スカイツリーの写真だけ先行したクルーズをもうちょい、せっかくなので。
日本銀行のすぐ前にこんな船着き場が隠れていました(日本橋川)。中央区の防災用船着き場で、NPOとかには使わせてくれるんだそうです。船は30人ほど乗りにて、真っ赤なヒトは船会社の人ではなく、東京の川を活性化しましょうよ!とがんばっている大学の先生であります。早めにいって、どうやら舷側の席をゲット・・・写真撮るのにね。
日本橋なんですが、来年築橋100年のためお色直しで中。ドイツのケルヒャー社が磨いているそうです。あっ、うちのどこかにも一番安いケルヒャーのスチームクリーナーが眠っているな、あれのすごい強力な奴なんだろうな〜。
日本橋の高速道路は川の上から外そうって、石原都政で唯一あるいは唯二、評価できそうな話はどうなっちゃったんでしょう? 二つめは小学校の校庭を全部芝生に・・・というのもあった気がしたがその後進んでいるのかな(^o^)
マイクを握っているのが、もう一人ガイドをしてくれた建築の先生です。
だいたいどの建物も川側を裏にしているので美しくない。唯一すてきだったのが、この三菱倉庫。ヒョウゲンシュギ?客船をイメージしたデコっぽい意匠・・・。ただしこの建物ももう立て替えが決まっていて、一応側は残しつつ、にょにょにょ〜っと17階だてだったかになってしまうらしい。http://farwestto.exblog.jp/8176924/表側はこちらのサイトによい写真が。
日本橋川から隅田川に出ると、広い! 揺れる! 正面がたぶん佃島で、橋が永代橋、中州という当たりだと思うのですが・・・。
隅田川の上流に向きをかえると、見えました!
もうちょっとすきっと青空だとよかったんだけれど、曇りというか激しい黄砂の日。
船の脇にカメラを突き出して、バリアアングルファインダーで撮っているので、揺れるし水平無理・・・
ところどころ、紅葉見物。屋形船から紅葉見物もきっといいよね。
隅田川から細い小名木川(おなぎがわ)に入ります。ここから先3本の細い川は、家康さんが作らせた人工の川らしい。
で、上が二つめのお目当て、扇橋閘門(こうもん)。水位差2mを船を航行させるためのダブルロックとでも。イギリスのナローボートの走る運河には、かわいい閘門がいっぱいあって一度通って見たかったの。ただ、ナローボートの閘門は、手あるいはお尻で長い柄を押して開ける開き戸式なんだけど、こちら巨大ギロチン式なので、開いたあとは、上から水がざーっと(写真で白く水が写ってます)。屋根のなしで乗客を乗せた船が通ることは想定外なんだと思いますが・・・
最初のゲートをくぐって後ろが閉まると5〜6分で水位調整。行きは低く、帰りは高くなって、水位差が前方と無くなると、今度は前のゲートが開いて進んでいく訳で。
大きなビニール袋を配ってもらって被ってます。透明ドルイドの群れ!? カメラも濡らさないようにしないとね!
ジャバっと来ました。自前のカッパも持って行っていたんだけど、不精して着なかったので、バチがあたって、臭い塩水でお膝がぺとぺとやん。
ちなみに通行料はただ、ゴムボートで行っても開けてもらえるらしい。ただしお役所なので日曜は休みだそう。
ところどころに働く船。
横十軒川に入ると、いよいよスカイツリーが近づいて来ました。
最後、北十軒川にくきっと曲がって入る・・・時は、目をつぶってカウントダウンを、
目を開くと、
思わず歓声があがる、正面にスカイツリーが足元まで(+逆さの影も!)。
一番広角なレンズにしてよかった。
ちょうど頭の上かちょっと後ろが十軒橋で、撮影ポイントになっているところ。
希望者はスカイツリーを背にして記念撮影などもして。
これ以上進めないのも、大回りしてややっこしく行くのも、どうやらスカイツリーの足元あたりの川は浅すぎて航行できないらしいです。と、ここから同じ経路で1時間かけて日本橋に帰ります。
川にいた鳥も撮ろうとしたけど、ちょっと無理があった。上が井の頭公園にも来るユリカモメだと思う。水面のは一回りでかくて茶色っぽいんだけど何カモメ?
あと、キンクロハジロとヒドリガモ、ゴイサギなど。
さてだいたいお仕舞い。元の橋に帰ってきました。
ちっちゃい船は、江戸東京再発見コンソーシアムhttp://www.edo-tokyo.info/というところのやっぱり「舟めぐり」号、こっちは10人乗りぐらいで1時間コースらしい。音のしずかな電気ボートなのが売りみたいですね。これもかわいいけど、写真撮るには屋根がじゃまかなあ。
あと、大阪では水陸両用バスのツアーというのがあるらしく、一度乗ってみたいなあ。でも、冬は寒く、夏は臭いのであろうか?
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