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●これはうれしい! 「The 枝雀」発売。
CD2席+DVD2席でなんと4席はいって2980円と超お買い得。出た日に、走って買いにいっちゃった。
演目は、これまたCDが「宿替」と「宿屋仇」。DVDが「代書」「寝床」と極めつけ。
40巻揃いの「桂枝雀大全」とは別の公演が収められているのだ。
「代書」はガタロ・バージョンなので少し古めの収録というか、歌舞伎座の追善公演で流されたやつね。
見たことあると思った。
ああ、おもしろかった。やっぱり枝雀さんはすごい。早く「大全」大人買いしたいなあ(大人買いしないと特典DVDがついてこない)。
しかし、2回目見ようと思ったら、うちのDVDプレーヤー故障。何を入れても「このDVDは再生できません」と。うーん、何年目だっけなあ、買い直しつらいなあ。
●談春・志らく 二人会 5月20日@三鷹市芸術文化センター
地元ホールの落語会。立川流のエース(?)二人と前座さん。
ちはやふる・・・らく次
愛宕山・・・志らく
棒だら・・・談春
浜野矩随・・・志らく
よかちょろ・・・談春
志らくは・・・語るに落ちるってやつで^^;) 帰って志ん朝さんの「愛宕山」を聞き直したり。
談春さんの方が、1枚も2枚も上手だけど、田舎侍より、若旦那より、
演じている「俺=談春」の方が表にでてるよなあ。色気はあるんだけどなあ。
立川流、どうしても「俺がやってます。上手な俺様が」感が鼻につく。
家元はそれでもそれを上回る(あるいは拮抗する)芸があるけど・・・というわけで、
なんかいい落語聞きましたっていう爽快感がないのだ。
ま、立川流は当分いいや。まあ家元だけ機会があったらたまに聞こう。
2週間つけ込んだので週末から使用開始。
割ってみると、白身は普通、黄身がちょっと普通よりねっとり。茹でてみるとほんのり塩味。香港で買ったアヒルの卵の塩漬けの黄身はぜんぜん堅くて、塩味も強かったので、まだまだ漬け込んでもいいみたい。
もう4つ使ってしまったので、次をもう仕込みまないとだめだあ。
これはウーウェンさんの本に出ていた、カボチャと合わせた料理。なかなかおいしい♪
ただし、オリジナルのレシピはカボチャの皮は剥いてあったし、白ごまのすりごまなのでもっと見た目きれい。
黒ごましかなかったのと、すり鉢がお隠れ遊ばしているのでこのような・・・。
もう一つは、豚挽肉+豆腐+塩卵白身混ぜる→上に黄身乗せる→蒸す→刻み葱乗せる→スープ+酒+油のソースかけて最後の一蒸し→香菜ちらす。とあっちこっちの本からあわせたアレンジ料理。なかなか本格中華の味がしたんだけど、フォトジェニックでなかったので、今度成功したら写真載せたいということで。
卵茹でて、どのくらいの塩気かなあと味見したときに思いついたのは、もしかして駅やコンビニで売っている、塩味のついたゆで卵ってこれ?
ちょっと調べてみたら、生で塩水に漬けてから茹でるのと、ゆで卵を塩水に漬けるのと二通り出てきた。
中国の屋台で売っているおやつのゆで卵は、こういう塩卵らしいので、そのへんから取り入れたのかな。
ひさしぶりにフェーブ。ちょっと時間稼ぎ(笑)。
これはおまけに入れてくれてあった一袋。このシロクマくんはとてもかわいくてお気に入りだけど・・・あとのは・・・?
半端物セットかな。なんか関連性があるのだろうか。
凱旋門に・・・
道祖神みたいな。
「はんぱもの」を出したからといって、これが手持ちのフェーブの最後ではなく、まだ写真が処理できていないだけだったり・・・する。
で、お腹を空かせてたどり着いた日比谷公園は、アフリカフェスタ2006。天気も最高ですごい混雑。
さっそくビール飲みながら食べ物の列に並んで、う、わたしの数人前で品切れ、並び直し・・・
やっと手に入れたのが、もう忘れちゃった・・・アフリカ風春巻きとアフリカ風肉じゃがとおおざっぱに(笑)。
ビール、もう一本。
カメルーンのブースで、ワンピース3000円。あんまり布がおもしろかったので・・・
うちに帰ってよく見ると、世界婦人デイの柄!!
活躍する職業婦人の姿!?ほかに、政治家とか、婦人警官とか。
だいたいが大使館やNGOの出店なので、まあいわば殿様商売。毎年並んでいるものが同じようで工夫がいまひとつなのが残念。もっとおもしろい雑貨とか台所道具とかぜったいあると思うのだけれどねえ、アフリカ。
銀座から日比谷に抜けようと・・・有楽町の東京フォーラムの脇を通ったらなんやらにぎわって。
ちょうど大江戸骨董市というアンティークマーケットの出る日だったのだ。一応ね、掘り出し物があるといけないのでくまなく廻る。
東京フォーラムのホールでは、会場がでかすぎてがっかりした思い出しかないけど、中庭の空間は、若葉の緑がガラスにきれいに映ってなかなか気持ちのいい空間。
初期古伊万里の蕎麦猪口ふたつほどほしいのあったけどがまんがまんして。日比谷公園へ。
プラド展のあとで銀座に出て、ポーラミュージアムアネックスでやっている田所美恵子さんの針穴写真展。
去年は、パリの風景だったけど、今年は静物、花や野菜が主。17世紀静物画風でプラドのあとでちょうどいいかも。だいぶ大判のフィルム8×10(10×8?)使っているらしい。しっとり撮れていい感じ。
ぜんぜん針穴やってないなあ、見るとやりたくなるんだけど。あのお皿使って、あんなものを載せて、あっちのライト使うとどうなるのだろうとか・・・・部屋片づけないと・・・できない^^;)
去年も田所さんの展覧会を見たあと、この風鈴おじさんを撮っている、デジャブ〜。
サントリー・ウーロン茶、海洋堂の満漢全席どうにかまにあってコンプリート。で、当然ウーロン茶がいっぱい。
中身書いてあるって知らなくて(恥)、余分に買っちゃったのでよけいいっぱい。
でも、もう6曲もiTune Music Storeのダウンロード・クーポンがあたったのだ。めずらしく強運。
どじった分は取り返した気分。
ただし、iPod nanoは当たらなかったけど・・・そこまでの運はなし・・・
矢野さんの、Apple Storeでのライブ2曲もらった♪
今年も懲りずに買ってしまいました。また軸を取るのに1時間がかりだなあ。(1パック200円)
あと、二日で塩卵は完成予定。楽しみ♪
漬け汁は最初より透き通ってきた。一番下の卵にひびが入ってた、ま、大丈夫かな。
わ〜い、魚眼レンズ(高い!)買ったみたいで楽しい。じゃなくってえ・・・
ポルボロンをゲットしたということは、展覧会を完走したということで^^;)
いえ、もちろん、見に行こうと思っていたのだけれど、なんとこの展覧会は、夜間開館がない!という非常に非文化的な、さすが石原都政よなあ。
しょうがなくて、日曜の朝、さすがに朝から入場待ちにはなってなかったけれどしっかり混雑。お目当ての絵にしぼって見ることにして、まずはエル・グレコのコーナーをすり抜けて、奥へ奥へ。
しかし、心がどんどん広くなって、あんな絵も、こんな作家もオッケーが増えてきたんだけど、エル・グレコはまだだめだと気が付いた。
なんかね、すごい昔の少女漫画「マーガレット」とかの巻頭カラーの絵みたい。わたなべまさことか・・・。ちらっとみた最初のイエス様から、目に白ペンキの☆入っていた也!
お目当ては、まず17世紀の静物画、なかでもスペインで「ボゴテン」と呼ばれる、台所関係や食べ物を描いたもの。そして一番見たかったのが大好きなスルバランの静物画、絵はがきの上のもの。「静謐の画家」と呼ばれるスルバランのお宝。これ一枚でも1500円の価値有り!
そしてベラスケスの完璧!とゴヤの「魔女の飛翔」ほか、うーん、混んでいても見る価値はあった。夜間開館さえあればもう一回行くのになあ。
です。
シナモン系、香ばしい系(ちょっとはったい粉っぽい)、ほろほろ度もいいせんいっていてかなりおいしい。しかし、「あのポルボロン」とは違う^^;)
小平の「モンペリエ」というお店の製品。
5つ入って700円(お店のHPでは、10個で650円なので、プラド美術館缶入り代ってことですね)。
オール・バッハ・プログラム
・二つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
・ブランデンブルグ協奏曲 第5番 BWV.1050
休憩
・6声のリチュルカーレ(「音楽の捧げ物」より) BWV.1079
・オーボエとうヴァイオリンのための協奏教 ハ短調 BWV.1060a
・ブランデンブルグ協奏曲 第4番 ト長調 BWV.1049
アンコール・ブランデンブルグの第4番をもう一回。
古楽界の老舗クイケン兄弟の(&娘の)と、すごい期待していったんだけれど、前半はなんだかさっぱりの冴えない演奏。頭から「?」が飛び出すような、ブランデンブルグの5番では、なんかチェンバロばっかりちゃかちゃか五月蠅い!!とまで思ってしまい・・・・ん、なんかお疲れだったのか。
後半は、おお、よかったこれが本当かも。だんだん調子があがって最後のブランデンブルグ4番はすばらしかった。カルミニョーラ様筆頭とするイタリアン・バロックが華麗な金の響きなら、こちらは渋い銀の響き、ぜんぜん違っておもしろい。
うちに帰って、カール・リヒター版のブランデンブルグ聞いてみたら、これまた違う曲なような。と結局ラ・プティット・バンドの良い演奏で全曲聞くべく会場で買わなかったCDをアマゾン注文中、やれやれ、まあ鈴木秀美さん(チェロ)も入っているようなので楽しみに。
ちなみに、カルミニョーラ様は、来年1月、再来日決定したらしくばんざ〜い♪ばんざ〜い♪ばんざ〜い♪
ベランダのレモンに今年も花。また、冬のはげちょろけから復活。がんばれ〜♪
スペインブログや、シチリアブログを見てるともう2ヶ月ぐらい前から花咲いているし、一年中緑だし!うらやましいこと!!
やっと去年なった二つの実、もったいなくて、それに黄色くならないし・・・ずっとくっつけたまんまなんだけど、次の花が咲いたらもういくらなんでも採った方がいいかなあ。
あとベランダは、
なんの心配もないタイムの花や・・・・
(これも咲かせると葉っぱが堅くなるから取った方がいいともいうけど、取りきれない!)
地味地味のセージの花やが咲いていて。
フライパンの中から救出された葱坊主もちゃんと開き。
これは判りにくいかも。世田谷&三鷹に多い、ガクが茶色くてもしゃもしゃしているがヒント。
など。
地元駅前の三鷹市美術ギャラリーで。
「あるサラリーマン・コレクションの軌跡 〜戦後日本美術の場所〜」展の方がぜんぜんおもしろかったなあ。もちろんいくつかいい作品、気になる作家はあったんだけど、なんか低調(あくまでfor meですが・・・)。
なぜだろう、趣味の違いというのが一番大きいとは思うけど、やっぱり「お友達だからもらいました」コレクションと、「わたしはこの作品がすばらしいと思う!思うぞ!決めたぞ!買うぞ!」と身銭を切ったコレクションの温度差ともいい、レベルのそろい方の差であろうかとか・・・考えちゃったり。
ちらし中央が、芸術家とお友達の僕・・・という写真なのが物語っているように、美術コレクション展と言うよりは、大岡信さんの華麗な交友録として見た方がいいのかな。
毎年春の恒例、もう何回目だろ。ここ数年はとらこさんとこに混ぜてもらって座り込み。
最初のうちは、どこで何を買ってきたのか詳細に記録&写真してたけど、もうたいへんアバウト。
その代わり、いろいろ知恵がついて、パクチー(地元の方が安いので買ってく)とか、ライムやレモンももってくとか、食器やナイフなどもおさおさ怠りなくで。
だいたい一皿500円。どこのお店も売れ線のメニューばっかりで、「おお!」っていうのがなくなってきたような。
あと、このプラカップに入ったモチ米300円はちと高いよねえ。白米だけ、昔の駅弁屋さんみたいに下げて売って歩きたいぞ。
トゥクトゥクは高速道路も走行可能で、100万弱。今年も10台ぐらいは売約済み札が貼ってあった。
新しい黒バージョンはちょっとかっこよくて欲しいかも。
ひとつ2500円ぐらいで始まって、だんだん値下がり2000円、最後は「ご相談」の店も!
ピーケーサイアムやアジアスーパーストアの食材売り場はすごい混雑。もちょっと細かいおもしろい料理道具だしてくれればいいのにな。
今年はタイ大使館自ら出店。タイ大使館シェフの味・・・といっても、そうとう辛さ抑えめに。
ステージもずっとにぎわってた。そうとうな人気グループ登場?
今年も料理ミニチュア発見。タイは実はミニチュア王国。
毎年生の花飾りを買ってたんだけど、いつものお店はなかったような。その代わり、先生が実技見せながらのこれもタイ大使館出店だったかな。1万2千円もするすごい作品は生花じゃなくて、布や石鹸でつくってあるの。
300円で買った、なんかの葉っぱでできたオモチャ。今年は最後までいてみた。
お昼にタイフェス会場に入ったとたんに見つけた。上のミニチュア売っていたお店と同じ。うーんB級品特価4000円! すごくかわいいけど・・・。
「あっちこっち部品が外れて取れちゃっているので、ガラスケースの中も、もうひとつ今朝まではなんかあったんです」で、「原価ぎりぎりで4000円です」と。
夕方ね、ミニチュアの守護天使が肩に降りてきて「もう一回行ってご覧」とささやいたので、
はい、2000千円になっておりました♪
うちに帰ってグルーガンで補修。取れてあいてたところも、?を入れたら、どんぶりの柄もぴったりで無問題! かわいい!!
で、会場でみんなに「見て見て〜っ」てしたときに、「これではおばさんの乗るところがないではないか」という疑問の声が。
調べました。
これは東北地方のクイッティオ・ルア(舟のクイッティオ)と呼ばれる?の屋台のカウンターらしい。豚の血の入ったスープの?で、最初、舟で売っていたので、今でも伝統的に舟(ロングボート)のかたちをしたカウンターというか台をお店の前に置いて、そこで材料、調理他・・・というのがあちこち調べた結論。
なので、これは舟ではなくて、舟のかたちをした屋台のミニチュアなので、おばさんは乗らないでもいいのだ。
そういえば、昔バンコクで舟形屋台を見かけて写真に撮った覚えが、と13年も前のアルバム引っ張り出したら確かにそれらしきものがウィークエンドマーケットの写真の中にあった。
ウィークエンドマーケットには、ミニチュア専門店もあるという噂。暑いけど、ちょっとバンコク行きたくなったり。
名前はマイケルだけど、お嬢です。昨日痛飲寸止めにて、頭が少々また〜り。
朝、バッグの中から茹でたトウモロコシが2本登場。そうだ、帰りに飲み屋さんでもらったのであった。
この温度なら大丈夫ね。
!!今週末は、日比谷公園でアフリカンフェスタ2006とお知らせを!!
今回は食べ物のブース多そう。でも雨かなあ・・・
前に某店で食べたすごい美味しい卵、中野の卵専門問屋(それだけで魅力的な響き!)にあるというので、探しに行ったのだけれど、お店をやめちゃったのか、土曜で閉まっていたのか(あいているはずだったんだけど)、それらしきところのシャッターにはなんの店名の表記もなく。寒〜い雨の中野でとほほ。
これでね、Fカメラにいっちゃうと人として問題ありすぎなので、そう、前から食べてみたかった。Kyle's Good Findsへ。アップルソース・スパイス・ケーキと、ブルーベリーマフィン(ラズベリー?)をひとつづつ。
甘すぎないで、しっかりスパイス効いてて、うん、確かに今までに食べたことのあるのと違う。おいしいかも♪
まだ吉祥寺の東急にウィリアムズ・ソノマがはいっていた頃(どんな昔だ!)、そこで見かけたいかにもシェフっぽい、このおっさんおいしいもの作るだろうな〜、というアフロアメリカンらしき男性。うーん、どこのシェフなのか知りたい、と思って、数年して雑誌で見かけ、場所だけは記憶していて、やっとたどり着いたのが今回・・・10年がかりかも^^;)
お店のHP(英語のみだけど)には、ソウルフードのケータリングもやると、興味津々かも。
とりあえず、次はブラウニーとバナナブレッドね。
卵はですね、これがしたかったの。簡易保存食品作るの大好きなわたしにぴったりの本ウーウェンさんの「ゆでておく 漬けておく 揚げておく 炒めておく」(使っている食器も激しく好み)のレシピで塩蛋に。2週間後が楽しみ。
しょうがなくて、今回はヨードランヒカリと普通の卵で。でも、この技があればおいしい卵を1ダース単位でしか売っていなくても、一人で使い切れるはず。
あ〜、ほんとはアヒルの卵がいいのだけど、手にはいるかなあ。
連休最終日、雨。
この展覧会も最終日、さぞや混んでるだろうな〜。でもこれで根津美術館は3年半お休みにはいっちゃうそうだし、行かないと後悔するかもと、朝一で青山へ。
おおお!空いている。藤屏風独占!! 今回の連休で「おばさんは雨に弱い」説を確立した。とはいっても売店のお姉様たちが「嵐の前の静けさね」と話していたのが印象的、連日たぶんものすごい混雑、午後はひどい混雑になったのかも。
お庭がすごいよかった。じっくり一番奥まで入ったのはじめて。そしてこんな燕子花(これ、燕子花?)満開だったの、展覧会に来た人たちの何割が気が付いたのか? お茶室もいっぱいあるのね。
本館はこれから改築ということだけど、青山の一等地でこのお庭、大丈夫かな、これ切り売りして改築費捻出したりしない? 根津ヒルズなんて建てないで欲しいもの。
で、肝心の作品なんですが・・・国宝様なれど、美術の教科書には絶対載っていて、誰でも知っている尾形光琳「燕子花図」屏風なんだけど・・・実物はあんがいがくっと肩すかし。形、配置、構図・・・デザインとしては完璧なんだけど、なんだろディテールがね、特に肝心の花の部分がべとっとしてて濁ったポスターカラーで塗ったみたい。「おおお、すご〜い、こうなっているんだ」という本物を見る喜びがあまりないのであった(期待しすぎた?)
応挙さんの「藤花図」屏風の方がぜんぜんすばらしくて、これはほれぼれ。じっくり、隅々までお見事。
鈴木基一は、たいていいつも好きななんだけれど、今回出ていた「夏秋山水図」は、まるで昨日描いたようにぺかぺか。ちょっとなんだかな〜^^;)と文句が多いが。
なんといっても残念なのは光琳の「烏(からす)図」見損なっちゃいました。前期の展示だったのね。しかもこの後は、シアトルまでいかないと見られないらしい。
これでやっとGWのブログ終わり也。
青山の誘惑的なお店が開く前に、渋谷に悪い気が満ちてくる前に、さっさと田舎にカエルケロ♪
(渋谷駅前で、TUBAKIの試供品二つゲット)
民藝館のあとのお散歩。旧前田侯爵邸へ。
あいかわらず、地元の人だけがのんびりしているGWなのになごみまくってていい感じ。前回来たときと違うのは、正面玄関のそば、あちこちにバラが植えられていること(一週間以上たったから、今頃咲いているかな)。
このバラは、「新・駒場バラ園をつくる会」(駒場バラ会?)が植えたはず、ええとそれは何?というのはこっちのブログ「駒場バラ園さんのバラ達」を見た方がまだ分かるかな・・・
で、室内もざっと見学。
この辺でお腹が空いたので、駒場在住のS姉さんをお呼び立てして、案内をお願いしてご飯。お魚料理が得意の居酒屋ランチ。すごいボリュームでおいしかった。いっつも駒場でお昼を食べるところに困っていたので、これでもう大丈夫!
で、もちろん、駒場バラ園へ。規模縮小しているけど、おばあさんが一人でがんばってやってた♪
わたしがここでバラを買ったのはたぶん10年ぐらい前。レイチェル・バイヤス・リヨンという芳香のあるオレンジのツルバラ。西向きのベランダでがんばって7年ぐらい育てていたんだけど、さすがに根っこが限界、プランターも劣化して壊れてしまったところで、母宅の庭へ強制移植。母のそのころ買ったレディ・ヒリントンも元気ですと、おばあさんに伝えたかったけど、なかなか混雑で長蛇の列(ひとりひとりにとても丁寧に対応しているので)で諦め。
バラもねえ、見れば見るだけ欲しくなるけど、さすがに植える場所が・・・・
近くのおうちに戻ってパイ生地こねていたS姉さまをまたまた呼び出して「お茶がのみた〜い!」と。
ちゃんとおいしいお店に連れて行ってもらって、めずらしくケーキだ、暑かったからアイスティだ。
ル・シャン・ド・ピエール(四谷にもあるらしい)。わたしのケーキだけナイフが付いてきたので「カエルにナイフ」(笑)、他の人のもはぎとって食べ〜る♪
さらにケーキの分、カロリーを消費するために山手通りをとことこお散歩。富ヶ谷まで。
ル・ヴァンでメランジェをゲット。夕方だったけどまだ残っていてよかった〜。
一番好きなパン、冷凍もできる。これと「もか」のコーヒーの組み合わせは最強の朝食!
民藝館の展示で、「このお椀欲し〜い!」「このお皿かわいい〜!」「この部屋の陶器ぜんぶ欲しっ〜欲しっ欲しっ〜〜!」と欲し欲し感が絶頂になったところで、西館では小鹿田(おんた)焼の展示即売会・・・プチ噴火^^;)
だって、いっぱいいっぱいあるのだもの、デパートとかでは売ってないのだもの、民藝館の売店にもいつもはちょっとづつしかないのだもの、などと。
上のは少しこぶりのどんぶり。
小さな片口。富山のお土産にホタルイカの沖漬け(美味♪)をもらったので、立山吟醸を。
この独特のもようはたぶん「とびかんな」という手法なのかと。ロクロ実演は、GWの終わった後の平日だったので見られなかった。残念。
土瓶で〜す。土瓶、急須、ポッドのたぐいは、もう20個ぐらいあるのだけれど・・・・。いつも使っているのは、気に入ってない、しかも、欠けたやつ。で、新しいこれをメインにしようと思いつつ。欠けたやつも捨てる勇気がなかなかでないので・・・。
その後、まだまだ遊んで歩くので送ってもらったら、パッキングが和紙に包まれた真綿!!おひな様みたい、さすが民藝館。
もうひとつ買ったものがあるのだけれど、まだ去就が決まっていないので、未発表(笑)。あるいは全体を写真に撮るだけの引きがない・・・とも言う。
さて、今度は五月晴れのこどもの日。駒場の日本民藝館で友人と現地待ち合わせ。特別展示は、70周年記念で、民藝館創始者のというか民藝運動創始者の柳宗悦さんの集めたものだから、これまたいいのがどっさり。いままで写真でみただけで、なかなか展示の順番が廻ってこなかったのも、ああ、実物はこれなんだととても楽しめた。欲しくなるのがおおいのが困りもの(笑)。李朝の2等身のおじぞうさまみたいな、大仏さまみたいな、かわいい仏様。ぜひうちにお連れしたかったし♪
で、この日に行ったのは
「関連行事」
* 旧柳宗悦邸修復完成記念催事・小鹿田焼の展示即売会
* 日時・5月5日(金)−10日(水)
* 場所・日本民藝館西館(旧柳宗悦邸)
というのがあったから、向かい側のいつも閉まっていた建物は、柳宗悦邸だったのだ!
で、小鹿田(おんた)焼も前から欲しかったわけ。展示会ではいいのはすぐ売れちゃうし。
これが今回だけオープンした西館。この立派な門の後ろにすてきな日本家屋が隠れていた。後ろにちらっと見えるのは東大の先端研と対照的でおもしろい。
で、だめだよな〜と思いつつ、写真撮っていいですかと聞いてみたらなんと「西館はOK」と。残念、それならもっと広角レンズ付けてくるのであった!ともあれパチパチ!
もうぼろぼろだったのを、がんばって修復したのです、ということで、敷いたばかりの青畳のいい匂い。残念ながら家具調度はほとんどなくて、書斎だけ、椅子と机、ソファー、本棚などで当時を再現。ライオン(?)の頭の付いた椅子の向かい側には、どう見ても黒田作でしょう、というすごい立派な書斎机。
とりあえず、昨日まででまた閉じたはず。今後どう公開していくのかはまだ決まっていないと。
買ってしまったものは、また次回・・・
さて、さすがに4時を廻ったのでこれから根津美術館はちと無理。
知り合いから案内をもらっていたSONYビル40周年記念の「レオナルド・ダ・ヴィンチ バーチャル・アトランティコ手稿展」へ。
(みんな40周年、50周年が集中しているのはがつまりそのころ、企業がすごい元気だった時代、ということね)
で、これはええと、ヴァーチャルということばがついているように、このあいだ森美術館でやった「レスター手稿(ゲイツさんのお宝拝見)」展のように本物のダ・ヴィンチさん手書きの実物があるわけではなく、そのかわり、CGを駆使して、ダ・ヴィンチの考えた大砲やら、楽器やら、機械やらを画面上でぐるぐる廻したり、発射したりして遊べるというもの(DVDがもうすぐ日本版発売)。で、展示会場には複製の手稿と、実際に作った機械の模型とかも展示。
と、無料だし、まあまあ楽しい見物でありました。
本日見た展覧会、二つは招待券、二つは無料なり〜。つまりオールタダ(笑)。
幸せな眼福の締めくくりは、お腹の幸せ、煉瓦亭で仔牛のカツレツ&ビール。正しい洋食、おいしいソース♪
次行きます! 雨の中、皇居に沿ってタクシーでワンメーター。これまた笑っちゃうぐらい空いている出光美術館へ。
こちらは開館40周年ということで、またまたお宝を並べてます。なんといっても国宝「伴大納言絵巻」(上巻)を独占してじっくり見られたという贅沢さ。ああ、このおじさんお尻掻いてますね、とか。これはやっぱりゆっくり見ないとつまらない。
牧谿の「叭々鳥(ハハチョウ)図」がよかったなあ、ところで叭々鳥ってなんでしょう?とググったら、八哥鳥(ハッカチョウ)と同じものであるらしく、さらにググったら、
「八哥鳥飛入民宅」というこんなニュースに行き当たり(笑)、いや、話はそれたけど、前に若冲さんの作品でも見たことあるので、日本にいるのかなあ、とちと思ったという話。
お茶道具とか、なんとか切とかいう、草書やぐずぐずのくずし字の古筆はこりゃまだまだ分かりません。でも、年取って心がどんどん広くなっているので、前は、どこがいいのこれ!と思ってたへんてこりんな妖怪付き中国の陶磁器も、こてこて色の古九谷もこのごろぜんぜんオッケー♪ あたし、これももうオッケー♪ どんどんオッケー♪とお笑い鑑賞な一日でもあった。この先どこまで心が広くなるか楽しみ、オール・オッケーでハッピーな老人になれるのかな。
さて、お昼は八重洲のPaulで食べて(最近、東京駅のお昼&おいしいパンは線路を挟んでPaulとヴィロンが張り合っているというなかなか幸せな状況)。ますます雨が激しくなってきたので、これは三の丸尚蔵館はきっとがらがらだぜ、どーせなら行きましょう! ぜひ単眼鏡で覗いてみてほしいので、と皇居にお散歩。
写真は途中にあった不思議公園の噴水。妙に凝った、お金のかかった、なんですかこれは!?!?!。皇太子ご成婚記念の広場らしい。しっかり警護の方が立っているので聞いてみた。
はとバスにでも乗らないとぜったい気が付かないような場所。もうすぐカフェだかレストランがオープンするらしい。
WOW! 三の丸尚蔵館は全体で10人ぐらいしかいなかった、なんて贅沢な♪ 鶴の数を、足など数え直して確認したり。応挙さんとまたじっくり見比べたり。
若冲さんの絵はこてこて〜に隅々まで濃いので、何回みてもおもしろい。一回に長時間は無理かも^^;)
友人が「招待券手に入れたよ!」と誘ってくれた。GWの寒〜い雨の日、これはきっと空いているぞ!とブリヂストン美術館で待ち合わせ。「開館50周年記念の持ってるお宝並べます」という展示なので、ええ、印象派も応挙も現代美術もごっちゃりという。昨日の「新日曜美術館」でも紹介されていて、館長さんが「お好きなのをお楽しみ下さい」と、ある意味ナゲヤリなコメントを^^;)
で、ほんとにガラガラ。平常展と変わらないぐらい、一部屋数人でゆったり。ラッキー♪
フジタは、みんなきっと近美に貸し出しちゃっていてないのかなと思ったら、びっくり3点も。それもかなりいいの。「横たわる女と猫 1932」「猫のいる静物 1939-40」「ドルドーニュの家 1940」となかでも好みの時代の作品が並んでた。
近美で一点に何十人もとりついて、押し合いへし合いして、ただ「見ました」というより、こっちでゆっくり見た方がぜったい○ですよ〜、と小声で。
ほか、すごいよかったのは狩野典信の「墨松墨梅図」(迫力、巧)。中村芳中の「四季花図扇面貼交」(かわいい)。岡鹿之助「雪の発電所」(他の作品も見たい)と覚え書き。
ほか、青木繁「海の幸」とかピカソの「腕を組んで座るサルタンバンク」とか、ブリジストンのこの一品!っていうのももちろん展示。
GW最終日、雨。お昼に公園を通ったら空いていること。
さて、オシドリさんは夫婦仲良しの象徴だけど、まず相手を決めなくちゃいけないわけで、それほどメス不足とも思えないのだけれど、このお嬢さんはなぜかモテモテ。
一生懸命のオスたちは、互いに牽制して、突っつきあいしてメスに近い場所を確保しようとぐるぐ〜る。普段は人の通る広い場所にあんまり出てこないんだけど、もう人なんぞ目に入らない感じで夢中。精一杯ディスプレイ&追っ払いあいしながらぴよぴよ広場を横切っていった。この日は小さなカメラしかなかったのが、とっても残念。
なんか衣装が和風派手なので、平安朝の公達が地味なお姫様を争っているような。
こちらは、バン。橋のそばのカップルは、さすがに雛が孵るまでは少し奥の草のなか目立たない巣だったんだけど、去年に続いて、橋から丸見えの明るいサンルームを造っておひっこし。今回の雛はなんと7羽。しかもまたパンとかジャンクフードで育てているし! パンがないと、橋の下に来て人におねだりするし!!
もう少し野性の残ったカップルは裏の方で子育て、見えた雛は3羽。もう少し大きく育っている。
東博から、都美館にいって「プラド展」をと思ったけれど、さすがにもう午後になってものすごい混雑。最後尾に「入場まで*0分待ち」とかプラカードが、こりゃだめ。プラド展はまだしばらく終わらないのでGW中はあきらめ。
みなさんから情報をいただいた<売店で売っているスペイン直輸入のポルボロン>だけでも買いたかったのだけれど、入り口の売店で聞いてみたら、出口の売店でだけ販売していて、展覧会を通り抜けないとその売店には行け着けないと、これまた諦め(その後いただいた投稿で、すでに売り切れているそうです。また入るかなあ)。
で、アメ横の方に抜けようと思ったら、東照宮の牡丹園で「ぼたん祭り」。ああ、武田百合子の「遊覧日記」(マイ愛読書)に出ているやつね。お風呂屋の絵のような看板がたまりません。入場料は600円、もうあらかた盛りを終わってしまっていたのでちとお高いが20年で100円しか値上げはしてないってことか。三脚構えて写真撮っている(ほんとは三脚禁止ね)おじさんがパンチパーマなところが上野っぽい。でも「遊覧日記」に出ていた樹齢350年の<獅子頭>ってなかったような、あったのかなあ。
牡丹に添えてあちこちに俳句が飾ってあり、奉納俳句を書いて貼ってもらえるコーナーもあり。かりそめにも俳句に手を出している身としては、ほんとはここで一句詠んで奉納しないといけないところ、らしい。
↑目に青葉、初鰹。
この日はだいぶ気温があがって、アメ横のマグロもぐったり〜。どうみてもまずそう。売ってるおじさんもいつもの活きのよさはなし。GWはアメ横穴場かもしれない、すごい空いてた。
で。アメ横センターの地下の中華食材屋さんで仕入れてきた腸詰め。台所に吊してにっこり^^;)
まーったく、近所のどんな肉屋でもハムやらソーセージやら、おいしいのからまずいのから、なんだかドイツめかしたありとあらゆるの売っているのに、中華の腸詰めの売っていないったらねえ。生ハムだって、スペインだイタリアだはいっぱい売っているけど、雲南ハムだ金華ハムだってそこらにないじゃん、日本偏ってる^^;)
東京国立博物館で5/7まで。もう終わりそうだし、すごい混んでそうだし! 連休初日早起きして朝一番で乗り込む。ついでに、年間パスポートもゲット。なにしろ秋から値上がりなので、企画展に6回入れて(普通一般1300円とかするからね!)通常展入り放題3000円は貴重。
で、混み具合はまあまあ。出てくる頃にはすごくなってたけど、押し合いへし合いまではいかず、ひとつのお宝に3〜4人かな。第2部になるとどちらかというとかなりゆったり鑑賞。なんで同じだけ入っていって2部になるとがらっと空くのかな?高速道路の渋滞の先頭なにやっとる〜?と同じでいつも疑問。
天台宗1200年のお宝がごーっそり。たいへん見甲斐のある展覧会。しかし、わたしの仏教に関する知識がとてもトホホなので、それこそ馬に念仏状態^^;)
なにしろ最澄について知っているのは、司馬遼太郎の「空海の風景」で、空海のライバルとして描かれている、ふたりの関係がとってもおもしろかったこと(現在読み直し中)。空海に対して、密教のお経を貸して欲しいとか、弟子に灌頂して欲しいとか、ふたりの決別前(というか、のちのちの決別の原因となったような)の最澄手紙(写し)が展示されていて、「おお、これかあ」とたいへん興味深かったり(日本語なのにほとんど読めませんが・・・)。
仏像になかなかすごい(慶派のとか)のがいろいろ。一番気に入ったのは、岐阜横藏寺の大日如来座像で、品があって繊細かつ知的で美しい、ムイビエン♪ 京都の即成院の二十五菩薩座像は、すごく楽しげに楽を奏している姿。25のうち3つだけしか来ていなかったのが残念。全員揃っているところがぜひ見たい。
口からぽぽぽっと仏像を吐いている空也上人立像は、残念ながら東京では展示がなかったらしく、カタログに写真のみ。
こわ〜い地獄絵をじっくり見た後に、すごい笑かせてくれるのが「是害房絵巻」。中国の天狗の親方が悪さをしようと日本に来て、高僧に逆に打ち据えられて、日本の天狗が担架に乗せて運んで、温泉に入れてあげて、治して帰してあげましたとさ、という物語がとっても漫画ちっくな絵で。西の落語で、天狗を焼き鳥にして売ったら儲かるだろうと、捕りにいく話があったけど、こんな間抜けな天狗なら捕まえられるかも。
お土産は、比叡山延暦寺謹製(?)のお香とカタログ。
一人キャンペーン実施中;
展覧会にリュックを背負って入るのはやめましょう!
ばんばん当てられてすごい迷惑。
満員電車でも迷惑だけど、展覧会は各自動き回るのでよけい迷惑。
無料のロッカーたくさんあるんだから!!
GW前半、お散歩お散歩。神代植物園へ。いつもとちょっと道を変えようと思ったら、迷ってぐるぐる、よけい歩けた(疲)。調布深大寺近くは、まだまだ畑も竹林も多く、あああ、こんなにタケノコ生やしっぱなしでもったいない、とか、おおすごい豪農、とかそれはそれで楽しく。
植物園にいつもの通り裏から近づくとすごい混雑、すでにそば屋は外まで列が。
バラはつぼみだけど、おばさんおじさんは満開。
しかし、ツツジっていうのはなかなかすてきな絵にならない。
花の近くいる人はみんな携帯でぱちり。日本人って、世界で一番カメラ好きかもねえ、と。
遺伝子操作の香りがする? 植えときゃどんどん咲く手間いらずってやつかな。こういうの嫌い。
こんなの住宅展示場に植えておけばいいので、なにも植物園でひろびろと植えて見せなくてもいいような。
といっても、園芸植物っていうのはおおかれ少なかれどれも人工的なものではあるが。
「子どもの日」らしく、鯉の写真でも・・・って、この鯉が泳いでいたのは多摩川ならぬTAMAGAWA。
さつき杯。近所の飲み屋仲間が、この道30年の師匠と一緒にはじめての競艇に行くというので、おまけで連れてってもらった。多摩川競艇、じつはけっこう家から近いのよね。
もっと怖いところかと思ってたけど、天気のいいGWの中日、小さい子を連れた親子づれもいるし、それほど悪所っぽくもなく、なかなか楽しい。とはいえ、キャラ濃い浅草っぽいおじさんが多いのは確か。ほんとはおじさんの手や顔を写して歩きたいぐらい。
ボート、けっこうかっこいいぞ。一緒にいったニコンD2Xの快調な連写音を横に聞きながら、ひっしで指でぺけぺけシャッターを切るわたし、とほほ。CFカードの書き込みの遅さもあって3枚も撮るとしばらくお腹いっぱいで入りませんのさ、D70。
で、ビギナーズラックで一稼ぎしたかったんだけど、結果は坊主。残念! 初パチンコ200円が2分で2万。初競馬で1000円が3万円という、ビギナーズラック伝説が崩れた。がくっ(泣)。運を信じてけっこうぶっこんじゃったよ。(朝でるときに靴に鳥のウンこついてたし、途中でBIGなキットカットも買ったし、なのになあ)
競馬場は、柵外のお馬さん側には、プロがでかい大砲みたいなカメラでいっぱい。柵のこっち側にも大小大砲レンズつけたアマもいっぱいでびっくりしたんだけど、競艇場にはほとんどカメラっていう人はいないのね。かっこいい被写体なのにな。最後の優勝戦は素人なりにも、なんかみんな上手にいいレースに見えたりして、「捲り」Tシャツとか「差し」Tシャツとか買ってくればよかったん。
で、二次会には再び末広町の雲南料理「過橋米線」へ。この間のはスペシャル予約&打ち合わせ付き宴会料理だったので、普通にいったらどんなもんかな〜っと。ここでふたり加わって大人13人。「二次会だからあんまり食べられませんから」と、うそ、すごい食べた&飲んだ^^;)
上の写真は豚肉の芭蕉の葉包み蒸し。唐辛子味噌で食べる、これ今回のお気に入り。
くるくる巻の千張肉は、前から予約しないとさすがに無理、ということで角煮に、わがままお願いしてスー菜をつけてもらって偲ぶ。もちろんご飯にのっけて「雲南丼2」。
雲南ハムのチャーハンがおいしいのをちょっと分けてもらって、白ご飯に載せたら、ご飯onご飯の乙女丼!?で非難ごうごう(笑)。
この間の宴会は辛いものはなかったのだけど、今回は炸裂! これお奨めされた牛肉の辛い煮物。ラ〜でマ〜。しかも、辛いの大好きな誰かさんが、2つ頼んだうちの片っ方を倍辛くお願い。話はそれで終わらないで、その辛い方を「ちっとも辛くない」といったものだから、・・・・・ しばらくしたら、「厨師が悔しいと、これを食べて欲しいと、サービスです」ものすごいのが!赤黒いのが!登場。一口で味蕾が腫れあがった、辛いより「痛い」・・・ほとんど全員限界を超えたと思うんだけど、でもアラマタ夫婦はぜんぜん大丈夫だって、不思議不思議。
というようなことで、もちろん、火鍋、米線も入れて、ひと皿298円のおつまみからいっぱい食べて、焼酎3本、紹興酒1本ほか飲んで一人3千円ちょっと超えたぐらい。うわっ安!!
酔っぱらうと、いつも写真を撮る帰り道の花壇・・・
皇居から千代田線で明治神宮前へ。原宿の大阪寿司の店「八竹」で仕入れたのは、前からお花見で食べてみたかった「黄身寿司」あと、穴子の上巻。どっちも旨かった♪
八竹は前はお店で食べられたのだけれど、いつのまにかテイクアウト専門に。残念。で、お寿司を持って行ったのは新宿御苑、最後の八重桜見の宴会。去年よりはだいぶ花が残っていて、というかピンクの絨毯のような落花が見事。
寿司から南インド料理までの豪華な宴。かつ途中から雨、とっても雨!で、屋根のある休憩所に逃げ込んで閉園まで続行せり。
花鳥―愛でる心、彩る技@三の丸尚蔵館の第2期が29日から。で、さっそく初日にダッシュ。
(写真は大手門左ての白鳥さん、卵が二つ見えます、と思います)
またまたすばらしい6枚の若冲。今回は「雪中鴛鴦図」が白眉かな。
ええと、これは以前に撮った井の頭公園のオシドリの写真。オシドリは夫婦仲良しの象徴なので、わたしの写真もだけど、たいてい絵に描かれる場合もペアが多い。っていうか、実際(春は)ペアでいるの。ところが若冲さんの描く場合は他の絵でも、雄は岩の上でいぱってて、雌は水中に潜っていてお尻だけとかのパターンが多い・・・若冲(一生独身)の女嫌いの表れという説もあり(笑)。
ただね、オシドリは公園にいっぱいいるので、わたしはけっこう見ていると思うのですが、この絵みたいに水に突っ込んでいるのは一回も見たことないです。あまり潜る鳥ではないと思うのだが。若冲さん女嫌いだから思わず雌を水に突っ込んでしまったのであろうか。
しかし、この絵の雪の表現はすごいよ!
その他、ひょうきん顔の6羽の鶴群像。応挙やほかの2人の画家の鶴の絵も一緒に展示しているので表現を比べてみるとすごいおもしろい。
巨大な菊の花が、まるでふぐ刺しのような(透明感あまりに出すぎか?!)「菊花流水図」。
濃い色の棕櫚のせいか田中一村っぽくもある迫力の「棕櫚雄鶏図」。
幻想的でこっちの透け方はすごいきれいな夜の梅、シベが細かいぞ!の「梅花皓月図」。
ふう、すばらしい。次も愉しみ・・・というか、3日後にもう一回行きました。まだまだ見たかったし、友人にぜひ単眼鏡で覗かせたかったので。無料はいいなあ。
で、初日も空いていたけれど、氷雨のような2回目はさらに空いて、部屋にはなんと10〜20人ぐらいしかいなかった。またじっくりと独占!なんて贅沢な♪
この夏、東博でやる「プライスコレクション 若冲と江戸絵画」公式ブログ。愛知博のようにあと何日と盛り上げながら、一日一点プライス氏本人が紹介してる。あんまり混んでもいやだなあと思いつつ毎日楽しみに。
過橋米線でいただいた「雲南丼=悪代官の愉しみ」というのは、まあ勝手な命名で、千張肉とスー菜(でいいんだっけ?)を白いご飯に乗っけたのがあんまり美味しくて忘れがたく^^;)
家でチャーシューと高菜炒めをご飯に乗せてみた。味はかなりとおいいけれど、おいしいことはおいしいので、雲北丼とでも。