●お弁当箱@新宿歴史博物館(〜9月7日)
この博物館ははじめて、穴場かも。ジオラマ、レトロな街の一部再現は、ミニ江戸博っぽい。
お郭の形をしたお弁当箱とか、いろいろなお酒入用の水筒、かなり奇天烈な遊び心の造形で、なかなか楽しい展示でした。がらがらだし、タダだし(入場料は必要)(笑)。
●アヴァンギャルド・チャイナ―<中国当代美術>二十年@国立新美術館(8月20日〜9月20日)
あんまり濃くて稚拙で消化不良になりそうなものが並んでいるのかも〜っと、ちょっと腰がひけつつも見ておくかやっぱり。でも、けっこうアタリな見がいのある展覧会だった。
張暁剛(ジャン・シャオガン)とか王広義 (ワン・グァンイー) とか、張培力 (ジャン・ペイリー)とか、オークションの値段の高騰がまず話題になって、なんだかバブルっぽいイメージだったけれど、本物の力のあるしっかりしたアート作品だった。
あとのねえ、ビデオ系やパフォーマンス系、半端な「なんだかなあ」ももちろん多く、でも、2005年の広州ビエンナーレで感じたのと同じ臭いがする〜っと思ったんだけど、その中国の現代アート特有の臭い、嗅げるけど表現できないぞ^^;)
ラストの孫原●ジョットとその遺産展@損保ジャパン東郷青児美術館(9月13日〜11月9日)
「西洋絵画の父「ジョットとその遺産展」〜ジョットからルネサンス初めまでのフィレンツェ絵画〜」というのが本当のなが〜いタイトル。だって、ジョットは剥がして持ってこれない壁画とかが主だから、実際には4点だけだったかな、良かったとはいえ・・・カケラのような、素描のようなものも含め・・・。
礼拝堂全体をジョットが手がけた「スクロヴェーニ礼拝堂」は、パネル展示(前にもどっかで一回見たことがあるような)、なんだけれど、パネルも全部実物大が無理でも、せめて1点実物大、あるいは70%縮小ですとか、縮尺を書き添えてくれないのは困ったもの。
聖母子像がいっぱい並んでた中で、一枚とっても気に入った、鈴木春信のような可憐な聖母子があったんだけれど、はてあれは誰の作品だったかなあ。
とにもかくにも、フィレンツェを思い出したことは確か! あの旅行は、異常気象の夏、あんまり暑くて目が回ってゆっくりじっくり見られなかったんだよな〜、リベンジの日はあるのか!?
●ボストン美術館浮世絵名品展@江戸東京博物館(10月7日〜11月30日)
平均年齢高く、すごい混んでた〜(泣)。もう一回金曜の夜に行こうと思っていたら、今日が最終日ですね、残念。
噂のスポルディングコレクションからは3枚で、それはどれも絵本で、一枚ものの刷り物はやっぱり展示不可なのね。でもどれもこれも、色がきれいに残っていてすごい。「ボストン美術館は浮世絵の正倉院」というキャッチコピーは確かにあっているかも。
春信がいっぱいで、しかも色あざやかだったのがすばらしかった♪
ちらしに使われている歌川国政《市川鰕蔵の暫》 、横向きの鼻の妙な高さが今の「海老蔵」さんにも伝わってるね、と思ったら、その隣にあった正面顔のはもっと似てました。遺伝の力すごいや。
あの押し合いへし合いの大混雑の中、背中にリュック、しかもその後ろに剥き出しの三脚を括り付けて後ろの人をおびやらかしながら歩いているおじさん。携帯電話で大声で話しているおじさんにびっくり。あのリュック、いったいなんで入り口で止めないの???? 無料のロッカーあるのに。博物館のみなさんしっかりしてたもれ!
●大琳派展 ?継承と変奏?| 尾形光琳生誕350周年記念@東京国立博物館(10月7日〜11月16日)
最終ストレッチに入る前の金曜夜間に。というわけで「風神雷神」4セット並びじゃなく、宗達の並ぶ前。
解説パネルに書いてあったあれは「かげろう」じゃなくて「トンボ」です。
帰ってから、琳派のお勉強。復習じゃなくて予習しておいた方がよかったわけで・・・
●アネット・メサジュ 聖と俗の使者たち@森美術館
●ヴィムヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情@国立西洋美術館(9月30日〜12月7日)
一緒に暮らしたくないかも。
●フェルメール展?光の天才画家とデルフトの巨匠たち?@東京都美術館(8月2日〜12月14日)
金曜の夜間開館で、まあ、入場待ちはないというぐらい。それなりにぎちぎち。おばさんに脇腹肘打ちで連打されるとパワーが落ちるので、フェルメール以外は全部抜かして体力、精神力をすべて集中。
全点踏破はしなくていいかも。
●線の巨匠たち?アムステルダム歴史博物館所蔵 素描・版画展@東京藝大美術館(10月11日〜11月24日)
ルーベンス、レンブラントがブラボー♪ ヴァットーは一点だけだけれど、 がすんばらしい!
●正木美術館40周年特別記念展 「? 禅・茶・花 ?」@東京美術倶楽部(9月23日〜10月12日)
●琳派から日本画へ@山種美術館(11月8日〜12月25日)
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この博物館ははじめて、穴場かも。ジオラマ、レトロな街の一部再現は、ミニ江戸博っぽい。
お郭の形をしたお弁当箱とか、いろいろなお酒入用の水筒、かなり奇天烈な遊び心の造形で、なかなか楽しい展示でした。がらがらだし、タダだし(入場料は必要)(笑)。
●アヴァンギャルド・チャイナ―<中国当代美術>二十年@国立新美術館(8月20日〜9月20日)
あんまり濃くて稚拙で消化不良になりそうなものが並んでいるのかも〜っと、ちょっと腰がひけつつも見ておくかやっぱり。でも、けっこうアタリな見がいのある展覧会だった。
張暁剛(ジャン・シャオガン)とか王広義 (ワン・グァンイー) とか、張培力 (ジャン・ペイリー)とか、オークションの値段の高騰がまず話題になって、なんだかバブルっぽいイメージだったけれど、本物の力のあるしっかりしたアート作品だった。
あとのねえ、ビデオ系やパフォーマンス系、半端な「なんだかなあ」ももちろん多く、でも、2005年の広州ビエンナーレで感じたのと同じ臭いがする〜っと思ったんだけど、その中国の現代アート特有の臭い、嗅げるけど表現できないぞ^^;)
ラストの孫原●ジョットとその遺産展@損保ジャパン東郷青児美術館(9月13日〜11月9日)
「西洋絵画の父「ジョットとその遺産展」〜ジョットからルネサンス初めまでのフィレンツェ絵画〜」というのが本当のなが〜いタイトル。だって、ジョットは剥がして持ってこれない壁画とかが主だから、実際には4点だけだったかな、良かったとはいえ・・・カケラのような、素描のようなものも含め・・・。
礼拝堂全体をジョットが手がけた「スクロヴェーニ礼拝堂」は、パネル展示(前にもどっかで一回見たことがあるような)、なんだけれど、パネルも全部実物大が無理でも、せめて1点実物大、あるいは70%縮小ですとか、縮尺を書き添えてくれないのは困ったもの。
聖母子像がいっぱい並んでた中で、一枚とっても気に入った、鈴木春信のような可憐な聖母子があったんだけれど、はてあれは誰の作品だったかなあ。
とにもかくにも、フィレンツェを思い出したことは確か! あの旅行は、異常気象の夏、あんまり暑くて目が回ってゆっくりじっくり見られなかったんだよな〜、リベンジの日はあるのか!?
●ボストン美術館浮世絵名品展@江戸東京博物館(10月7日〜11月30日)
平均年齢高く、すごい混んでた〜(泣)。もう一回金曜の夜に行こうと思っていたら、今日が最終日ですね、残念。
噂のスポルディングコレクションからは3枚で、それはどれも絵本で、一枚ものの刷り物はやっぱり展示不可なのね。でもどれもこれも、色がきれいに残っていてすごい。「ボストン美術館は浮世絵の正倉院」というキャッチコピーは確かにあっているかも。
春信がいっぱいで、しかも色あざやかだったのがすばらしかった♪
ちらしに使われている歌川国政《市川鰕蔵の暫》 、横向きの鼻の妙な高さが今の「海老蔵」さんにも伝わってるね、と思ったら、その隣にあった正面顔のはもっと似てました。遺伝の力すごいや。
あの押し合いへし合いの大混雑の中、背中にリュック、しかもその後ろに剥き出しの三脚を括り付けて後ろの人をおびやらかしながら歩いているおじさん。携帯電話で大声で話しているおじさんにびっくり。あのリュック、いったいなんで入り口で止めないの???? 無料のロッカーあるのに。博物館のみなさんしっかりしてたもれ!
●大琳派展 ?継承と変奏?| 尾形光琳生誕350周年記念@東京国立博物館(10月7日〜11月16日)
最終ストレッチに入る前の金曜夜間に。というわけで「風神雷神」4セット並びじゃなく、宗達の並ぶ前。
解説パネルに書いてあったあれは「かげろう」じゃなくて「トンボ」です。
帰ってから、琳派のお勉強。復習じゃなくて予習しておいた方がよかったわけで・・・
●アネット・メサジュ 聖と俗の使者たち@森美術館
●ヴィムヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情@国立西洋美術館(9月30日〜12月7日)
一緒に暮らしたくないかも。
●フェルメール展?光の天才画家とデルフトの巨匠たち?@東京都美術館(8月2日〜12月14日)
金曜の夜間開館で、まあ、入場待ちはないというぐらい。それなりにぎちぎち。おばさんに脇腹肘打ちで連打されるとパワーが落ちるので、フェルメール以外は全部抜かして体力、精神力をすべて集中。
全点踏破はしなくていいかも。
●線の巨匠たち?アムステルダム歴史博物館所蔵 素描・版画展@東京藝大美術館(10月11日〜11月24日)
ルーベンス、レンブラントがブラボー♪ ヴァットーは一点だけだけれど、 がすんばらしい!
●正木美術館40周年特別記念展 「? 禅・茶・花 ?」@東京美術倶楽部(9月23日〜10月12日)
●琳派から日本画へ@山種美術館(11月8日〜12月25日)
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