落語睦会〜湯豆腐のゼントルマン 噺小屋featuring扇遊、鯉昇&喜多八II

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20100106_015.jpg(写真はまったく関係なくジョウビタキ♂)

というあまりにも長い長い、2時間ドラマのように長いタイトルの落語会。場内放送で思わず笑っちゃった。12月16日に池袋の東京芸術劇場・小ホール。

柳家ろべえ:初天神
無難でござった、ように記憶します。団子を舐めて蜜を吸い取るところが、団子が丸いのが並んで刺さっていると言うよりは、べたっとした御弊餅系(?)の団子に見えたような。

真打ち三人はテーマが決まっていて「わるい奴ら」(次の日は「困った人たち」だったらしい)

柳家喜多八:鰻の幇間
落語国の住人は良い人ばかりなので、悪いといえばこの「鰻の幇間に出てくる<せんのところの男>」とアンツル先生も決めてましたね。
鰻が強(こわ)くて、「筋肉隆々で、ウツボじゃねえか」というのが印象に残ってるなあ。
あとはマクラで、「もぐら泥」をやろうかと思ったけれど、手の甲を前に出したままにすると、毛深いところが目立って嫌、前に剃ってやったことがあるけれど、それはそれでお客さんから指摘されたというしょうもない話が印象深かった、イヤン。

瀧川鯉昇:ねずみ
はて、鯉昇さんが年末に聞きたくてこの会を取ったはず。ええとええと、どんなだったかな、わりと普通にやったんだよね。年末仕事が多くてお疲れだったのかな。
そうそう、後添えになった女中頭と結託して旦那と子どもを追い出した番頭が悪い奴。で、その番頭に、もともとは女中頭と恋仲で結婚する予定だったのに、旦那に横取りされた、と思いやり深いしかるべき理由がついていたのが始めてのパターン。

入船亭扇遊:三枚起請
ええと、声の質も演じ方も、そして台詞のいちいちまで志ん朝さんのにそっくりでありました、びっくり! と思った。

楽しくすごせた2時間ではあったけれど、すごかったり、目からウロコが落ちたり、よよと泣いたりはしなかった・・・というわけで、1ヶ月も書かないで寝かしたら印象があまり残っていませぬ。まあ、そのぐらいが普通の落語会(の上レベル)だけどね。

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このページは、かえるが2010年1月15日 17:10に書いたブログ記事です。

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