。いつも「お前の側はなんにもせんのか!ゴラア」というまだろっこしい若旦那なので。番頭さんがえらい優しくて、降るように来ていたお久さん(米朝さんでは「小糸」)から文が80日目で途絶えたので心配になって、100日待たずに若旦那を蔵の座敷牢から出して、さらに、どうなっているか確かめに行かせる、というのはなあ、なんか話の筋がわやわやになってピッとしなくなったような。あくまで筋の通った厳しい番頭で、若旦那はやっと蔵から出られたら、すぐに行く先をごまかして駆けつけるという方がいいな(80日目に死んで100日蔵にいてから駆けつけると、三七日の法事にちょうどいいという筋なはずじゃあ)。
で、一番肝心なのは、供えたお線香がきえて、幽霊お久の三味線がぴたっととまる、そこの落ちの女将の台詞なんだけれど、これを「もう弾きません、線香がたちきれました」にするか「もう弾けません、線香がたちきれました」にするか。
前に誰かの座談で「「弾けません」とすることで、時間(線香を燃やして測る、「お直し」と同じね)で買われる芸者が、時間が切れたらもう終わり、弾きたくても弾けない、という哀れさが出るんだ(と、米朝師匠に教わった・・・)」というのを聞いてとってもとっても納得&感心したので、「たちきれ」聞く度にこの人はどっちでやるかな〜と思ってしまうのだけれど、小朝さんは「弾きません」でしたとさ・・・残念。
去年は「おお、さすが」ともっとおもしろかったんだけどなあ。来年はどうしよう・・・。とはいえ、その後、有線の「落語チャンネル」(というものがある)で、米朝系じゃない上方落語の「たちぎれ線香」聞いたら、小朝のより全然つまんなかった。やっぱり上手いことは上手いか・・・
欠けたお皿が溜まってきた上に、ついにお気に入りのカップを欠いてしまったので一大決心して。
買ってきたのだ。まっぷたつを継ぐとかいうのは無理だと思うけれど、欠けた処ぐらいはなんとかね。
母カエルが習いに行く行くと言っているけど、なかなか都合にあう教室がないとやら。
第一段階の「刻芋(こくそ)付け」というのを、お皿3枚とカップに施したところ。このまま2週間乾燥するべし。最後までうまく行きますように!
シジュウカラちゃん。春めいているので、ピーパーピーパー五月蠅いほど大活躍。今、森で一番元気かも。で、めずらしくピントがしっかりあったのだけれど・・・お尻側でした。モノクロのイメージが強いけど、こうやって見るとけっこう緑がしっかりと、ウグイスよりきれいな鶯色かも。
一応、表も・・・頭が切れちゃったんだけど、ヤラセ餌を拾って、足でしっかり押さえてこつこつカラを取ろうとしているところ。
『とりぱん』キャラとしては、ツグミくん。地味だけどかわいいよ、そんなに間抜けじゃないと思うけど・・・
どう見ても「ガイジン」っぽい!? ワカケホンセイインコ。ネットで調べながらならちゃんと名前が打てるんだけど、どうしてもとっさには言えなくて「ワケワケインコ?」「ホンホンインコ?」「ホンワケインコ?」あそこにいるう!となっちゃうのだ^^;)
1年+αぶりに、ジュリアーノ・カルミニョーラ様ヴェネツィアより御来日! 待ってました!
この為にも某所の有料会員にもなり。東京公演、二日とも行くとも! 目も耳も(?)ハート型にして聞き入る! 1/26と27(27はモーツァルトの誕生日だったのね)に銀座の王子ホールにて。だって、2日間やる曲が違うのだもの・・・
ほんとうはバロックを聞きたかったのだけれど、まあ贅沢はいえず、今回はモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトを。伴奏のフォルテピアノは矢野泰世さん。大学からずーっとイタリアに行ってそのまま向こうでプロとして活躍している人らしい、逆に今回が日本デビューとかで、それを盛り上げるためにカルミニョーラ様が付き添った形かも。腕もなかなかでした、二人の会話するような、いや、合奏の方が会話よりいいよな〜、見事なデュオでうらやまし!
非常に本人もご機嫌で、つややかな上にもつややかな演奏で大満足。クラシックの演奏を語ることばを持たないのがとっても残念だけど、美しく、色っぽく、生気に満ちて、上品に繊細だけど大胆・・・かな〜萌え〜♪
本当は、もうちょっと鼻息(弦や指を滑らせるときの軋り、これはC様はないけど人によってはすごいよね)なんぞ聞こえない数列後ろがベストなんだろうけど、わたしは、ジャズのライブはいつもなるべく最前列で、ミュージシャンどうしの細かい目配せ身振りのやりとりも含めて楽しんでた癖がついているので、大編成でないのであればクラシックでも<なるたけ前>!
臨場感たっぷり♪ C様、身振りも大きくて特に1日目は両足でドシンにバタンだ! フォルテピアノも、2列目で見たときは「あれ、ペダルないんだ」と思ったけれど最前列になったら「おお、膝で押し上げ式ペダル!」と発見もあるし(笑)。
10年ぶり以上ぐらいの知り合いに会場でばったり! おやあまあ、とお互いびっくり〜の。なんともにょもにょもにょと辿っていくと、C様関係者というか招聘関係者にご親戚がいるらしく、休憩時間にお話していたら、そちらの関係者から「あら〜、そんなにお好きなら一緒にヴェネツィアに聴きに行きましょうよ!」と、そんなプライベートツアーも実は組まれているらしく、もしや上流マダムたちの間でC様、バロック界のヨン様状態なのか!?
で、10月にはヴェニス・バロック・オーケストラで来日らしい♪ それまでクレーメルでつないでますから(意味不明)、待ってますから早く来てケロ!
26日
モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ第24番 ハ長調 KV296
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3
モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ 第40番 変ロ長調 KV454
シューベルト: ロンド ロ短調 D895 Op.70
27日
モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ第36番 変ホ長調 KV380
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23
モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ 第23番 ホ短調 KV304
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24「春」
舞い上がっちゃって、アンコール曲目張り出されたとしてもメモし忘れ、残念。だって、さっさとサインもらうのに列に並ばないと・・・ね。
梅にウグイス、と行きたいところだけど、そううまく梅の木にとまってくれない。どちらかというと、梅に来るのはメジロちゃん。
暖冬のせいで、ウグイスももうペア、どこかでさえずったという話もあり、他の鳥もぐぜり、さえずり開始中、エナガなんかすでに巣作り開始! 早!
そうそう西荻古本散歩(食べ物買い散歩じゃないのよ)してて出逢った<建機>、道いっぱい!
なんじゃこりゃ、口を開けたウバザメが近づいて来たみたいだった。
建機の食玩ってその後出ていないのかな、と、ふと思ったり。
清澄白河のヨーガンレールのお店「ババグーリ」であった「石の家」展。前にみつけたインドの瑪瑙の写真集『ババグーリ』、あのお仲間の石たちのひとつひとつのために、17人のアーティストがそれぞれ「家」として容れ物をつくってあげました、という展覧会。
自然素材の鳥の巣みたいなの、陶でぴったりと合わせたケース、石の筋目と木目を合わせた屋久杉の卵みたいなケース・・・・うむう、好み♪
気がついたのが遅かったので、行けたのは会期終了の1日前、ほとんど売り切れてた・・・よかった、あれが選び放題だったらたいへんなことになるとこだった^^;) ネックレスにしてあるのなんか「これは私のためにデザインされているのに、なんで他の人が買っているかな(怒)」と思うほどでしたん。まあ、きれいな石もやっと生で堪能できたし満足。またやったらヤヴァイ!
このあたり不思議建物おおそう。探検したらおもしろそう。
都現美に行くときに通って気になっていた深川江戸資料館もついでに見学。
江戸時代の町並みが再現してあるの、けっこうおもしろかった。落語を聞くときのイメージする助けになる。たとえばこれだったら「火事息子」の若旦那が、藏に目塗りしている番頭を助けに屋根の上をとんとん飛んでくるところ、とか。
この反対側には船宿が2軒並んでて「舟徳」の若旦那は、こういう2階に居候ね。若旦那が漕ぎ出す舟は、公園の手こぎボートの3倍ぐらいあるから、こりゃ素人じゃ扱えないや、とか。
お昼、深川飯(1050円)いちおう試したけど、うーむまじゅい! わたしが作った方がよっぽどまともだと思う。3軒ほどお店あったけど、一番ハズレを引いちゃったのか・・・
もうひとつ西荻もの。これまた前から気になっていた「羊飛び出し注意」の看板。その奥にある「三月の羊」というお店のスポンジケーキ。油脂不使用、ということなので・・・つい誘惑に負けて買っちゃった。
甘さ控えめ、素朴でおいしい。マーマレードをつけて○、ブランデーもかけて◎〜♪
ええとイデミなんたらとか、ジャンポールなんたらとか、芸術的ややっこしいフランス系ケーキももちろんおいしいと思うけど、基本好きなのは素朴系だなあと近頃つくづく自覚・・・今更ながらね。
毎年恒例の某事務所新年会。毎年恒例の足一本分のハム。で、いつももらって帰るホネ。今年は参加者が少なめ・・・あるいは高齢化して、これまでになく肉づきのよいのをいただき〜っと♪
肉部分を削いでから、ノコギリでギコギコして(じゃないと鍋に入らない)出汁をとります。といっても、今年はご時世柄ちょいとノコでギコギコがやりにくかったけど(経験者からいいますと、ホネはがんばれば切れる。しかし、周りの肉と脂がたいへんだと思うよ、ましてや生だったら〜〜〜^^;)
で、数時間にて一晩鍋ごとベランダに出しておくと、脂の層がばっちり固まるのでそれをのければ、濃厚豚骨スープできあがり。冬は脂取りが楽です〜。
自家製柚子胡椒が合うんだな〜〜〜。柚子胡椒どんどん消費中・・・来年は1年分作らねば!たいへん!
西荻の「もぐもぐ」でおいしいソーセージを買ってきたので、次はポトフが楽しみ(もうちょっと寒さが戻ると嬉しい)。しかし、「あっ!ブータンノワールも売ってるぅ♪」と買ってきて、フライパンで焼いたら、中身が膨張してお尻から、ぶりぶりと黒い中身が出てきて・・・あちゃー、非常にえげつないことになってしまって、写真にはとてもできない状態に^^;) いえ、とってもおいしかったんですけど・・・もっと弱い火でじっくりやらないとだめなのかな。
森美術館で5/6まで。
パブリック・プログラムで「日本美術応援団、展覧会を笑う」(赤瀬川源平+山下祐二)というのに参加。お二人の「日本美術応援団」シリーズの本はおもしろいし、山下さんはこの展覧会そのものの企画に加わっているのだからして、と。これは「聞いてから見る」で大正解だった。
1時間半ほどスライドで作品を見せながら、あーだこうだと楽しく・・・内容は「弐代目・青い日記帳 」さんが非常に詳しく載せていらっしゃるので、興味ある方はぜひ・・・で、
トークの後は、今回の展覧会に合わせて作られたオリジナルラベルのカップ酒試飲サービス(さすがに1合ずつではないが!)。しかも、このトークのあった火曜日は、森美が早く閉まる日。それをトークショーに出た40-50人だけのために9時までオープン。展望台ついでのウゾーさんムゾーさんゼロ! 静かに独占! 付け焼き刃だけど知識たっぷり! ちょびっと酒も入ってる、贅沢に楽しめた〜♪
日本美術応援団シリーズや、そのほかの山下さんの本や、そのまたお師匠筋に当たる(?)辻<奇想の>惟雄先生の本で見た作品がいっぱい、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢蘆雪がたっぷり、特に蕭白のけったいな作品がいっぱい^^;) あ〜実物はこれですか!!と。
特にトークでも力の入った2作品、民藝館から借りてきた「つきしま物語絵巻」と新発見の「洛中洛外図」、もうね、どっちもむちゃくちゃヘタ。唖然とするほど。洛中洛外図の石灯籠なんてみんなよたって傾いてて、れろれろで、踊ってるというか、歩き出しそうというか(笑)。人は建物よりでかい、二条城の建物はこんにゃくのようにぐにゃぐにゃ・・・で、非常に一生懸命描いてる^^;) たまりませんな〜。
わざと「そういう人」(アウトサイダーアートとかアールブリュット系)に描かせて尊ぶという流れがあったのだという説がおもしろかった。っていうか、今でもその流れは続いているってこと? 李朝の民画にも吹き出しちゃうようなすごヘタなのが多いけれど、いくら民画だって、ああまでヘンなのはヘン・・・同じ流れかも。
と、ゆっく〜り、じっくり楽しんで、そのまま会場が繋がっている「笑う 現代アートにみる「おかしみ」の事情」の方は、また次回に、日本美術が後期展示替えになってから一緒に見ようっと、くたびれちゃった。会田誠のビン・ラディンでわらかしてもらって帰る。
日本美術の方はもうすっかり話芸として楽しめる解説が確立(?)・・・現代美術の方も、思想的もいいけど、見る喜びとしてだれか愉しめるような解説の話芸を開発して〜!と思ったり。
公園の寒椿。こんな寒くても(暖冬とはいえ)ちゃんと虫が来てるのだ。
んでもって、そろそろお雛様。四半世紀!前に奈良で買った一刀彫。男びなの頭の白いひび割れどうしよう・・・墨?
手前の椿の造花は、東大寺の修二会(お水取り)の時に飾る「のりこぼし」だそうで、奈良セット。いつかねえ、行ってみたいぞ「お水取り」(寒そうだけど)! 「青衣の女人」っていうのを生で聞いてみたい・・・
店先にいろんなお豆が並んでいるのをみたら、無性に煮たくなって(笑)。
北海道の小豆、素材に頼るってことで徳島の和三盆も購入。
お塩を入れたところで、半々にして、半分はアンコに、半分はいとこ煮に。
和三盆、1キロはいらないなあ、と母カエルに半分持って行ったら、
アンコは煮たばっかりだから要らないと、さらに、
「アンコ煮るんなら、これももってきなさい、あれも持ってきなさい」と、
餅でしょ、キナコでしょ、おまけにイクラの醤油漬けに、イカの塩辛に、鯛味噌にええとなんだかんだなんだかんだと、いっぱひ持たされて、お互いに食べなきゃいけないけど食べきれないものを相手に押しつける作戦・・・わたしの負け・・・
ウソはね、あっちにいる、まとめている、どっちにいる・・・と情報のみ。で、お久しぶりに相思鳥。
かわいいし、鳴き声もきれいだし、好きなんですが、でもこれは外来種。いわゆるカゴ抜けの鳥が野生化したもの。まあ、本人に罪を着せてもしょうがない、一生懸命寒い日本で生きている也。
と、さらに喜べない事態が、おお、近くに来たよ、ずっと餌あさっているよ、わーい私のカメラでも写真撮れるよ、と喜んでいたんだけど・・・
この子の付けたお弁当・・・これどう見てもツブ餌じゃ〜・・・誰か観察窓の直ぐ下に、写真撮りやすいように撒いたらしい。やれやれ、外来種の上にやらせ写真となってしまいましたとさ。
ふう、これは日本固有種かな、福寿草。