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ちびっとだけ広くなったホテルの部屋と、近くでたべた朝ご飯のお粥。
なんしろね、最初の夜はツインだけど、ベッドがぴったりくっついているから、寒くなって毛布頼んだら1枚だけ、だいじょうぶ二人でかけられるから^^;)とか、今回は少しベッド間に隙間が・・・
テレビも宙吊りになっているというアクロバティックな空間の使い方、なかなか厳しい。インターネットは1時間40ドルのオプションと思い出すままに・・・・
で、やっと香港島へ渡ります。といっても、地下鉄でひょいなんだけどね。まずは茶道具博物館を目指して香港公演へ。
茶道具博物館は、コロニアルな建物でなかなかすてき。ここで、大事なお皿を購入した。
で、結婚登録所もこの公園にあるらしく、緑と水の豊富な貴重な撮影スポットということで、嫁がいっぱいだあ! 次から継次からやってくる。車の飾り付けもすごいよ、みんなRRだし。
あと、大学の卒業写真とか・・・このあたりはプロのカメラマンなんだけど。
今回私以外に一眼レフ持っているひとを見たのはここだけ、しかも大量に。どうやら香港のカメオタ・スポットでもあるらしい。先生を擁しての撮影会らしきものや、カップルが写しっこしてたり(レフ版まで用意しているけど、服装が普通・・・笑)、あと、巨大バードケージの中には、長玉さんがいっぱいね。
※バードケージはその後、鳥インフルエンザの影響で閉鎖の噂・・・
温室もなかなか。飾り方が参考になるのだ。この水仙の飾り方がまねしたかったわけ。
と、この後、陸羽茶室に向かいま〜す。
さて、話を進めないと一生終わらなそうな香港旅行編。
このへんな写真は・・・そう、陶陶居で食べ過ぎて、お腹が減らないままもう帰りの最終香港行きの列車の時間が近づく。ホテルに荷物を取りに寄らなきゃ、というわけで、また前日のお昼と同じ、台湾系カフェでサンドイッチ。
最初、別のテーブルの女の子が、ビニール手袋してサンドイッチ食べているのを見て、また一人っ子の過保護子ちゃん(陶陶居にもいた)と思ったら、サンドイッチ頼むと、ビニール手袋はデフォルトで付いてきたのでした(笑)。
確かに手は汚れないけど、手がなかで汗ばんで気持ちはよくない・・・
台湾では普及している方式なのであろうか?
ええと、コーヒーとかお茶とか二人で1杯づつ飲んで、サンドイッチひと皿食べて52元也。陶陶居でさんざん食べてビールも飲んで59元と比べると釈然としないものがありますにゃー。ものの値段も2極化しているらしい。店員さんが英語も通じるおしゃれカフェは高級店ってことで。
なんだか帰りの列車は行きより同じ一等でもずいぶん狭苦しく、お昼の残りのおまんじゅうを食べながら夜中帰着。
これまた荷物を預けておいた同じキンバリーロードのホテル。前よりほんのちょっとだけ部屋が広くなってラッキー。
漁師さんと船員さんがまじっている。この前の灯台と組み合わせてこんな遊びしてみたり。
この網がすごいよく出来ているのでお気に入り。
左のおじさんの上げている方の手は、手首から欠けてしまっていたもよう。残念。
左は灯台だか、ブイだかちょっと迷ったけど、入り口が付いているのでたぶん灯台かな。
さて、買った物はこれで最後、最後だったと思う。
お皿です。清の光緒年間もの・・・ええと、公的なところで買ったので、中国政府の輸出OK認定シールもついていたので、これはまあ本物ってことで。
ともかくね、金魚がかわいいからいいわけ。で、まあ、飾るだけですね。
たったひとつの嬉しいこと! iPod発見(笑)・・・ひきつづき壺底・・・
「植田正治 写真の作法」恵比寿の東京都写真美術館で。5日までだったので、終了前日ぎりぎり。詩の朗読会の後ですべりこみでやっと見れた。
岡本太郎の写真展もやっていたけど、端正な植田写真と勢いの(?)太郎写真、なんか一緒に見ると頭グラグラしそうな組み合わせだったので、とりあえず植田展のみを。
あ、けっこう混んでる・・・と思ったけど、入り口付近の渋滞を過ぎれば作品2〜3枚に一人とか、気になるところに戻ったり、あっちがこっちがとゆっくり見られた(展覧会ってこうじゃなくちゃね、とゾーヴァ展に比べて)。
で、写真はおもしろかったな。砂丘の作品しか知らなかったので、カラーのベス単まであったんだとか、ふむふむがいっぱいで見がいのある展覧会だった。
終わったら・・・当然(笑)、ビヤステーションにて。「うーん構成的な写真なあ」と酔っぱらい・・・食べ物を整列させて写真とったりして遊び・・・酔っぱらいなのでもちろんぶれぶれ。
写真集も欲しかったんだけど、ちょっと覗いたエッセイ・写真論集がおもしろそうだったのでそっちを購入。植田先生がズームはいかんよ〜、とおっしゃったので、単純なわたしは次のレンズはズームでなくね、と思っているのであります。
あ〜、ずいぶん前に書きかけだったエントリーでごまかし。昨日iPod nanoちゃんをなくしてしまったのかも・・・(泣)
これは、買ったんじゃなくて「gift」として一緒に入っていたもの。このお店はこれ1組。もうひとつのお店(個人かな〜)は、2セットおまけにいれてくれたの。
ええと、どつぼにはまって、毎日毎日、朝から夜中までお仕事中。うがああああ、というわけで、こんなんでごまかす。
どれもこれも4/1オープンなんだよねえ。あと1ヶ月と1週間半、こんなことやってたら死んじゃう ^^;)
ビューマスターの新品リールできたて(?)、なんと500枚到着!
(久しぶりのビューマスターネタ、なんじゃって言う方は、すいませんが、左のカテゴリーから見てね。)
これ、頼んだのはもう半年前、「ずっと動いてなかったリール製造マシーンを動かすよ、pre-productのご注文は1割引」とアメリカからお知らせ。って、頼んだの去年の8月だ。何回か買い物してて安心してるお店だったし、リールもまだあるからってほっといたら、気が付けばもう半年も。
「どうしたー?」ってメール書いたら、「ごめんごめん、ファーストロットがちょうど入荷し始めたところ、2〜3日で送るから」とすぐお返事が。5日目にはブツが届いた^^;)
英語で「そば屋の出前」ってなんつーの?
このごろ、3D部門をすっかりさぼっているから暖かくなったら復活を。
これで一生分・・・? というかこの先、どんどんフィルムの供給と現像が厳しくなりそうだよねえ、10年たったらどうなっていることやらやら・・・。少なくとも安くはならないな。
これは中華街で買ってきた豚の乾し肉。ちょっとでもおいしさ爆発。
旨味が凝縮の上に、なんだろ、脂部分の食感がちょっとさくさく感があって不思議。
で、いろいろ家でも実験中。塩漬けだけで干してみたり、中国醤油+お酒+ショウガ+五香粉に漬けてから干してみたり。
第一作の塩乾し豚は大成功。塩漬けパンチェッタ風は、以前にとらこさんから教えてもらってずーっと愛用の常備菜なんだけど、干すとおいしさぐぐっとパンチ!
ほんとは、縦にぶら下げた方がよく水気が抜けるはず。干もの乾しの中の段をぶち抜こうかな。
でも、こう生ぬるくなっちゃって、雨までふるともうだめだ・・・今度のシーズンはがんばるぞっと!
あったか〜い♪
野菜の値段がやっと下がって・・・これは、お湯に入れるときに脱走して、流しに落っこちていた食べられぞこないの菜の花ちゃん。ちゃんと咲いた。
日焼けサロン育ちの水仙にも日光浴を。
しかし、空を写したら、ローパスフィルターがゴミだらけだと判明。だめ、ミラー上げてパフパフしてもちゃんと取れない・・・サービスセンターに持ち込まなくっちゃ。うーん、やっぱり自動ゴミ落とし機能は欲しいかも。
阿佐ヶ谷のリボン館という、イベントスペースで詩の朗読会。阿佐ヶ谷在住の谷川俊太郎さんと、今は高円寺から阿佐ヶ谷に移ったらしいねじめ正一さん。
交互に自分の詩の朗読にトークを交えながら、谷川さんは生まれた時からずっと阿佐ヶ谷ということで、特に阿佐ヶ谷の光景を読み込んだ若いときの詩も。大ベテランの谷川さんが終始リードしながら、ちょっとねじめさんをからかって「あなたもずいぶんゆっくり読むようになったねえ。観客の反応を見ながら読むようになったね」などと軽くジャブ入れたり、というやりとりがおもしろい。
ねじめさんもだんだんほぐれて「お母さんになったあっちゃん(詩の題の表記はいいかげんです)」では大熱演。これは特におもしろかった〜。
休憩を挟んで後半は、阿佐ヶ谷の戦前〜ぐらいの昔の写真をトーク。阿佐ヶ谷住宅のあたりが一面畑だったころや、青梅街道を都電の走っていた頃。わたしも育ったのが、荻窪・阿佐ヶ谷の中間ぐらいだったので、懐かしいような風景も。
お二人ともまた朗読会があったら行きたいな・・・でも、おばさん、おばーさんすごかったあ^^;)
オリンパスから出た、ライブビュー(リアルタイム液晶ファインダー(?)付き)のデジタル一眼レフ。
体験会は申し込んだけど抽選で外れ、タッチ&フィールだけ土曜日に新宿のモノリスビルで。
早めにいったせいか、まだカメラの数よりひとの数の方がぜんぜん多くて、わけのわかんないおばちゃん来たよ〜って、二人がかりで説明してくれて「ほーら格子がでますよ〜」って、象印の岩下志摩ちゃま気分でござった^^;)
機能がどうの、写りがどうのっていうと、墓穴掘りまくるので、感想としてはそうだなあとっても楽しいオモチャかも。ローアングルとマクロはとってもすてきだ。欲しいけど、今年はひとつ仕事減っちゃったので、これからご提案なのが取れたらね、買えるかなあ、と^^;)
このシリーズのほかにも、2つ3つ灯台シリーズがカタログにはあったかな。それぞれ名前がついているので、ちゃんと実物のモデルがあるんらしいけど、うちのフランス語辞書では、細かい地名は残念ながら無理。
なかなかよく出来てる。
力いっぱい飲茶して、またまた街歩き・・・この日は24000歩を超えた日。コンパクトな香港のつもりであるいていると、なにしろ大陸の都市は基本的にでかい、歩いても歩いても目的地に付かない、あーんど周りが魅惑的なので、路地にさまよい込んだりぐるぐるぐるぐる。
この日はちょうど土曜日で、下町は歩行者天国(死語?)になってすごいにぎわい、午後になったら自転車だったり、大荷物担いだり、天秤棒だったりいろんな物売りさんも続々と登場。一番上は、ゴマをその場で擂って売っている人。
あ、ぱちもんの映画DVDを荷台にくくりつけた人もいっぱい。ええと3月公開の「ライオンと魔女」はもちろん、どうもその続編の「カスピアン王子の角笛」と「朝びらき丸東の海へ」を見たような気がします。ほかに実写版のナルニアってないものねえ、子役が育っちゃうから一緒に撮影しているのか、それにしてもすごい流出度だなあ!
茶具5元!って、どうみてもこの6人分の茶器セットが5元ってことは、75円!!!でも持てないよ・・・
春節用の赤い下着、イタリア人もお正月に赤い下着だって、中国人とイタリア人の共通点はおしゃべりだけではなかった。
春節といえば、TBくださった「大連ライブドアインターンシップ充電記」さんのこちらの動画をぜひぜひ!(うわ、ごめんリンク直した 2.16)
花火と爆竹がまるで戦場!CNNのイラン戦争よりすごい(?)。何百人死ぬの、政府が禁止にするのという意味をやっと少し理解。土浦花火大会もすごいが、中国はすごい!!
食は広州にありはどこ?と・・・マーケット探索。お米ほとんど「香米」2元って600gで2元かなあ。安い! 肉屋も八百屋も?屋も魅力。生きたニワトリ・・・・見なかったことに、近づかなかったことに・・・
魅惑の乾物屋さん。おじさんたちの乾し肉選びがむちゃくちゃ真剣。アヒルも子豚もみんな開きになって干してある。
ええと、アヒルのくちばしから背骨の「引っこ抜き」とでも、映画の「プレデター」に人間の引っこ抜きがあったような^^;)
靴べらにも使えそうだけど、きっと出汁でもとるのではと・・・
これはなんと見せ物、からくり? 驚異の3Dは、ひとのぞき1元。神秘のチベットとか、猛獣世界とか、20枚ぐらいぱたぱたと出てくる。一番期待した「American Bus Girls 」は、なぜ<風呂bath>じゃなく<バスbus>と思ったら、モーターショーの着衣のコンパニオンのお姉さんでした。まだまだ素朴らしい^^;)
3枚ぐらい見て、隣のモンゴル覗いてた、地元の高校生っぽい少年たちに「これ見ていいよ」って譲ってあげたら、すごい喜んでた。やつらきっと鼻血だして、恥ずかしくて機械から離れられなくなったはず(笑)。
魅惑の荒物屋さん。1000元もあったら店中買えたかも。
なぜ、中国の掃除用具は派手なのだろう。
なぜ、中国の洗濯物(とくにズボン)は横につっぱらかっているのだろう。
なにか特殊なハンガー使用?かと思ったけれど、そうではなく、ハンガーに洗濯ばさみで吊すのではなく、ハンガーそのものをズボンのウエスト部分に突っ込んで、つっぱらからせて干しているもよう。
あーあ、長いエントリー、最後までご精読ありがとうございました。そろそろ香港に戻りたい(笑)。
ささ、やっと広東らしく飲茶。陶陶居酒家は、1800年代にたったらしい老舗中の老舗。すごい混雑、案内のきれいなお姉さんも入り口にいるんだけど、なんかしようっていう気配も感じられず(上階の団体専門か?) なんだかわおんわおんしている1Fの奥の方につっこんでいくと、昔の新宿の東京大飯店3Fが5倍にぎやかになったような騒ぎ。テーブルの間に突っ込んでいって、おばちゃんたちに、この席あいてますか?と身振り手振りであいている席をどうやら確保。
さてさてどういうシステムで食べ物ゲット? お茶は頼めた、伝票をおいていったぞ、と暖かいものを出しているカウンター発見。隣のおじいちゃんたちに、「あそこに伝票もって取りに行けばいいの?」「うんうんそだよ」という感じで・・・以下同じ机のみなさんに「荷物は背中に置かないで、膝に載せておきなさいね」「(店員さんに)この人たちヤップンだから、言葉だめだから、書いてあげて」と、いろいろ助けられ、ふーむ、饅頭もお箸で挟んで食ってるね、なんぞまねしながらめでたく大食♪ どれもなかなかおいしかった。チャーシューパンだけは劇甘注意かな。
ワゴンがあったり(廻ってくるより早く、こっちから行って取り囲む)、お盆で運ばれていくのを奪ったり、ビールも大瓶一本いただき。かなり食べ過ぎ・・・2時間ぐらいかけて3時ぐらいまで食べてたような・・・。「ここは中国だから残してもいいんだよね〜」「この饅頭は包んでもらおう」と。
お勘定頼むころには、もう次に座りたいおじさんのお腹が私の耳のすぐ横に(笑)。
喰って喰って、なんと59元(900円弱)ぐらいだった!! うちたぶん20元ぐらいはビール代じゃないかな。
横の売店部門も大にぎわい(おじさんが春節の子豚丸焼き抱えてでてきたとこだ)、食パンやケーキまで売っていてパン屋機能もあり。上のレストラン用の活魚でいっぱいの水槽がまるで水族館。井の頭公園の水生館よりご立派(笑)。
ずっと水栽培の水仙に挑戦していたのであります。めでたく昨日開花!
うちはお日様がほとんどあたらないので、成長が悪くって。
苦肉の策は、熱帯魚の上に載せてある、植物用の蛍光灯をずりずり横に引っ張り出して球根の上に照射、さらに天ぷらガード(反射が増えるようにくしゃくしゃに)で囲んで、水仙様専用日焼けサロンを作ったらやっと伸び出したのだ。
さらに水仙がどんどん伸びるものだから、照明を傾けたり、足したり・・・こんなことに・・・いい香り!
満開になったらかっこつけていい写真撮ってあげるからね、がんばれ水仙ちゃん。
昨日は、へったくそなウグイスに遭遇・・・今日はまた寒い!
またまた保/火仔飯の写真ですが、どこが違うかというと鍋が違う(笑)。
ほんとにほんとは、韓国の石釜で十分おいしくできるんだけど、やっぱりね、欲しかったのだ。
さっそく買ってきた腸詰めやチャーシューで♪ おいしいよん♪
3000円ぐらいだった、フタが茶色いのと、色のついてないの、両手の、針金のあるなしなどで微妙に値段は違う。
まあね、これは現地値段に比べれば、野菜カッターどころじゃなくって、20倍、30倍かもです。でもほら、割れやすいし、大きいし、などなど自分の買うものにはどうにか正当化をば・・・。
なにしろ「砂鍋」っていうぐらいで、割れやすいらしいの。最初にぜんぶ水に浸してから、ぐつぐつ煮て、そのまま一晩冷ませとものの本に(お店でつけてくれた取説にはおかゆを炊けとあった)。で、ル・クルーゼのコケルちゃんが「わたしはこんなことをするために買われたのか・・・」と泣いているワンショット ^^;)
で、長谷川潔展に行ったのは、ちょうど春節(旧正月)の29日。ね、中華街に廻ればちょうどいいでしょ。夜は予定があるから食材&雑貨などささっと買い込み・・・ちょっと春節も写そうかなあなんて・・・
参ったよ。すごかったですう・・・後で新聞で見たら30万人の人出だったそうで。どんなお店でも行列・・・、そして30万人中の10万人ぐらいが道で立って中華まん喰ってるか、歩いて中華まん喰ってるか、しゃがみこんで中華まん喰ってるか、中華まん買うのに並んでるか!!
中華饅頭テーマパークかここは!!
TVの○○で紹介されました。×××で△△△さんが買いに来たのはうちです。雑誌XXXで紹介されました・・・まんじゅうまんじゅうまんじゅううううううう!
ここ数年で、饅頭売る店だらけになった上に、一個いくら? 500円もするの? ともかく巨大化。
蒸籠屋さんのお兄さんが、「買った饅頭家で蒸したいのに蒸籠が小さすぎる」って言われたらしく「いえ、ほんとうは中華饅頭はあんなに大きくないんですが、ここ数年で巨大化して、もう中国の規格の蒸籠じゃはいらないんですよ」って説明してた。
つうわけで、饅頭と人をかきわけかきわけ、入手できたのは、チャーシューでしょ、腸詰めでしょ、乾し肉でしょ、「干したアヒル、干したアヒル」とうろうろしたんだけど、「あっちの店だ」「こっちの店だ」と言われて・・・見つけられず。
かき分け疲れて・・・んでも「塩水鴨」は発見だ。丸一羽カッチマッタ。ハムユイはどっかにあったのかな、探すの疲れた。
写真どころじゃないのよ、人がどどっと押し寄せてくるのは、獅子舞か竜舞が迫ってくるってことで、買うだけ買って逃げ出した。
それでもついでに見つけたのは、↑これなーんだのかわいいもの。金属心キャッチ。
瓜子鉗・・・ひまわりやカボチャの種を割る専用道具。まあ、中国の人は歯で上手に割るんだけど、ブツとしてかわいい。
あああ、これは、新宿PitInn40周年記念コンサートで仙波師匠が振り回してた「ぺちゃぺちゃガラガラ」そのもの! 160円。ブツだけあったら気が付かなかったけど、子どもが振り回してたので気が付いちゃった。
そうそう、蒸籠の中からお皿持ち上げる専用器具も買った。安くて100円!
香港で買ってきた野菜カッターも見つけた・・・確かにひっくり返るお値段でabout3000円〜〜〜であった。びょえ!10倍ね!!
うーん、水仙も金柑もなく、桃符も対聯もなく、年画もなく、子豚の丸焼きもなく(お店の中に入ればあったのかなあ?)ともかく人、人、人、・・・道のけばい飾り付けのほかに、春節っぽさを見つけたのは、年々有余の2匹の魚型のお菓子、と年餅ぐらいだったか。もうちょっと地元の人が春節祝っている生活感が欲しいぞ、と贅沢を言ってみる。まあ、ともかく混みすぎで見えない・・・
「銅板画家 長谷川潔展 作品のひみつ」@横浜美術館 〜3月26日
いっつも、結局なんの展覧会に行っても言うことは同じになっちゃうんだけど、本物はすごい、生(なま)はいい^^;)
で、もちろん、長谷川潔の美しい銅版画も、このね〜、この細い細い線のするどさとそれが出す柔らかさと、黒の深みは・・・本物を見るしかない!と。ぜんぜんだめじゃん印刷・・・ということに。
なにしろ作品数が多いので(258点かな)いままで見たことのない作品もいっぱい。渡仏前の若いときの木版画、装丁に使われた作品、エリゼー宮の晩餐会のメニュー(だったと思う)、仏訳された「竹取物語」の挿絵まであってたいへん見がいのある展覧会。
なんか初期の女性の顔の線画って、藤田嗣司とか、ジャン・コクトーとか、ピカソの若いときの線と似てるな、と思ったり。
作品数が多いだけでなく、「作品のひみつ」と題についているだけあって、作品のほかに下絵ーー補助線とか入っていて、構図の工夫がわかる(ような気がする)ーーとか、上右の作品のキツネのモデルになった実際のオモチャとか、実物のモチーフが飾られているのがとてもおもしろい。
あと、コレクション展示に、ジョセフ・コーネルの作品(ボックス2つと、コラージュ一つ)もあったのでちょっとうれしい。
時間があればもう一回行きたいところ・・・
さてさて、次の日は、頼りになる香港人なしで広州探検。
香港はあのぎゅっと詰まった都市にガイドブックと情報が山のようなんだけど、広州は古い巨大な都市なのに、どのガイドブックでも、「中国」全体のなかにたったの2見開きか3見開き。極端に情報不足。
繁華街は大きく分けて二つ紹介されているね、ともかく飲茶のできる老舗レストランの陶陶居と翡翠市場があるらという方面にタクシーで。どうやらこっちが東京で言えば上野浅草風の、古くからある下町らしく、ちょっと脇道にはいると、いい味出まくりの迷路がつづく。
↑魔窟っぽくてすてきな家がたくさん・・・いい具合に子どもが出てきてくれたり。
↑豚肉?腸詰め?干してあったり・・・
カラスいないのかな、そういえば見なかった・・・
あれは飽食の国の生き物か?
で、なんかちっちゃな麺屋さんがにぎわっていたのでそこで朝ご飯。
わたしのが牛バラ麺4元に、煮卵1元トッピング。相棒のはワンタン麺。麺の上にワンタンじゃなくて、上から下までぜんぶワンタン。どっちもなかなかおいしかった♪
物価というか貨幣価値、ここの値段から類推すると、1元100円ぐらいの使いでかなあ。とすると、ええとホテルが! たしか580元(二人/一泊)=58000円だよー。えらい立派な高級ホテルだったわけだ、日本でもわたしは5万8千円もするホテルにはよう泊まらん^^;) 日本円に換算すると二人で8700円だったんだけどね。
ちなみに、ボーイさんなかなかグッドルッキング揃えてあった、オカマ走りのベルボーイ君かわいい(笑)。
広東で晩ご飯〜♪って、Fさんが広東在住のお友達に聞いてくれて、いま、一番評判の美味しいお店・・・と、四川料理でした。やっぱり広東の人には、広東料理は珍しくないのね^^;)
すごいにぎわいだったし、おいしかったけど。
ここではじめて白酒飲んだり、水餃子、羊の煮物、豆苗の上にあっさり豚。一番下の銀紙の下は、エビの辛い揚げたのっていうのか油煮っていうのか串にささってます。これおいしかった。
辛めのお豆腐料理とか、上の羊の皮部分アップ(ぷりぷりコラーゲンおいしい)、デザートの果物はサービスだったかな。
不思議お茶は、ええと松の葉っぱの味。うーん、これ伝統的なのか、新作創造ハーブ茶なのか不明。
おしゃれなお店で流行なのは、ブランコ席! しかも唐辛子が巻き付けてあるのがナイス(このお店、インテリアの基本は唐辛子)! お昼の台湾カフェにもブランコ席あったし〜〜〜。
で、だいぶ遅くなってお店空いてきたら、この食べ終わって座っているのに飽きちゃったガキンコちゃんが、わたしの後ろのブランコ揺すって、がんがん当ててきやがんのよ(笑)。ブランコ揺らせないように押さえつけてやったので、反対側に移って向こうのおじさんたちにがんがん始めたところ。
「土菜館」という看板はほかでも見たけど、四川料理ということか?郷土料理とでもいう意味かな?
梅一輪一輪ほどのあたたかさ・・・服部嵐雪(はっとりらんせつ) と、今ググッた。
昨日は、あったか。お昼に井の頭公園。
すっといい香りがしたような。
でも梅もまだまだこれから、水仙も一番陽あたりのいいのだけ。
これかも〜!と、昨日気が付いてしまったあ。
オリンパスから今月でるE-330。
このままNikonについていくのかどうかはず〜っと迷っているところ、ほかのレンズ使えないのがねえ。&どうも軽いものをつくろうという意志が感じられない・・・正統派おじさんのカメラだからなあ・・・
で、これ、どうかなあ!?
なんつっても、デジタル一眼レフ初めて持ったときに、「えっ!なんで液晶見ながら撮影できないの?」と愕然としたわたしはこれを待っていたのかも。
軽いし(D200比)、CFカード使えるし、マウント入れればいろんなレンズ、ゴミ取り機能までついている。
うーん、うーん、うーん!!!
広州ビエンナーレ第2会場へ移動。こっちのタクシーはやられたかも、渋滞もあったけど、そうとう遠回りされた模様。ウェアハウス(倉庫)でやっているというのだけ聞いて、これもなんだか分からずついて行って見たんだけど・・・。
まあ、作品はともかく(笑)、ここ全体がいま開発中の一大ウォーターフロント・プロジェクト。北京近郊で成功しているアーティスト・ビレッジだかアトリエ街だかと同じ資本らしいよ。おしゃれなカフェやアーティスト・イン・レジデンスのための施設、ホテル、ギャラリーなんぞをばんばん工事中。日本だったら、こんな石屋さんががんがんばりばりやっているところに、一般のお客さんあぶないとか入れないと思うけど、そこがおおらか。
で、ここがまあ、珠江沿いでロンドンのドックランドみたいな感じになって、周り全体も地上げされて、おしゃれビルが建ち並んで5年10年もたつとたいへんなことになるのね。
あ〜、しかし川沿いは寒かった。死ぬかと思った^^;)
で、開発されている脇は、これまた渋々でぼろぼろの住宅街。こっちの方がかっこいいけどな。と通りすがりのよそ者は思う。ビル・ゲイツやホリエモンより、荷風おじさんの方が好きだもんな。
さて、都心にもどって夕飯へ〜♪
で、やっとたどり着いた先は、広州美術館。うう寒い!(お昼のあとで、フリース買いました、これで後ほど命拾い)
2年に1回開かれる、現代美術の展覧会。一昨年のはだいぶ評判がよかったらしく、その2回目。相棒とFさんは、アート系の人なので、わたしは、まあおまけで付いてっちゃうかなみたいな・・・
ええとですね、残念ながら、わたしが見ても作品の質がトホホが多く。うーむな感じ。なんだか写真撮りまくりOK状態だったので、作品を写真に撮って遊んでましたん。
もちろん、いくつかはね、いいのがあった(上の写真のが一番いいだろうっていうのは、みんなで一致した。たしかフランス人+中国人のユニット)。あと、もうちょっと機材がよければなあ、とか、安い機材でやるんならそういう工夫すればなんとか、とかね、惜しいのも多かったか。
香港に戻ってから、美術関係の人と会って、広州行ってきたというと、みんなとても意味深な「で、どうだった。どう思ったあ?」という質問が、で、まあ、正直に「卒業制作レベル多し」と答えると、「そうだろ、そうだろ!」といってなんだか裏話・・・(笑)。
さて、広州東駅のかなりワイルドなタクシー乗り場を生き抜き→新しくてきれいで立派なホテルと。
予約は入っているけど、お金は払い込まれていないって、もめもめ&やれやれ。
で、ホテルの前のショッピングセンターのおされカフェっぽいお店、台湾のチェーン店らしい、で急いでお昼。
うーん、四川の麻婆豆腐を台湾経由で、広州で食べてますな。味は・・・マイルド。
アイスティ(?)にコーヒーゼリーが入っていることこが台湾ぽいね。なんかねショップカード作らされて(香港にも支店があるらしく、Fさんが引き受けた)、かわいいウサギマークの壺もらったん^^;)
で、もうお昼だいぶ過ぎちゃって、次にタクシーで向かった先は、とお~っとっと・・・
交差点でちょっと運転が乱暴だったわけ・・・あ、信号待ちの人に近すぎって思ったら、交差点のまんなかでお巡りさんがこっちに来いと手招きを。
運転手さん、言い訳&懇願したけど・・・「○△○▼※××ラ〜、○○+△▼×■ア〜、×△○▼※×○○×ラ〜」ってとっても音楽的な広東語の必死の響きが、いかにも香港映画みたいでおかしかった、意味はわからんが「見逃してよ〜、勘弁してよ〜っ」て言いたいことはとてもよく分かるぞ!・・・で、彼はどっかに連行されて、10車線と10車線がぶっちがっているようなでかい交差点で車のなかに置き去りな私たち、逃げるに逃げられず・・・まいったね。印象的には30分、実際には15分ぐらいで運転手さんが戻されてふたたび、広東美術館に向かう・・・が道に迷う・・・。前途多難、大陸はワイルド。