落語教育委員会

| コメント(0)
20081004_006.jpg
写真は、無関係に井の頭公園に破り捨ててあった「法的措置予告通達書」・・・だいじょうぶなんでしょうか^^;)

9月6日、貞水先生の講談を聞いた夜は、こちらは前からチケットを確保してあった3人会を中野ゼロホールで。

コント
 携帯電話を切りましょうコントなんだけど、肝心の「携帯電話ネタ」あったっけ? というぐらい、かなりシュールな出来だった。

三遊亭窓輝:洒落番頭
 圓窓さんの息子さんだそうですが、お父さんも聞いたことありませんです。

柳家喬太郎:頓馬の使者
 山田洋次監督作の創作落語?新作落語?(使い分け一回は覚えたけど忘れました)。五代目小さん師匠のもちねただったもの。友だちに別居していたお上さんが急死したことを知らせに行くという噺で、人物造形はさすがだったけれど、この噺はオチがめっぽう難しいね。聞いてて気持ちよく終わらせるのは相当至難の業、というわけで、そこはいまいち。それが昼間の「今夜はだめです」の予告内容かしら?

三遊亭歌武蔵:馬のす
 今回はこの一席が一番。たわいもない噺をさりげなくじんわり聞かせた。枝豆を食べながらえんえんとぼやく、というところで、元関取として「旧ソ」出身力士問題に一言、とかも取り混ぜて・・・たいへんいい味出てました。歌武蔵さん、だんだん私の中で点あがってます。なかなか自分のキャラにを生かしたいい噺選ぶね。前回の「かんしゃく」もよかったし。

柳家喜多八:千両みかん
 大店の若旦那が寝付いた原因は、夏のさなかにミカンが食べたい。それを探しにいった番頭がたったひとつ見つけたミカンはなんと値が千両で・・・と、だんだん不条理感に追い詰められていく番頭の狂っていく様子はよっく出ていたけど、もしかすると、ほんの少しばかし、ちょっとだけだけど説明過剰かも。でも、いままで聞いた喜多八さんの中では一番よかったかな。
※「逆さ貼り付け」というのは頭が下ではないらしい。
 手のひらの向きが外向きなのが逆さなのらしい・・・。十字架を握って痛みをこらえられないように逆さと書いてある文献があるらしいけど、どっちにしても「死んじゃうぐらいの<ぐらい>がいらないだけ痛い」のに、手のひらの向きぐらいで大差あるかな?
※ミカンの数え方は一個二個ではないのだろうか? 丸ごとのミカンを一粒二粒というと、中の一房二房とまぎらっこしくないだろうか?

コメントする



↑少しよく撮れた写真は、こちらに投稿してますのでヨロシク♪

このブログ記事について

このページは、かえるが2008年10月14日 16:55に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「一龍斎貞水の立体怪談」です。

次のブログ記事は「蝶?モニターと格闘中」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。