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月一回銀座で恒例の会議。終わって東京駅近くの立ち飲み屋へ。「二度漬け厳禁」の串揚げ(紅ショウガ串揚げお気に入り)でビール&焼酎。平均年齢の高い集団は、結局なんだか立ち飲みでは落ち着かないし、飲み足りないぞ・・・と同じビルの焼酎いっぱいのお店へずるずると移動。
給料日&金曜日、お店はいっぱい。席が空くのを待っている間、前の廊下で「子鹿」の水割りをお振る舞いいただける。
で、やっと机と椅子確保、写真はキビナゴの刺身。村尾、魔王、森伊蔵の3M(3大幻の焼酎)があるんだと! へへへ、酔った勢いで。もちろん一人で一杯ずつ3種類じゃないです、みんなで廻して味見したんだけどね。
村尾は飲んだのはじめてだったかも、森伊蔵はねえ、1回と1本飲んだことあるけど、うーん、うーん、違うような気がしたけど、どうなんろう。お久しぶりなので忘れたか。ともかくこの日は魔王が一番おいしかった。
でも、おいしいっていっても、これも売ってないのよね、手に入れるにはプレミア付きなのよね。ちぇっ!
で、地元まで戻って来て、ベルギービール1杯。典型的飲み過ぎコース。
あ〜、ピンクの象のタオル欲しい! マスターに私の分も一緒に頼んでけろ〜、仕入れてけろ〜!と強要したような記憶がかすかに。つうか、いつも欲しいのはこれのグラスなのよね。一般ピープルにも分けてくれるものであろうか?
ん、グラスもタオルも売っているネットショップ発見。でも売り切れ。
会議の後で、一緒に飲んだKさん、酒の上で「京博の若冲展のカタログ譲ってあげる」って言ったの覚えているかな。覚えているといいな。
香港で買ってきた中華包丁にやっと収まりどころがみつかった。
大昔にウィリアムズ・ソノマで買った、ベーグル・カッターというか、ベーグルを均等にカットするための台?
これね、ぜんぜん役にたたなかったの。お店によってベーグルの大きさぜんぜん違うので、入らなかったり、がばがばで安定しなかったり・・・それに結局わたしはベーグルがそんなに好きではなく・・・(爆)
そのまま食器棚の中で腐りもせずにン10年、やっとお役に立つ日が来ました。
ま、いつか、香港か台湾か、中華包丁も差せるような包丁差しを入手したいと。
岡山のお土産にもらった「きびだんご」。あれ、このパッケージは五味太郎さんだ!
「名物」だから、元祖、家元、宗家・・・すごいいろいろお店はあると思うのだけど、なにしろこのパッケージで圧倒的に売れているんだって。これは元祖を名乗る廣栄堂のもの。そりゃ、うん、並んでたらこれがかわいい。子どもだってぜったい喜ぶ。
タコの絵がついているこのパッケージは、伊豆大島の海の塩だったかで味つけたバージョン。塩大福(の皮だけ)みたいな感じでなかなか美味でもあり。
五味太郎さん、ええと外見的には宇崎竜童タイプ、で、なかなかね、頭の中身のすっきりしゃっきりさっぱりしたいい男♪ すごい昔、某授業で生でお話を聞いたことがあってとってもファンだったり。その時、授業をしてくれた先生方の中でも圧倒的人気で、卒業パーティでみんなが五味さんに群がる群がる。「おまえらもミーハーだなあ」と笑われながらサインいただいたけど、はて、あのサインはどこいったかな?
というのは、うん、下の『マリー・クレール(知)』の頃だったかもと思い出したり・・・。
地元の文化的飲み屋さん「文鳥舎」のイベント。海野弘さんの選んだ100冊の本+エッセイ集『海野弘 本を旅する』の刊行記念で、取り上げられた本の実物を展示(展示は〜6/30)と、トークライブ。
海野弘さん、この本までは表に顔を出さないで通してきたのだけれど、ご覧の通り! ついにこの本でお姿が(中にはどーんと顔写真も)。で、という本を出すにいたった心境の変化などについてお話。本をまとめた編集者のナンダロウさんがインタビューに入って、海野さんが雑誌『太陽』のおっとりした編集長だった頃のお話などをとてもおもしろく。
なにしろこんなに、あるいはもっと著書がありフィールドがむちゃくちゃ広いので、わたしの読んだのもほんの一部だなあ。お話の後で、何人かサインを『本を旅する』とは別に、ぜひこれに!というのも差し出したのだけれど、みんなそれぞれ別々ばらばらなのがおかしかった。わたしは『プルーストの部屋』にお願いを。なつかしい愛読書(『マリ・クレール』連載時代からの・・・あのころのマリクレは『マリ・クレール(知)』とでも呼ぶべき、今とはまったく別物のおもしろい雑誌だったのだ)であり、プルーストに導いてくれた本だからして。
わたしにとっての「よい本」のひとつの条件は、どんどん別の本、別の世界に導いていって呉れること。紹介されている本や人、事物をどんどん調べて追ってみたくなるような本、ということでは海野さんの本はいつもおもしろい。
文鳥舎さんは7月から「寺子屋」としていろいろなおもしろそうな連続講座を開始。海野さんのもあるのだけれど、時間がねえ・・・うむ、どうしよう。
新しいお道具。「くるくる結束器、巻えもん」東急ハンズで798円。
けっこう前だけど、「先見日記」の赤瀬川源平さんの回を読んでいてとても気になった道具。
・・・ 何とも知れぬ工具をぽんと置いていった。ナイフくらいの大きさで、途中から75度くらいで折れ曲がっていて、そこがくるくる回る。その先が尖って、しかもくいっと90度凶悪に曲がっている。どうする道具だか、ぜんぜんわからない。たしかケッソクするための昔からの道具だといっていた。漢字では結束と書くのか、わからないが、秋野さんがお手本にそれを使って針金を締め上げると、あっという間にぎちぎちに締め固められる。ぼくもやってみてはじめは要領がわからなかったが、10回ぐらいやるうちコツをつかんだ。ペンチよりよほど楽で、ほとんど力が要らない。その昔誰が考えたのか、現場ならではのアイデアだ。秋野さんはこういう古い道具が好きでよく集めていて、それを使っては楽しんでいる。
ん〜、気になる。新聞や雑誌を束ねるのにも使えるのかな。今でも売っているのかな? で、「くるくる」と「結束」をキーワードにしてすぐに見つけたのがこれ。メモだけしておいてやっと買ってきたのだ。
あらら、不思議、確かに簡単、ぐるぐる廻してねじくれができただけなのにほどけない。持ち上げても大丈夫だあ、いいかも! そして、くるくる〜はけっこう楽しい。
たったひとつ気に入らないのは、パッケージに書いてある「女性やお年寄りでもカンタン!」のコピー。
新聞・雑誌がうまく縛れないのは、性別や年齢より、器用かどうかとか、コツ知っているかとかそういう問題でしょ。「女年寄り」とか「女子ども」とか安易に一緒くたにして馬鹿にするコピーって買う気なくすよな〜。売りたい相手でしょ、もうちょっと気を遣えばいいのにね。
下のベランダの写真で、お酒を乗っけている椅子全景(ちょっとかけてるけど)。これだと普通の大きさに見えちゃうかな。座る面の高さが普通の椅子の半分ほど。アジアの小さなしゃがみ椅子であります。
GWに日本民藝館に行ったときに買ったもの。
入荷したのは、たぶん半年前ぐらいから気が付いていて、惚れてたんだけど「でも椅子だし」と自分を押さえて・・・。この時は売店で椅子が見あたらなくなっていたので「お、売り切れたんだ、よかった」と安心したのもつかの間。
大きな机の上のインドとかの布の山を「あ、これステキ、これもステキ」とほっくり返し、めくりめくりしてたら、下から台になっていたこの椅子を発掘してしまい、聞いたらこれが最後のひとつだというので思わずゲット♪
この後、西館に廻って食器お買いあげ、「本館で椅子を買って配送お願いしてあるので、それと一緒に送って下さい」と言ったら、「あ〜、あの椅子ですね」と・・・^^;)
中国の張家界(桂林とかあるところらしい)の少数民族の椅子だそうです。とっても軽いし、かわいいのだ。
上で花を生けてあるジョッキは、なんとカエルの両親がご成婚前に民藝館でデートしたときに買ったというわが家の伝来の品・・・ということで民藝館をん十年隔てて重ねてみた。
「フィンランドのアラビア窯」庭園美術館で〜6/18。
この間ついに買ってしまったブラック・パラティッシュは、このアラビア社の食器(ちなみに、「パラティッシュ」は「天国」という意味とこの展覧会で覚えた。生命の樹かなんかかな、とは思っていたのだけれど)。
かなりひどい雨の日にいったので、おばさんは少なかったものの、デートと女子大生のグループでやけに混雑。どっかの女子大でレポートの宿題でも出たのかな。なんだかざわざわしていて、あんまりよく見る気持ちにならなかった・・・けど・・・
創業時1870年代のいかにも古典的、装飾的なものから、ず〜〜〜っと変遷。1950、60年代ぐらいになると、いかにも北欧のモダン・デザイン。ところどころに妙に土俗的なのが噴出しつつ。
やっぱり、今のすっきりデザインになったのは、アールデコのステップがあったからなのかな、とか思ったり。
で、すごい気に入ってしまった。今までぜんぜん見たことがなかったこれ。
ライス・ポーセリンのシリーズ。中国の蛍手の技法から発展させたということで、うちにあった安物の蛍手のレンゲ乗せてみました。
正しく覚えていれば、中国の蛍手は、お米粒を埋め込んで焼く、お米粒焼けてなくなる、穴があく、もう一回上薬をかけて焼く、のはず。だから穴はまちまち(それがかわいいけど)お米のかっこう。で、このアラビアのは、ナイフで削って穴を開けたそうで、工房の中でも特別手先の器用な職人を集めたチームで製造というような説明が。このまん丸い穴は真珠シリーズで、ほかにも、花っぽいのシダの葉っぱぽいの、とてもステキ♪
で、
うん、
すごい、
ステキ♪
そんで、
あれ、
なんで、
もう、
うちに、
こんなものが、
あるのかな〜
???
っと。
うん、きれい^^;)
しかし、ヤフオクでアラビア検索すると、ブラック・パラティッシュすごい値段で売っていてびっくりよ。
廃版とはいえ、まだまだちょっと探せば定価や安めに手にはいるのにね。それで「転売目的での大量注文お断り」と注意があったりするのだな。
ほんとにみんな、あんなぼったくり〜ののお値段で買っているのであろうか!?
ご近所武蔵野公会堂小ホールで6/12。
昔昔の94年、ヤン・ガルバレクとの競演「オフィチウム」(アマゾン・リンク)で大ヒットを飛ばした男声アンサンブル。ご多分に漏れず私も買いました。
あの美しいハーモニーを生ね♪ これは聞いてみたい。
世界最高の古楽合唱団!中世聖歌(復活の)パイオニア!が売りなんだけれど、実は現代音楽も活動の半分だったのだ。とぜんぜん、勉強しないでいったので、美しい宗教曲と現代音楽と両方なのでちとびっくりしつつ(やっぱり古楽の方が好きではある)、何回か至福の美しさ。カウンター・テナーが特にすごかった!!
アンコールは日本語で『荒城の月』ともう一曲。『荒城の月』こんなに美しい曲でありましたか!?
これまた内容と関係なく、見た目・・・失礼ながら、ひじょーにあか抜けない、イギリスの地方都市のパブにいそうなおじさんたち。よく見ると、ジャケットお揃いだし、シャツだって二人ずつ色揃えているのだけれど、なぜあんなにあか抜けない^^;) というわけで、目をつぶって頭の中で『バラの名前』の修道士たちのような衣装に変換するとさらに至福。といっても確かに、映画の『バラの名前』でも、その他大勢の修道士はワイルドなの、普通なの、ださいのを集めてリアルであったような。修道士って別に美しいものじゃないよな。
しかし、人の声だけっていうのは、感動もすごくすごくするのだけれど、聞き続けているとなぜか飽きるのも早いような。ヒリヤードにしても、ボビー・マクファーリンにしても、「on the street corner」にしても、と組み合わせむちゃくちゃだけど(笑)・・・
狭いながらも、部屋の中よりは風が通ってきもちよく。1年のうちでも初夏と秋のほんのちょっとだけは、ベランダで読書(あるいは飲酒・・・)。
マンションの大規模修繕がひたひたと迫りつつあり。やばいです。ベランダの物、ぜーんぶ片づけないといけないのかな、いけないんだよね、やっぱり・・・
ゴーヤちゃんとバジルちゃん。私の手は(そんなに)ぶれてないので、ぶれているのは風のせい。
久しぶりにすてきな解体現場。大きさほどよし(笑)、梅雨なのもよし。
解体現場評論家を名乗ろうかな^^;)
日曜日に中央線から、すごいどきどきするような大きな木造民家の解体現場発見。
うーん、帰りに雨が止んでたら、あっちの駅から歩いて○分・・・と計算していたんだけど、
残念ながらざーざー降り続きであきらめ。
木造民家は、大きくても崩しやすいから、あっというまに工事が終わってしまうのだ。
カルティエ展が3時で時間切れになってしまったのは、館についたらちょうどこんな公開講座があったから。
装飾について4回連続の皮切り、『ケルト装飾的思考』の鶴岡真弓先生のお話を2時間聞けて400円、安!!!(4回連続券なら1000円ともう激安!だったけど通うにはちととおいいぞ・・・しかし、このチラシの装飾はちとブーイング)。
2時間のお話を2行で言えば、装飾とは、けっして単なる表面の飾りではなく、有限の命に気が付いた生き物としての人間の希望、つなげていくことへの望みを表す行為であって、人としての本質的な営みで・・・てなことでいいかなあ。
おもしろかったし、鶴岡先生の著作ほか、詠むべき本のリストがまた増える結果になり・・・。すでに何冊かためたけどいつ読むんだ>自分。
で、内容とは関係ないけど、鶴岡先生、知的なおでこ(自分にないものはすてき!)のあでやか(これもないな!)な美女也。いい女っ振りは、先日なくなってしまった米原万里さんに似たタイプかな。
東京都現代美術館で7月2日まで。ちょうど2種類ちらしがあったけど、なんといっても、どの作品もデカイ!が印象的な(笑)。
「大岡信」や「武満徹」の現代美術が、20世紀なかば頃の見本だったら、カルティエは現代進行形21世紀の始まりかな。
で、まあ、去年あった横浜トリエンナーレは、同じ現在進行形でも、いろいろあって「あわてた」感いっぱいの「サーカス」と銘打って、よくいえば「活気のある」悪く言えば「ごちゃごちゃで仕上げの粗い子どもっぽい」感じ。カルティエはアーティストが自分のやっていること、どう仕上げたいかよーく分かってますという大人の作品揃いとでも、そして有り体に言って「お金と余裕っていいわね〜」と^^;)
で、作品はどれもいいのでこの展覧会はお奨め、最初のビーズの庭から(本拠での展示写真を見ると、陽があたっていてもっといい感じ)気に入った、一匹ビーズのハエ欲しかったな! アフリカのマスクを使った作品とかもかなり好み。どきん、ずきりの作品もあり、全体に力強いかも。
で、地下が写真関係の展示なのだけれど、殴られ女、ナン・ゴールディンのスライドショーになっている「性的依存のバラード」にすっかりやられて見入っているうちに時間切れ。ほかの写真作品見られなかったので、どうにかもう一回行かなくちゃ。
小学館のプチ・オヤジ雑誌(?)『ラピタ』のおまけ。
1年ぐらい前だっけ?まだ半年ぐらいかな? 丸善とタイアップしたミニ万年筆『檸檬』はゲット。で2匹目のどじょうで「赤と黒」というのが6月号のおまけについてたのね、気が付かなかったのだ、すごい勢いで売り切れたらしいのだ、ヤフオクにはいっぱい出ているのだ。悔しいのだ・・・きりきりきり(歯のないカエルが歯ぎしりしている音)。
結局、一瞬だけ迷ってラピタのオンラインショップで注文してしまった。雑誌に付いていたのは「赤と黒」なんだけど、ショップのは「黒と赤」という反転バージョン。革ケースとインク2本付いて・・・です。
すっかり、おまけ商法に乗せられている私・・・確かにかわいいけど。
さらに、実は前から欲しくって、ついでだからとショッピングカートに入れてしまったものが写ってます。
わからないだろうなあ。分かった人は書き込んでみてください、と(笑)。
ラピタはさ、蛙マークだからご贔屓なのよ、と悔しがり、
「ふっ、またつまらぬ物を買ってしまった」ルパン三世五右衛門様の口調で・・・
あこがれの板橋3大カレーのひとつ、バングラディシュ料理のお店「ルチ」(東京グルメの紹介にリンク)。お店に顔が効きまくりの板橋乙女のまちらさんにアレンジしてもらって、超おいしいカレーにありつけた♪
上の写真は前菜の部、バングラサラダ(ところどころ辛いぞ!)、ジャールムリはポン菓子みたいなお米をはぜさせたものだけど、味はスパイシーなビールの進む味、&、ええと君の名は?チャナマサラ? ひよこ豆のカレー味。これだけでご飯いけちゃう。
カレーにカレーにカレー! 上からサバごろごろのフィッシュカレー、香ばしくかつクリーミーなマトンカレー、すごくマイルドな野菜カレー。どれもね、すごいおいしかった。一皿づつ衝撃有り。
そして、今回の最終兵器はビリヤニ(5人前以上、要予約)! 夢にまで見る、中毒になるほどおいしい、と。これですか〜。骨付き鶏のぶつ切りがごろごろと入って、バスマティ米の香ばしさと、スパイスが絶妙、旨味爆発。うううと言葉を失って、うなりながら、ひたすら掻きこむ。これはすごい。
ええと、前回のビリヤニはもっとカレー味が濃かったらしい。今回はカレー3種類頼んだので、それをかけて食べるように少し抑えめに味付けしてくれたもよう。といっても、日本人の習性で、カレーは白いご飯で、ビリヤニはビリヤニで食べてしまったのだけれど、でも、わたしはこの味でばっちりだったけど。濃いビリヤニも次回希望だけど。
デザートは濃いヨーグルトのお菓子かな・・・かなり甘いので、これは味見だけでパス。
(↑ちょっと赤味強すぎ)
翌日でもおいしいビリヤニ、と聞いていたので、みんなお土産にも欲しい欲しい!と奪い合い。
で、これがやりたかったのだ、パクチーonビリヤニ♪ すごいおいしかった。
さて、こんなおいしいビリヤニ自分で作れないかなあ・・・・。
ニンニクでしょ(帰りの電車ですごい実感)、ショウガでしょ、クミンシードとターメリック、唐辛子は当然かな? ローリエとタマリンドは、中から発見した・・・うーん、また食べたい!
フランスから本日到着!
プジョーのコーヒーミルでした。もちろん中古。
全身が赤いのはけっこうレアなモデルらしい。
さっそく挽いてみたらばっちり、すごい使いやすいかも♪ 思っていたよりちょっとおでぶだったけど可愛いぞ。
一番すぐれたデザインは、実は引き出しに隠れていた。金属版を折り曲げてつくった引き出しなんだけど、ラインが絶妙、かつ、お尻のとんがりから挽いた粉をさらさらとドリッパーへ。へえ、これは来てみてはじめて分かったのだ。
ずっと使っていたこっちのミルは、デザインはすごい気に入っていたんだけど、なんしろ、粉のかけらが上からぴょんぴょんとノミのように飛び出して。人工大理石のカウンターの上で茶色いシミができるは、素足に刺さるわ・・・と。飾りにしようっと。
なにしろね、「もか」さんのコーヒーをひとっかけでも無駄にするのはおしいのだ。
しかし
プジョーのコーヒーミルさがしているうちに、ボディが銀のメタリックで、上が黒(焦げ茶?)のベークライトというすばらしいモデルがあることに気が付いてしまったので・・・とても珍しく、もちろん高いらしく・・・あ〜あ〜あ〜
ともあれ、本日届いたので、自分への誕生日プレゼントなのよ♪
タイトルは特に関係なし^^;)
もう夏至は過ぎたのかな、曇りでもまだ明るさのちょっと残る7時ごろ。行きも帰りも井の頭公園を抜けて「もか」にコーヒー豆買いに(毎朝1杯、200gで1ヶ月ペースで安定中)。で、よく歩いたので1日1万歩達成、パチパチ♪
森の噂:
ウサギがまだうろうろしている → うろうろしてました。
カイツブリが4つ卵を産んでる → うーん、卵見えなかった。カラスにやられたかな。葉っぱで隠してあったのかな。
ハクビシンがいる! → そう簡単にはみつけられないっす。
アオバズクが鳴いている → 残念!これが一番お目当てだったんだけど、いなかったみたい。
※3リットルワインやっと空に。最後は少しすっぱくなったような気もするなあ。もう一回買おうか買うまいか!
東京オペラシティアートギャラリーで、6月18日まで。
神楽坂で公演が終わってひといき。まだ早いしと、一緒に公演を聞いた友だちと初台へ。
普通は8時閉館で、日曜は7時まで。着いたのが6時ちょい、「持ち時間1時間ですがよろしいですか、はい、半額タイムになります」と、500円で入れましたん。ラッキー♪(「持ち時間」ってちょっとおかしかないか、日本語!?)
内容というか、作家的には、先日三鷹であった「詩人の眼 大岡信」展ととても重なっているものが多く(両者交遊もあったようだし)、瀧口修三、実験工房・・・サム・フランシス、そのへんはやっぱり時代だなあと。ただ、こちらの方が作品が粒が揃っていてよかったな、それともキュレーターの腕かしら、空間が広いから?
瀧口修三は去年、世田谷美術館であった展覧会もよかったし、もっといろいろ学ぶべし、と>自分メモ。
ちょっと腰が抜けたのが、武満さんが作曲した日本映画のポスターがずらっと並んだコーナー。強力な昭和ビジュアル! とてもインパクトあり!
しかし、わたしが武満さんの音楽をほとんど知らなというのがなんといっても弱点。エッセイは好きなんだけど、それも特に「キャロティンの祭典」(色鉛筆の絵が入ったレシピ集)だったりして、これは作曲家に対して非常に申し訳ないの態度。
で、会場の何カ所かで、ヘッドホンで作品を聴くことができるのだけれど、うん、確かに聞いたことがあるような、すごい時代を感じさせる音。あるいは、時代の音を武満さんが作っていたと言うべきなのか。
一番最後の方にあった(聞けた)デヴィッド・シルヴィアンの曲がすごいよくって・・・あれ欲しい〜な♪<The Beekerper's Apprentice >1990
しかし、お隣のICC(インターコミュニケーションセンター)が派手に始まって迷走をつづけているうちに(6/6リニューアルオープン)、オペラシティは確実にいい企画&今時めずらしい若い観客を増やしていてがんばってるよねえ、と。
すっかりお腹減らして、オペラシティの鰻屋さんの香りに負けて、本日はウナトト♪ うーん、お客さんに外人が多いのか、定食の最後にコーヒーが付いてくる。ウナギは普通だけど、コーヒーはねえ、あんまり合わないよ。
久しぶりにスノードーム購入。初めてのオーバルタイプ。色が涼しげ♪
雪はあとでもうちょっと足すつもり。
ブッシュなんぞに、指紋や写真取られたりしたくないので当分NYはいかないでしょう。
というのは、まあ、酸っぱいブドウ・・・、行く時間とお金があったらぜひ行きたいところ。
前に一回きり行ったのは・・・・なんと87年! すごい昔だだだだだ。ヘリコプターから見た夜景がきれいだったな。
で、これは9.11より前のお土産品ですね。
神楽坂であったイベントは、セッションハウスというスペースで、韓国から来た元芸妓(キーセン)の歌と演奏を聴く会。この日は、目白のバロック音楽祭か、韓国から来た元キーセンのおばあさんの公演か、という困った選択。より聞く機会が少なそうなのはこっちかな。
キーセンというと、日本では単純に娼婦というイメージが強いけど、韓国の伝統芸能の担い手であり、それは、ムーダン(シャーマン)的な要素を多く含むもので・・・というような、研究者からの紹介があり。
で、柳さん、70代後半・・・ぐらいなんだけれど、ものすごい艶のある声で、ぐいぐい人を引き込むような舞台。お弟子さんと二人、二人とは思えない迫力、「チョータア(タアが強く伸ばす)」とかけ声をみんなでかける、と習って、40人ほどの観客もどんどん巻き込まれ、祝祭空間になっていくのだ。
特におもしろかったのは「東莱鶴舞(トンネ・ハクチュム)」という踊り。柳さんが歌(というか声)+太鼓。お弟子さんの方が鶴の舞を。真っ白な衣装に黒い帽子、鶴のいろいろな動作を模したとても気品のある優美な踊り。本当は野外で何十人もの踊り手と楽器もいろいろ混ざってやるらしく、たった二人で室内でというのは、ほんのさわりだけ。本格的なものをとても見てみたい。このときの伴奏はアドリブで歌詞ではなくスキャット的なもの。高音がすごい迫力。ええと、映画でしか知らないけれど、ネイティブアメリカンのシャーマンもこんな声で歌っていたような。
で、最後は、沖縄のカチャーシーやタイのなんていうのだっけのあれと同じく、全員巻き込んでの踊りで、みんなの気やらエネルギーやらをどはーっと解放!!
ちょっと時間調整でうろうろ。赤城神社の境内にカフェ発見。なかなか気持ちのいいおしゃれカフェ。緑の中の2Fのテラスでお茶。その名もcafe akagiと。
同じく境内にある神撰料理(仏教で言う精進料理みたいなもの?)を出す赤城というお料理屋さんがやっているのからしい。ライブなんかもあるらしく、近くに住んでいたらいいなあ。
神楽坂はやっぱりフォトジェニックかも。
神楽坂在住の友人にご案内を頼むつもりだったんだけど、なんぞダウンしていたらしく反応無し、残念。
昨日八百屋さんで買ってきたのは、鈴虫4匹。
去年、オカカ作戦でずいぶん長生きして鳴いてくれたので、今年はちょっと自身を持ってね。
さっそく、キュウリとオカカを上げて、夕方になったら鳴きはじめ・・・・
あう、夜中ひょいと見たらすでに生々しく共食い中!
一番上に写っているのはもう死体・・・^^;)
オカカじゃいやなのか(封切ったばかりの新鮮なのなのに)。4匹じゃ多すぎたのかな。
6/3から新展示、第3期。上の写真はその後でお散歩した二の丸のお池。菖蒲園のお花はまだまだこれから。
4日の日曜日、朝一番でオペラシティの武満展に行こうと思っていたんだけど、ああ、若冲さん始まっている! どっちが見たいと自分に聞いてみたら・・・皇居へGO!
ええと、一枚一枚の絵のしっかりしたレポートは、また「弐代目・青い日記帳」のTAKさんのがよろしいかと、他力本願!!
ざっと感想だけ。
今回の発光体! 梅の花(あれ、おかしいな夜じゃないよね、メジロがとまっているんだから、でも夜っぽいな・・・笑)、白いオウム二羽、でっかい白い鵞鳥。どれも内側から光が差しているような。特にオウムはものすごいきれい。誰か若冲オウムのルームライト作って^^;)
「秋塘群雀図」雀の群れは、一羽一羽が幾何学的な形態に描かれている上に、ほとんど相似形なので小さな爆撃機の群れのよう。で、下の食べているアワ(だと思うけど)の穂の表現もすごい。
「紫陽花双鶏図」毎回ニワトリ登場。この雄鶏は大きく顔だけアップしてみると非常〜に人間臭い。ポーズも歌舞伎役者が見得切っているっぽいけど、顔も歌舞伎役者だった。
後ろの紫陽花が、ものすごい凝っているのだけれど、まるで山下清のちぎり絵みたいに平面的でへん。輪郭線がなくて、一枚一枚の花びら(ガク)を塗りつぶして描いているので、よけいちぎり絵っぽいのかな。
(山下清が、若冲の「群鶏」を模写しているのがあるらしく、かなり見てみたい!)
「蓮池遊魚図」魚の群れは鮎かな? 池に鮎はへん? なんだろ。
一匹だけ派手な模様の魚は種類が違うのか。右下にかわいらしいメダカ(?)2匹。
池の上から見ているような(蓮部分)、水中から横に見ているような(魚部分)、いくつもの視点が同じ画面に同居という浮遊感のある若冲マジカルワールド。
複数の視点・・・というとキュビスムのようだけど、キュビスムは、ひとつの対象を複数の視点(正面から見た顔と横から見た顔を合体して描いちゃうとか)だから、むしろ、日本の絵巻物の視点の移動に近いのかもと愚考してみたり。
今回は若冲以外の展示は中国のものが多く、若冲と併せて同じ主題をあつかったもの(「雀と粟」とか)を選んで展示してくれたらしく楽しい。
次回はいよいよ夏(=お子様)向けに、魚尽くしや、蛙や虫が登場かしら、楽しみ♪
おまけ
同じ江戸城の石垣でも、仕上げも丁寧な石でぴったり見事に組まれたところと、ノミの後ががんがん残ったままの石を荒く積み上げて隙間に詰め物しているのと。
工事を請け負わされた藩が違うのかな、こういうのに詳しい城オタっているんだろうな。今年どっかで「江戸城」展があったはず。
↓よい石組み
↓粗雑な石組み
シラスかけてサラダ。よさげな空芯菜があったので、ひさしぶりに空芯菜クルクルカッター登場♪
シラス&明太子でパスタ。暑くなってくると、どんどん茹で時間が短くて済む細いパスタに。当然このメニューだと、白ワインの水面がだいぶ下がった也。
で、このお皿にピンと来た人はお友だち!
前から欲しかったんだけど、2005年でなんと廃番になってしまって、このごろたまに売り出しがあっても争奪戦が激化中。
新しい仕事(というか久しぶりの仕事)に挑むので自分を励ますのを言い訳に2枚ゲットしてしまいましたとさ。
もうひとつ強力な励まし物質がフランスからお空を飛んでいるのだな。フェーブじゃないよ^^;)
8日間で3回も落語会が集中。最後は花緑さん。
今回の演目はあらかじめインターネットなどで50の持ちネタから人気投票をして、1位は決定。あと2つは上位になったのから選んでやってみましょうという趣向。
かなり長いまくら〜雑談というか、隣のおばさんががさがさしはじめたなと思ったら、アンケート用紙をだして「自分のことばっかりもう30分もしゃべっていて・・・」と文句かきはじめ(笑)。
さらに、アンケートをとった50の噺をそれぞれ紹介、「さてどれをやりましょう」と会場からぱらぱら声がかかり、「文七元結」の声がかかったら、早送りで筋語り出しちゃったら止まらなくなっちゃったよ。うーん最後まで行くのか、というところで場内から「もう落語が聞きたい」という声があがって(いらちなやっちゃな、早送り落語もおもしろかったのに)やっと落語へ。
不慣れな企画のせいもあるし、このごろ、けっこうまくら(つうか雑談)とまらないかも! 前回の井心亭でも、電車に乗ってたらお腹が痛くて・・・という話で一席終わっちゃったしなあ(かなりおもしろかったけど)。
ともあれ、前半は、軽いところを2席で「目黒のさんま」と「時蕎麦」。サンマの馬鹿殿が工夫してあってなかなかかわいかった。志村けんさんでも研究したかな? 時蕎麦も順調、まっとう。危なげなし。
後半はアンケートで一位になった「ナンパジジイ」というかなり長い創作落語(劇団ラッパ屋の鈴木聡氏が花緑さんのために書き下ろしだそうで)。
原作がしっかりしているのと、花緑さんはちゃんと人物が演じ分けられるので、創作でもこれならぜんぜんオッケー。さすがおじいちゃん子は、じいちゃん二人がよかった。3回つづいた落語会のなかでは一番おもしろく、屈託無く笑えて満足。
ご本人も、前半の進行が手間取ったのにはちょっと残念だったらしく、後半出てきたときに「前半はなかったことに」といっていたのと、会が終わって、座布団から横に降りてとても丁寧に頭を下げていたのが印象的。
いや、花緑さんこのごろなかなかいいです。昔の高座聞いた人から「ええ、花緑ちゃんがいいのお!?」と言われることが多いけど、そう馬鹿にしたもんじゃないよ。まあ、もちろんまだまだの話もあるけどね、志ん朝さんから習ったという「愛宕山」を聞いてみたいところ。
塩卵料理続く。
塩卵とニラだけ、というのが本に出ていたレシピなんだけど。塩卵ブタ挽肉蒸しに再挑戦もしようと思って挽肉も買って来ちゃったわけで、でも、両方つくると塩卵どんどんなくなっちゃうし、似たような料理できすぎてしまう訳で・・・
結局、ブタ挽肉もニラ玉に投入して、塩卵最初はふたつだったんだけど、堅くなりそうな気がして、またふたつ漬けてない卵も投入し・・・・どんどんでかくなってしまったです。これで1/3。
さらに塩水に新しい卵4つ投入。間に合わない・・・
5月24日のご近所寄席。すごい雨と雷の夜、近所で落語会。家から5分ぐらいなんだけどついたらぐしょぬれ。
それでも立ち見の出る盛況、「みんなも好きじゃなあ」!
会が始まっても落雷が続いてすごいこと! 最初の喬太郎さんもなかなかまくらから噺に入りづらく、
長〜〜〜いまくら=いろいろな仕事(・・・落語家さんのキャバレーや宴会の余興、大学で講師・・・留学生の前で落語・・・韓国人留学生のやったむちゃおもしろい小話・・・)→やっとたどり着いた噺は「蝦蟇の油」。なかなかぶっきれていておもしろかった。いえ「蝦蟇の油」でこんなに笑わせてもらえるとは思わなかった。
トリにやったのは、この日に高座で噺をつくりつつやった新作も新作。湯気がたってるどころじゃなくって、その場でひねり出していく!?というわけで、題名なし。帰り際に、担当者が楽屋にタイトル決まりましたか?と聞きに行ったけどまだありませんと(笑)。
内容は、その時間でもまだ続いていた外の雷を入れ込んで、会社の同僚4人が山で嵐にあって、住民の避難してしまって無人になった村の民宿に閉じこめられる話。「うわ、雷だ。おれだめなんだよ」とがばっと耳を押さえて伏せるのと、外の雷がうまくシンクロしたりしなかったり(笑)。
で、新作の生まれていく姿はとてもおもしろかったんだけど、登場人物がいつもの「やたらかがみ込んでは機嫌悪く大声でどなるおっさん」と「だらだらした口調のキャバっぽいお姉ちゃん」だけなんだよね〜。登場人物4人でも二人みたいというか、とくに「ゆかりちゃん」と「みどりちゃん」(女の子の名前のつけ方もちょっと古いおっさんセンスだが)の区別がつかないのだ。
まあ、これから練り上げるとしたらもっとおもしろくなる話だと思うけど。
というわけで、ご本人には申し訳ないが、わたしは喬太郎さんの新作落語より、ぶっとび古典がおもしろいなあと。
白鳥さん、はじめて聞いた。創作系とでもいうのかな、喬太郎さんの創作仲間? 「母さんファン倶楽部」「ピンチの独楽」。最初のは完全な創作、ギャグはおもしろいけど、もうちょっと人物そのものがふくらみ?おかしみ?出るといいな。母ちゃんが魅力足りない。「ピンチの独楽」は「悋気の独楽」の白鳥流。こっちの方がおもしろかった。
落語→和食へ。 三千盛から〆張鶴へ。これからなみなみのどばーっと注いでもらうとこ ^^;)
ええと、これは日曜日、朝の6時から雨の上がるのをいらいら待って、やっとあがったのは「新日曜美術館」の終わる頃、眠くなっちゃったよ。
神代植物園についたら、やっぱり待ちかねた、カメラおじさん、カメラおばさんがいっぱい。
↓思いやり、というか踏み荒らされ防護対策。
香りを嗅ぐのにも、写真撮るのにもどうしても一歩
バラの根本、花壇の中に踏み込んじゃうので確かにすごい便利。
↓熱心に撮影中。めずらしくヤング(死語!)。
お嬢さん、腰が冷えますよ、っていうより、
一眼レフを直接濡れた地面に置くのはいかがなものか。
↓飽きちゃった人
↓フォトショで色化け
ベンチも濡れてて座ることもできず、これは日が差してこないなあと早めに引き上げたら、家に着く頃に青空!
ちぇっ、あのままいれば、さぞや水滴がすてきに撮れたことであろうに・・・(詠嘆)。
年間パスポート2500円を購入。