2012年5月アーカイブ

花の雌雄

| コメント(0) | トラックバック(0)
20120506_052.jpg
朴の木の花の香りは大好きで。花もでっかくてゴージャス♪
実家にもありましたが、高いところで咲くので、近々と花を観察したことは長いことなかったのですが、新宿御苑のホオノキ(の仲間、と書いてあったかも)は、足元で咲いていたりするので、香りも嗅ぎ放題、写真も撮り放題(^o^)

で、近くで花の専門家らしき人が説明していたのを耳ダンボ(かつ、お連れさんが、身ごなしの粗雑な方で枝をばりばり折ってる!のも気にしつつ)にしたところ、なんと新事実。

上のはおしべ(赤からクリーム色)が開いている状態なんですが、これが開く前に、まず1日、先端の雌しべが開いた状態で開花して、

20120506_069.jpg
もう一枚横から見たところ、

20120506_070.jpg
ピンクのところね。
で、一旦閉じて、今度は雌しべは閉じて雄しべを開いて、また咲くのだそうです。自家受粉しないようになっているんだって。びっくりだ。
ガッテンしていただけましたでしょうか!?

20120520_004.jpg
ご近所のキウイ畑で何年も見ているはずのキウイの花にも、上のが雄花で、

20120520_021.jpg
雌花もあったのね〜〜〜〜。と、いくつになっても知らないことが多くて嬉しいことであります。

木の絵

| コメント(0) | トラックバック(0)
20120515-2.jpg
神田川の護岸にこんな木が描いてありました。ブーケもついててなかなかおしゃれ。 by iPhone4(4Sであればもう少し画質が・・・)
20120513_259.jpg
ちっちゃい、高い、早い・・・そして保護色。真ん中に小鳥が写っているのですが・・・。まあふだんの400mm相当だとこんなもんです。これでもピクセル等倍にトリミングするとそれなりの写真になったりするけど・・・(>_<)

で、先日のエナガ祭りの最中に。エナガのヒナの狂乱に巻き込まれて浮かれたのか、たんに餌がいっぱいあってうれしかったのか、

20120508_120.jpg
数回目の前に飛び出してきてくれたセンダイちゃん。

20120508_317-2.jpg
お、トリミングするとこんなです。

20120508_310.jpg
頭のてっぺんは写っておりましたが、頭中線はないタイプだったのかも、残念。
20120508_344.jpg
えーと、これは枝なのか、おいしいご飯なのか、どっちだろ? んと、枝のような気がして、諦めちゃいました。

でも、

20120508_442.jpg
あ〜、やっぱりおいしいご飯だったんだ・・・別の子@別の枝。

20120508_421.jpg
しかし、おっきな虫を捕まえてもばんばん振り回して枝に叩きつける力はなくて、長いことへどもど。これは振り回していると言うよりは、巻き付かれているところ。

てなことをしていると

20120508_435.jpg
別のヒナが飛んできて、ぼくにちょーだいっ!

親と兄弟の区別はついていないのかも・・・餌ちょうだいディスプレイをすればもらえると思っていたのかも。左の子は飛んで逃げて、右の子は「なんで?っ」と呆然とした写真が残ってました。

周りのおじさんたちは「昨日巣から出た」といってましたけど、尻尾も長いし、飛行能力もけっこうあったので、さらにもう1日ぐらい早く巣から出た子じゃないのかと思ってますが、

20120508_376-2.jpg
ね、どうなの君?
20120508_212.jpg
ともかく赤ちゃんは食べるのが仕事、親は食べさせるのが仕事!

20120508_235.jpg
体の大きさとアオムシの大きさをニンゲンで考えるとすごいものがありますが・・・

20120508_106.jpg
ともかく、運ぶ、食べる、奪い合うということで、

20120508_068.jpg
後ろからしのびよる兄弟にまんまとやられましたところ。

20120508_068_1.jpg
口元だけトリミング。

さて、データを見ると11:30から1時間弱の至福のセッションだった訳ですが、これが後半戦になると、このヒナっこたちがすでに自分で餌を獲っている写真が主。写したのがたまたまそうなのか、たった半時間でもむくむくと成長&進化するのか!?

というわけで、まだ続きます。
20120508_127.jpg
20120508_129.jpg
ふ〜、なにしろ昨日巣からデビューしたばっかりなのに、兄弟が多いからご飯もらうのもたいへんだし、飛ぶのは疲れるし、カメラマンっていうののモデルにもなってあげなきゃいけないし、もうくたびれちゃって眠いのよ。

20120508_269.jpg
こっちの子は、口開けっ放しで居眠り、時々かっくん。

20120508_298.jpg
目を覚まして伸びをして、羽繕いして、でもお口閉めるの忘れてますよ〜(^o^)

せっかく名前を教えてもらったカラスビシャク、今日公園の下生え刈りでばっさりとなくなっておりました、残念。たった1本だったのに。
20120507_068.jpg
20120507_080.jpg
いろいろな春の珍客が通り過ぎる中で、やっとワンチャンスものにしました(上はピクセル等倍。)。羽が茶色っぽくて、お腹の色も薄いようなのでまだ若いのかもしれないとのこと。マミジロ♂

キョロンキョロンの鳴き声がとってもきれい。山のなかで会えても下生えの中にばかりいてなかなか姿は見られないと教えてもらいました。

本日はちょびっと遠征したら、運良く3回目のエナガ祭りに♪ 目の前にセンダイムシクイも飛び出してきて、500枚超えの写真に埋もれるなう・・・
20120506_018.jpg
葉っぱ無しでにょろ〜っと咲いていた。あるいは、どれがこの花の葉っぱだか分かりませんでした。GWはだいたいお仕事だったので、やっと休みになりました(^_^)v

20120505_073.jpg
雄のディスプレイ。鳴きながら胸を地面に付けて、足で砂利を掻き出して巣穴を掘る仕草。「ここにお産みよ〜」ってか。
ここ数年、近所の空き地で子育てしていたコチドリ。でも、今年はあっちもこっちも工事がはじまってしまい、すぐ横をダンプが走ったり、工事のおじさんがいたり、ここも駐車場になるのにもう秒読み体制・・・。産まないでどこかよい場所を探しに行ってくれるといいんだけど。

20120506_023.jpg
黄色い子を捜していて、子育て中のシジュウカラの巣を発見。左の子は、アオムシでヒゲダンスになってます。二羽のあいだの穴が巣なんだけど、もろ上向きで、中に雨が溜まらないのだろうか? この写真は一昨日のだけど、昨日のざーざーぶりでも大丈夫だったのだろうか?

20120507_142.jpg
ツミ、二つめのカップルの旦那(こっちも若そう)のお食事風景。お願い、色つきの遠来のお客様は食べないでね、あとエナガの子もやめてね!
20120504_019.jpg
もうひとつ、観察しやすい位置にあって、巣立ちも見られるんじゃないかと期待をかけていた巣。
到着したときには、すでに、お団子ははるか高い樹上に、残念!
右側の羽の広がっているのが親鳥だとすると、ヒナは7羽と数えてよいような気がします。
というような写真しか撮れませんでした(>_<)

20120501_125.jpg
数日前の親鳥(またはヘルパー)のアオムシ・ヒゲダンス。

エナガに関しては、中村登流さんの本を読むべし、と分かったので『鳥の社会』は読んだけど、エナガ部分は一部だけだったので、『エナガの群れ社会 信州の自然誌シリーズ』をお取り寄せ中。
あのね、どうもお子さんの時だけじゃなくて、成鳥でも一年中ねぐらで一緒に並んで寝るらしいのよ・・・ 信州は寒いから? 関東でもそう? ここでも!? といまさらのショック。まあ、NHKみたいなスーパー遠赤外線カメラ(?)がないと所詮見えない世界ではあるらしいが。
20120501_471.jpg
やっと会えました、エナガ団子9羽。朝5羽出て1羽すぐカラスに食べられちゃったという一家だったとしたら、合計10羽のヒナが入ってたってこと!? うー、巣の中の様子が見てみたい!

20120501_507.jpg
餌もらってます。写真ぶれてます(>_<)

20120501_392_1.jpg
団子が崩れてちょっと落ちてきた子。やんちゃなガマ顔。

ここまで昨日で、今朝雨の降り出す前には同じ場所で7羽まで確認。寒い雨なので、無事でいるかちょっと心配なところ。チビがんばれ、親がんばれ!

20120501_675.jpg
これも昨日の午後で羽化したてのオオミズアオ。
で、今朝は・・・

20120502_028.jpg

誰かが月の女王様を食べちゃいました。ナム〜。

20120502_005.jpg
神田川でカルガモのヒナ目撃情報というのがあったので、行ってみたけれど見つからず。代わりにいたのはこれだけど、このヘビはすっきりしているので、こいつのお腹にもはいっていなさそうですね。

20120501_662.jpg
今年はけっこうアミガサダケの当たり年か?

20120502_046.jpg
キンランも多し。キンランが咲いたら、アミガサダケ、オオミズアオ、そしてエナガ団子を捜す!と覚えておくといいかも。


↑少しよく撮れた写真は、こちらに投稿してますのでヨロシク♪

このアーカイブについて

このページには、2012年5月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2012年4月です。

次のアーカイブは2012年6月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。