10月15日、中野ゼロホール
開口一番は、二つ目の古今亭朝太。
おお、名前は知ってるよ! 古今亭でその名前をもらってるってことは、すごい期待しちゃう(だって朝太は、志ん朝さんの前名、志ん生も使っていたことのある名前)、期待しちゃっていいのかな、この丸っこいお兄さんは・・・
三三さんとはじめて会ったときというマクラはあまり盛り上がらず、そのまま、なんと「火焔太鼓」に入りました! あとで三三さんも言っていた通り、古今亭の「伝家の宝刀」ともいうべき志ん生、志ん朝磨き抜いた噺、抜いたな〜〜〜っ・・・・んん、しかし、切れない!なんと竹光だった・・・^^;) 名前に追いつくように、ものすごく精進して下さい。
高座に出てきた三三さんは、片袖ぶらぶら・・・。なんと、数日前に転んで両肘ねんざ、右は骨にひびまで入って吊っているということで、左も不自由で痛そう。と、医院たらい回しなどいろいろあった顛末をマクラにして「ちゃんと(怪我の)元は取ります」と。
「年枝(ねんし)の怪談」。これが予告に出てたからチケット取ってみたのだ。
若いのに(1974年生まれ!)珍しいえらい渋いの選ぶねえ。彦六作で、圓朝の「真景累ヶ淵」のコンセプト----怪異なんてものは、神経のもの、つまり思い込みだ----を下敷きに、明治の落語家を主人公にして噺のなかでまた「真景累ヶ淵」を語らせるという、ある意味ちょっと手の込んだメタ落語。
見事な語りっぷりで堪能、喬太郎さんも三三さんもストーリーテリング力=物語力というかが強い人が好きだな。噺中噺の「真景累ヶ淵」部分もおもしろかったので、これはこれで全部聞いてみたい。
中入りがあって最後は「甲府ぃ」。すみずみまで丁寧によく膨らませてある。はい、ムラなく味がしみたがんもどきの煮物のようなできで楽しく。ただ、あんまり「真っ黒になって働いて」を強調しすぎで、メタファーじゃなくて、本当に真っ黒になっていたように描写すると、ものが食べ物商売の豆腐屋だけにいかがなものかと。ちょいと気になり、マイナス5点のみ(笑)。
開口一番は、二つ目の古今亭朝太。
おお、名前は知ってるよ! 古今亭でその名前をもらってるってことは、すごい期待しちゃう(だって朝太は、志ん朝さんの前名、志ん生も使っていたことのある名前)、期待しちゃっていいのかな、この丸っこいお兄さんは・・・
三三さんとはじめて会ったときというマクラはあまり盛り上がらず、そのまま、なんと「火焔太鼓」に入りました! あとで三三さんも言っていた通り、古今亭の「伝家の宝刀」ともいうべき志ん生、志ん朝磨き抜いた噺、抜いたな〜〜〜っ・・・・んん、しかし、切れない!なんと竹光だった・・・^^;) 名前に追いつくように、ものすごく精進して下さい。
高座に出てきた三三さんは、片袖ぶらぶら・・・。なんと、数日前に転んで両肘ねんざ、右は骨にひびまで入って吊っているということで、左も不自由で痛そう。と、医院たらい回しなどいろいろあった顛末をマクラにして「ちゃんと(怪我の)元は取ります」と。
「年枝(ねんし)の怪談」。これが予告に出てたからチケット取ってみたのだ。
若いのに(1974年生まれ!)珍しいえらい渋いの選ぶねえ。彦六作で、圓朝の「真景累ヶ淵」のコンセプト----怪異なんてものは、神経のもの、つまり思い込みだ----を下敷きに、明治の落語家を主人公にして噺のなかでまた「真景累ヶ淵」を語らせるという、ある意味ちょっと手の込んだメタ落語。
見事な語りっぷりで堪能、喬太郎さんも三三さんもストーリーテリング力=物語力というかが強い人が好きだな。噺中噺の「真景累ヶ淵」部分もおもしろかったので、これはこれで全部聞いてみたい。
中入りがあって最後は「甲府ぃ」。すみずみまで丁寧によく膨らませてある。はい、ムラなく味がしみたがんもどきの煮物のようなできで楽しく。ただ、あんまり「真っ黒になって働いて」を強調しすぎで、メタファーじゃなくて、本当に真っ黒になっていたように描写すると、ものが食べ物商売の豆腐屋だけにいかがなものかと。ちょいと気になり、マイナス5点のみ(笑)。
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