目黒区美術館で、すでに終了。南インド料理をいただきに「ケララの風」に行く前に寄ったのかな・・・とすると11月3日。モーリス・ルイスに続くのは技法が「ステイニング」つながりってことで。
雑誌やウェブ上ではよく見かけて、好きなような、嫌いなような・・・と多少気になっていたときは、やっぱり実物を見に行くのが吉。少なくとも、というのが付くけど風景を題材にした新しいシリーズはかなり好きだった。メディアで見るとやたら色調のポップさだけが目について薄っぺらく見えちゃうタイプかも。
大型の作品が、たぶんこの展覧会のために床を白くきれいに敷きなおした展示室にぼんやりと反射してきれいな空間がとてもグッド=それだけ観客が少なかったという・・・。
最後に1階の左側の部屋が、目黒区美術館お得意の、アトリエ再現ルームになっていておもしろかった。全作品のビデオ紹介と、インタビューと制作風景のビデオも流されていて、こちらはルイスと違って制作方法を惜しげもなく丸見せ(ステイニングといっても、意味はとっても広いので、二人のやり方はぜんぜん違うけど)、なるほどねえ、こういう描き方をしているんだ、下絵とか素材の貯めておき方、構図の作り方といったところまで惜しげもなく。構図考えようの部品として、壁にピン留めしてあった犬の絵の切り抜きすごい可愛かった、欲しかったワン。
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