2008年10月アーカイブ

夫婦して太った?

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今朝、ありゃあ、まだ居たんだぁ!の夏鳥キビタキ♂♀。なんだか、こころなし・・・あんたら太った? なんか前より丸々としてる(笑) 寒くて膨らんでいただけかもしれませんが。

ほんとは一緒に冬鳥ジョウビタキがいたんだけど、人間のjoeさんが見つけていたんだけど、わたしは見られなかったのでした、残念!

20081031_052.jpgイイギリ・レストラン開店、客がぎゃーぎゃーとってもうるさい!

20081022_082.jpgムクロジ・レストランもそろそろ開店準備OK。

20081025_205.jpgムカゴは二つずつセットで着いているのがなかなかかわいい。まだ小さいから未熟かなと思ったけど、触ってみたらぽろっと取れたので、ちょっとこの後、味見してみます。

ふむ、本人は3キロ減の1キロ増・・・寒くなるとお腹が空くのだ、熱燗がおいしいのだ、しかも散歩は暗くて寒くて辛くなる。新たな試練の季節!

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5月のゴールデンウィークの遠足で、とらこさんに連れて行ってもらったココファーム・ワイナリーで買ってきたマスカットベリーA@マイベランダ。
まだ半年、さすがに花も咲かなきゃ、実もならないけど、緑のカーテン&目隠しの役に立ってます。 ブドウの葉っぱを使って偽トルコ料理でもしようと思ってたんだけれど、もったいなくて、また来年ね!

20080506_037.jpg連れてきたときは鉛筆にぽっちが付いているぐらいだったので(1本100円、3本植えて2本育った)、

20081026_133.jpgこんなに逞しく巻き付いているだけでも感動もの。

20081026_134.jpgぽっちだったところはこんなだ! さて収穫は何年目から?

20081027_074.jpgレモンの来年の収穫は、いまのところ8つを予定。ガードバード歓迎水飲み場作戦は効いたかも。

クモの網

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クモの網 What a wonderful web」展。京橋のINAXギャラリーで11月22日まで。
ずーっと巡回してくるのを楽しみに待っていたのだ、本も買ってしまったのだ♪ 無料だしお勧めのおもしろさ。
クモの巣の標本採取、基本的にはスプレーラッカーを網にかけて、それを濃い色のボール紙ですくい取るようにする、と。自分でやってみたくなるけど、実物がごろごろしちゃっても始末に困るので、やっぱりデジカメで撮って画面で楽しむ方が無難ね。標本方式の欠点は、糸が均一に太くなってしまうことと、3Dの構造が2Dになっちゃうことかな。

20081025_204.jpgやっと撮れたウズグモ。ぎざぎざ部分の直径は2センチほど。

20080807_028.jpg最初はこれがウズグモというのかと思ってたの、グルグルまわりは、ヨツデゴミグモであろうと教わった。これも渦部分は極小。

20080814_033.jpgコガネグモの白帯はエックス。

20080920_080.jpgジョロウグモは、ぐるぐると一周回って糸を張るのではなく、途中で折り返す「馬蹄形」なので、これは巣のミミとでも。

20081009_019.jpgこのあたりの光の繊細なきれいさはやっぱり写真じゃないとね〜。と、このクモの名前が書けないのはわからないから(笑)

と、ほか、クモ本体の写真いろいろあるんだけど、とりあえずいやがる人もいるかと自粛(笑)。かわいいんだけどな・・・。
いま探しているのはトリノフンダマシ。

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20081029_002.jpg昨日の「見つけられなくて口惜しい」と書いたハチの巣、今朝発見。葉っぱ外れてた、葉っぱが縮んでこれだけ落ちていたのかも・・・。一日転がっていたせいか、ゆがんで、エッジが丸まっちゃっていたので、繊細さがダウンでした。残念。しかし、一枚の葉っぱの裏で一家族そだったのかと思うとおもしろい。
でもまあ、落ち葉の海の中でこんなちいちゃなもの、よく見つけたぞ>自分!

過橋米線@吉祥寺 その2だっけ

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吉祥寺、いせや本店地下に隠れている秘密基地こと、雲南料理の過米米線。まだアップしてなかった2回目のディナー3名。

上の写真4品。左上〜時計回りに、青梗菜炒め、文山無骨鴨(カモの揚げたのに餡かけ、キクラゲとか)、牛肉の揚げたの、過橋米線(オーソドックスタイプ。もう混ぜてよそってもらった状態)。
カモと牛は、お酒ががんがん進むたまらんお料理。牛の方は、山椒と唐辛子をどばっとかけてあって辛いことはかなり辛いけど、辛いより旨いが勝っているところで寸止め!

下の4品。水餃子、キュウリと湯葉のあえもの、ピータン豆腐、大理回族涼絆羊肉。最後の羊肉がこの日の大当たり。前回食べた羊バーガーもお勧めですが、これまた旨し! 不思議柔らかで、しかも冷めても脂がぜんぜん固まってこないところがとても不思議。

珍しく肉類の多い、しかも揚げ物のおおい組み合わせとなっておりますが、なかなか満足♪ そろそろ鍋物だよね〜。こっちのお店でも、珍しいキノコは登場するだろうか。

今季、初セーター! ぷるぷる

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ぐぐっと冷え込み、今朝はセーターと白い息でお散歩。今季、初撮りとなったヤマガラ君。オレンジ色のセーターもいいかな。

昨日の夜聞いた落語の「二番煎じ」がとっても楽しかった&おいしそうだったので、猪鍋+熱燗!で頭がいっぱい。でも肉をお取り寄せして試すにはまだちょっと時期が早いような気もするし、猟期ってまだ? 

20081012_008.jpg毎朝2週間、この葉っぱが落ちてくるのを待ってたのに、今朝、梢からは無くなっていたけれど発見できず、口惜しい。

20081025_189.jpgツマグロヒョウモンのサナギと調べがつきました。金のぽっちがゴージャス。すぐ蝶になるのか、このまま冬を越す気なのか、どっちにしても、鳥にすぐ見つかりそうな場所にあるのが心配。



カワセミ 今朝の取り組み

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「縄張り争い」もう何ヶ月も続いているような・・・。今朝のは、雄どうしだったらしい。実力伯仲かな、兄弟だったらそんなに力の差はないはず?

20081027_007.jpgお互いにおじぎのポーズをしたり、高く鳴いたりしながら、ちょこちょこっ、ちょこちょこっと間を詰めて・・・・

20081027_040.jpg勝負! っというか・・・ かすめて飛んで、結局は場所のチェンジ。飛びながら座頭市みたいに居合い抜きでもしてそうだけど、もちろん、そんなことはなく・・。また、離れてとまってじりじりとやり直し。しゃがんで写していたこっちの足がしびれて根負け。派手なとっくみあいはまだ見たことがない。

神代植物園で秋 その1

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天気はいまいっぽだったけど、秋のバラが残っているうちに神代植物公園に。お供は、近所のパン屋さんからハロウィーンの黒猫パン。へしゃげてやんちゃな顔になっちゃったけど、最初はもうちっとかわいかったの。

20081025_036.jpgレッドオークのどんぐり。遅すぎたのか、早すぎたのか・・・さんざ探して一個だけ。

20081026_101.jpgあれ、去年はごっそり拾えたイングリッシュオークも、ないないない・・・葉っぱがあるんだから、やっぱりこのへん・・・と、ポイント2つ探し回って。

20081026_102.jpgやっと5つ。今年の目的は、発芽させて盆栽にしようという壮大な計画なので、きたないのでも可。去年ひとつも発芽しなかったのは、「あっ、植えればいいんだ」と思いつく前に10日ほど乾かしてしまったから・・・たぶん。今年は連れて帰ったらすぐ鉢植え。

20081026_131.jpg最後に見つけたこいつが期待大、なんたってもう発芽済み! 特別に特等席の植木鉢を独り占めさせてあげた。

そのほか・・・

20081026_074.jpgカラタチの実。

20081025_181.jpgタチバナの実。「竹取物語」でかぐや姫が求婚者にふっかける無理難題のひとつ「常世の国の非時香果(ときじくのかぐのこのみ)」を取ってこい、がこれ。

20081025_043.jpg十月桜。ほか数種類咲いてました。

20081025_053.jpgいままで見たなかでも、一番おおきいかもしれない、の巨大コオロギ。朝青龍ぐらい大きい!? コオロギ相撲の場所が立ってたらすぐ参戦したかった!

20081025_038.jpg数ヶ月間にちびちび幼虫の写真を撮って、種類を教えてもらったササキリの大人になった姿かと。お腹がメタリックグリーン。

20081025_046.jpg満月みたいにまるで発光しているような微妙な色合いのキノコは、直径12センチほど。

ほか、バラの写真はまた山のようにあるんだけどね・・・、根性があったらまた改めました、と。

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そうそう、びっくりなことに10月25日、ツクツクボーシ鳴いてた!
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赤坂に行ったのは夜のこっちがメイン。赤坂サカスにできた新しい「 赤坂ACTシアター」で、勘三郎さんの歌舞伎。あまり歌舞伎を見たことのない若い人を呼び込みたいと、古典ではなく分かりやすいコメディと踊りで見せる狂言で。

江戸みやげ 狐狸狐狸ばなし
伊之助:中村勘三郎
又市 :坂東彌十郎
重善 :市川段治郎
甚平 :井之上隆志
おそめ:片岡亀蔵
おきわ:中村扇雀

男女の仲はだましだまされ・・・と逆転、また逆転のなかなか楽しい筋。
勘三郎さんは、元上方の女形だった染め物師という役柄なので、ちょっとおかまっぽく、言葉はんなりでサービス満点に生き生きと主婦っぽい主人を。
扇雀さんは、破戒坊主と浮気していて、主人を毒殺したつもりが・・・の元遊女のお上さん。だんだん扇雀よ良さ分かってきたかな、キャラ的+体型的にやっぱりお姫さまより、こういう市井のおかみさんとか芸者さんで楽しませて呉れるとうれしい。
色悪の破戒坊主の段治郎、いつもなら橋之助さんの役どころか、けっこうかっこいい。調べてみたら、今までにも見たお芝居に出ていたんだけど、今回が一番いきいきしていたってことで、以後チェック。
なんといっても期待通してたのは、亀蔵さんのご活躍♪ 惚れた相手をなめ回しちゃう「牛娘」。はじめて女姿を見たぞ、赤い振り袖の金持ちの商家のお嬢ですもの! 段治郎に迫って迫って、投げ飛ばして押さえつけて、べろ〜〜〜りの怪演。
花道はないけど、客席の通路を縦横無尽に使って、勘三郎一座、あいかわらずの大サービス。

棒しばり
次郎冠者 :中村勘太郎
太郎冠者 :中村七之助
曽根松兵衛:片岡亀蔵

おお、こちらでは亀蔵さんが大名よ♪ 声よし、みごとな役者顔が活きて迫力有り。まあ、あとはもうちょっと品と大きさをさらにヨロシク。
勘太郎、七之助兄弟のよく息のあったきびきびした踊りで、「古典を拝見してます」感無しで、動きが楽しめるコメディになってた。

どんぐりころころ

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20081022_097.jpg どんぐりシーズンまっさかり・・・なので、お散歩から帰ってくるとポッケの中が小学生のように。
そろそろ神代植物園にも遠征しないとです。

20081020_168.jpg スダジイの実は、おくるみにはいっているようでかわいいかと。これは食べられるはず。

20081021_093.jpg シラカシじゃないかと思います。ちょうど熟しかけの色合いが、上品なミッソーニみたいできれい。

20080904_040.jpgちなみに9月4日の姿はこれ。カクトと実のバランスと質感が、毛糸の帽子、あるいは毛糸のパンツはいたみたいでおもしろかった。

20081022_033.jpg 公園に隣接しているゴーンさんちの厚生施設の周囲がどんぐりメッカ。これだけあれば、イベリコ豚の1〜2頭は育てられるのじゃないかと思うのですが・・・

20081022_099.jpg 問題は、もう一ヶ月は干したこのトチの実の処理。どっさりありますう。次の段階は皮むきかな、それで、うーん、「川ざらし」って、そんな川はないぞ。で、アク抜きね。道遠しです。

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井の頭公園ダークサイド・・・昨日の事件は、ネットでも見つからないし、今日の新聞にも出てなかった。ということは、「他」じゃなくて「自」の方だったわけでしょうか。殺人事件だったら大騒ぎになるはずだし。たまたまそのとき通りかかった人しか知らずに処理されているこういう事件、実はけっこう多かったりして・・・。知らぬが仏とはこのことか、南無〜。

赤坂アートフラワー 2008

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AKASAKA ART FLOWER 2008。9月10日〜10月13日。
この頃はやりの、街のあちこちに現代アート仕掛けました、町おこし型アートフェス、赤坂サカスなるものも開業したので・・・というようなことでしょうか。公式HPはこちら

赤い方が草間彌生の作品で場所は、21_21の前、まあ、MORIさんどうし、どうせならミッドタウンの方にもお客をひっぱりたいということでしょう。黄色い方が赤坂サカスのはじっこにあった椿昇の作品。

こういうオープンに置いてある作品に加え、千円のチケットを買わないと入れないのが、赤坂サカスのギャラリー、旧赤坂小学校、島崎(元料亭)。

20081001_044.jpg閉店している料亭の、日本間を使って一人ずつのアーティストが展示。畳3畳分ぐらいに、パール頭のまち針をぎっしり刺してそれにビデオを投影しているのがおもしろかったけど、作品がおもしろかったというより、刺してあることに感動したのかも・・・

20081001_045.jpgこの神社の階段をあがった上に、オノヨーコの作品がいくつか。一番手慣れてるし、場所をうまく生かしてたのはさすが。

20081001_042.jpgやられた! 元赤坂図書館の壁面を使った作品。いや、ちゃんとちらしをよく読まなかったのがいけないんだけど、ちらし作成時点ではこの作品は(当然)できていなくて、他のどこかでやったとってもすてきな煉瓦の古そうな建築の写真が・・・・。えっ「旧赤坂図書館」ってそんないい洋風建築あったのか、と勘違いして萌えてしまったのが、このフェアを見ようと思った訳、とほほ・・・。道の反対側に渡らないとなにが描いてあるのかよく分からないし、がっくり来たので、文字まで見なかったよ(笑)。

写真無しだけど、旧赤坂小学校が一番おもしろかった。体育館にお布団で山をつくって中を(手動で)電車が通る小沢剛+その周りの壁中にプラレールの線路をぺたぺたと張り巡らせたパラモデルの作品が、評価が高かったようですが。それじゃーない(笑)、もう一階あがって、一番奥にあったスサイタカコさんの部屋がものすごいツボ。女子もの、手芸アートと評論家の先生なんぞには、ちょっとちゃちく扱われそうものながら、ちゃんとしっかりとひとつの世界ができてた、ドラゴンアイイ(ドラゴンフライアイ?)で覗くと、思わず「おーっ!」と声が出ちゃう、楽しい♪ 前のおばさんに「おもしろいですよ〜」とドラゴンフライを渡され、次に入ってきた人に「すごい楽しいですよ、これで覗いて見て〜」と、楽しさを他のひとと共有したくなるというのは、かなり高得点!

けっこう離れているので、ぜんぶ廻るのは大変。地図はもらったんだけど、すごい分かりづらい&街角に案内がない。うーん、町中の街灯に派手なバナーをぶら下げる金があるなら、角々に案内表示を!

今朝 井の頭公園で、事件!

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パトカー、消防車、救急車・・・・

20081013_024.jpg人形ではないものが浮いていたそうです。
うーむ、鳥見のお仲間が見てしまったらしい。朝早く、隅々まで双眼鏡でチェックして歩くのも考えもの・・・いやなもの見つけちゃう可能性高が高い。

前回のバラバラ事件は、調べたら94年。あの頃は吉祥寺に住んでいて、そうだ、この春から公園を通って通勤しようとはじめた、その2日後に、池さらいを目撃。しばらく公園にいかなくなったのだった。


村野藤吾 建築とインテリア展

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松下電工汐留ミュージアム、あらため、パナソニック電工汐留ミュージアムで。〜10.26。
新橋演舞場と近い、ということで同じ日に。混んでてびっくり! 建築科の学生がいっぱい。

戦前の豪華客船「あるぜんちな丸」と「ぶら志゛る丸」のインテリアがおもしろかった。日本でもこんなの作ったんだ(戦争中に空母にされて・・・ぶくぶくぶく)。洋風なゴージャスさが出せる建築家がいたんだ。それをCGで再現して3Dでぐーんと動かしてみせる、という上映がおもしろく、やっぱりCAD CENTERというル・コルビュジエ展、ルドン展、エッシャー展でもいいCGを見せてくれた会社の作品でした。古いフィルム風の味を加えてあって小技もなかなか。

手作業で細心にしかも、ざくっとしたしっっくい仕上げの例とか、アコヤ貝の埋め込みとか、手触りのある建築は、去年のメゾン・ド・エルメスやオペラシティでの藤森照信展を思い出した。アコヤ貝のぺたぺたは村野藤吾へのオマージュだったのかしら・・・。藤森先生こそ、手で作る&手触りのある建築の後継者なのかも。

ほか、残っている作品が見たい(展覧会では図版、写真、部品が主なので)、所員を使わずにたった一人通って作った(クライアントが建設会社だったというのもあり)という手作り感あふれる、糸魚川の谷村美術館が写真ではとても魅力的。特に冬がよさそう・・・。

90歳過ぎまで現役でばりばり働いていたそうです(建築家長命かつ現役が多いような気がする)、日記をずっと付けていて、それぞれにタイトルが付けてあるのも展示してあったんだけど「風呂中屁録」ってどうよ、スヌーピーのカードを貼り付けたノートがあったり、かなりユーモアもあったらしい。

今までに見た村野建築は・・・

20060415-4.jpg前に目黒区役所(旧千代田生命本社)見学会で撮ってきた、日本一美しい階段。

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ご近所ルーテル大のチャペル外観と内部。

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加賀見山旧錦絵 通し
中老尾上  時蔵 | 召使お初  亀治郎 | 局岩藤  海老蔵

別名「女忠臣蔵」。江戸時代のキャリアウーマンの権力争い。草履でひっぱたくは、口ひねり上げるは、いじめられた方は自殺するは、部下が復讐して二代目を継ぐは、の大ドラマ。意地の悪い「お局さま」というのは、この岩藤さんが元祖な訳ですね。これも早く見たい演目に入れていたら、配役が岩藤に海老蔵、お初(主人の仇を討つ健気な若い腰元)に去年の武田信玄=親方さま、こと、亀治郎さん(「十二夜」の麻阿役からファンよ♪)と、人気の若手二人でたいへんおもしろそうなのでつい新橋までも行ってしまった。

たいへん見応えはあったけど、そのおもしろさはちょっとヘン・・・。
全体を引き締めるベテランの時蔵さんはたいへんまっとう、正統のすばらしい演技で、耐える女をしっかりと、亀ちゃんも変なわけじゃなかったな、むしろいい演技で健気さがよく出てたよな、とするとやっぱりヘンだったのは、いじめ役でとってもとっても濃い演技を見せた海老蔵さんだ。

最初の登場で、すごい立派できれいで、おおっ、女形もいけるのね、と思ったけど。やっぱりごつでかいし、顔があんまりくっきりしているので外人ぽい、年齢不詳だし・・・。全体としては伏し目で作り声かつあの不思議な成田屋の抑揚なんだけど、ここぞのシーンでは、でかい目ひん?いて男声で怒鳴るようにすごんじゃうの・・・・。決めのシーンになりそうってたびに思わず、おびえつつ笑いがもれてしまったよ。ある意味、アダムスファミリーのお母さんのようなホラーコメディエンヌかも!? おもしろいっていえばおもしろかったが不思議なものを見たような。

亀治郎さんも大活躍で、竹刀で勝負するシーンやら立ち回りも多く、彼(女)らしいきびきびした見所いっぱい、かわいかったしよかった。しかし、花道を駆けつけるときはまるで風のようなスピードで女形のレコード更新(笑)。

色彩間苅豆 かさね
亀治郎 海老蔵

ホラー舞踊。最初はきれいな道行きなんだけど、実は女の方はすでに死んでいた(あれ、死んでなくて悪霊に乗り移られただけかも)。顔がどろどろに崩れて、男は女を刺して逃げるが、幽霊となって甦って念力で男を引き寄せ・・・。と、亀治郎さんの踊りはよかったかと。海老蔵さんもおおむねよかったけど期待したほどの色気はなかったな。最後に引き寄せられて背中から戻るときに、あんまり足ばたばたしすぎで、動きがまたどたばたコメディーっぽくなっちゃった。身体能力のありすぎるのも考えもの!?

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こっちのエントリーを書いていて、前の「近江源氏先陣館 盛綱陣屋」で書き忘れたことを思い出した。首実検をするところで、いきなり小刀をかたっぽの耳に突き立てて、それをハンドルにして、首回したりしてたんですけどっ! あれが正しいお作法なんでしょうねえ、びっくりした。

昨日の新聞に、いよいよ歌舞伎座の立て替えが決まったと。2010年4月まで営業して、その後工事に3年かかるそうな。まあ、いつかはねえ・・・あんまりつまらない建物にならないといいけど、でもいったい誰が設計するんだろう? 一応、1階桟敷も経験したし、あと、建物内でいっていないところをつぶしておこう(吉兆を除く^^;)。

遠ざかるモズっ娘

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ここのところ毎朝高鳴きしているモズの♀。高いところで鳴くから高鳴き? 高く大きな声で鳴くから高鳴き? お弁当広場の制空権は握ったぜ。隣のグランドの制空権は♂が取ったらしいんだけど、まだ会えてません。

高い梢のてっぺんで、次の木、次の木、どんどん遠ざかってしまうのだ。

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この一番下の写真は、ピントがあってなかったのが惜しい。トンボかなんかに興味を示しているところ。モズといえば、早贄(ハヤニエ)を見つけたいもの・・・・

20081021_069.jpg落語の「棒鱈」では、薩摩の芋侍が「百舌の嘴」という歌を絶叫するけど、あれは実在する歌なのかな?
wikiで見つけた歌詞は「モーズがクーツバシ、サーブロヒョーエノナーギナタ、サーセヤ、カーラカサ、タヌキノハラツヅミ、ヤッポコポンノポン」だわさ^^;)

9月歌舞伎座 秀山祭(夜の部)

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近江源氏先陣館  盛綱陣屋
吉右衛門、玉三郎、福助 、宜生、左團次、芝翫

この芝居の筋は、敵味方に分かれている兄弟の武将。兄が弟の子が初陣に出たところを捕虜にして----この子どもが元服ぐらいの若者かと思えば、出てくればいきなりこりゃあ幼稚園児!----兄の仕える武将はこの子どもを餌に弟武将の取り込み希望、兄は弟がその計略にかかってほしくない、武士らしく思いっきり潔く戦ってくれと。結論は、甥=幼児に自害させる、その説得役が、なんと兄弟の母=幼児の祖母、おやおや〜。しかも、実はその子どもが捕まったのは弟武将の計略の内で、偽首を見てを「父様死んだ」と泣いて自害することで、父の計略を実現するのが使命にして、それを実行・・・ますます、むちゃくちゃでしょう!

下手な芝居でやられるとと、もちろん、現代人にはどう考えても飲み込みがたいわけで・・・ちょろっとググっても、なんだこりゃという拒否反応が多いのが。なんと、恐ろしや、演技の力で「少なくともこの世界=芝居にあっては、こうするしかないだろう、無理もない、分かる」と思ってしまうという・・・うーん。吉右衛門さん、やっぱりすごいかも。しかも、芝居を分析的に見ようという、泣ける泣けない(あるいは泣きたい)じゃ見ないぞ、という悪い癖のついているわたしでさえ、鼻奥、微妙につんときたのは、やっぱり幼児が健気に健気を演じるのには勝てないね。
左団次さんの黒で襟や袖にスーバーオレンジの衣装が、ハロウィーンだった。
・玉三郎、芝翫、福助の武家の女たちの嘆きのつらい世界という側面もなかなかよかった。


干支に因みし戯れ絵の趣親子鷹 鳥羽絵
富十郎 、鷹之資

おどけた舞踊。
こういうのの良し悪し、楽しさも、まだよく分かりません。父息子の場合でも「ご両人」って声かけるのね。


天衣紛上野初花 河内山 上州屋質見世の場より松江邸玄関先の場まで

吉右衛門 、染五郎 、芝雀、錦之助、左團次

吉右衛門さんの粋でかっこいいすごみのある河内山宗俊というのは、まずは文句なくいい味出てました。前回は、仁左衛門さんで見たんだけれど、どっちもええねえ。
しかし、今回は、染五郎の若旦那が腰元にほれちゃって無理に側室にしようとする殿様役(その腰元を取り返しに河内山が乗り込むという芝居)。ところがこれが、あんまり白塗りのいい男に徹しちゃっているので・・・、18万石でしょ、すごいいい男でしょ、惚れて呉れちゃっている訳でしょ、ちょっと癇性なのが欠点ぐらいで、別に襲いかかってなんかした訳ではなし、親に正式に側室にしたいと申し込んでいるのは、この時代では(町人の娘を正室というのはありえないのだからして)すごい丁寧、かつ玉の輿の大出世じゃ〜ん、言うこと聞いちゃえばいいのに、八方丸く収まるのに。落語の「妾馬」に倣えば「お世取りひねり出し」て、○○の方と呼ばれるようになったほうがええぞ〜(笑)、殿様の癇性は年とりゃ直るかもよ、とおばちゃんは思ってしまったのであった。

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書いても書いても、周回遅れから抜け出せない感じの芸能鑑賞記録・・・10月は歌舞伎強化月間なので、すでにこの後に5回、今週末にもう一回、歌舞伎だけでもたまっておーる。忘れないうちに、感動しているうちに、さっさと「平成仲村座」の「仮名手本忠臣蔵」(4回通いました!)も書きたいわけですが、でも抜かすと一生抜かしちゃうからな〜、道遠し!/

4種混群ワクチン

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ちょっと移動の端境期なのか、新しい種類だの、大物には出会えていないのですが、でも、毎朝会えるのが、シジュウカラとエナガとコゲラとメジロの混群。今朝も20羽ぐらいの群れに遊んでもらえたのでラッキー。いかにも小鳥らしいラブリー4人組に会えさえすれば、おっきなニュースが無くて寂しい鳥見心によく効くワクチン。

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20081009_074.jpgふむ、メジロの写真だけ今朝うまく撮れなかったので1週間前のを入れてみたんですが、葉っぱのしげり方がぜんぜん違う〜。 秋は駆け足!!

この週末で

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ぐっと公園も秋深まる♪ キンモクセイは終わっちゃったけど、枯れ葉の香り。

20081016_013.jpgカワセミの写真にあんまり芸がないので、前ボケで、季節感を盛り込もうとしたんだけどね〜。もうちょっと全体に紅葉するが必要あり。


文楽「奥州安達ヶ原」

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20080920-1.jpg奥州安達原
朱雀堤の段
環の宮明御殿の段
道行千里の岩田帯
一つ家の段
谷底の段

一週間後には、文楽夜の部。この夏〜秋見た怖い舞台ベスト3に入るかな^^;)
この演目は、話のスケールが大きくて(国家転覆の陰謀〜っ!)、ギリシャ悲劇のようにとってもドラマチック(荒野の一軒家で次々と旅人を殺す老婆。自分の娘と知らず、妊娠した娘を殺して、腹かっつぁばいて胎児の血を絞る・・・プルプル〜)ということで、早く見たかったもの。

この怖〜い怖〜い老婆を遣うのが、もちろん、勘十郎さん♪ いや、ほんとに怖かった。本人のお顔も怖くなってた。
今回はもっと、浄瑠璃を聞き取る方に神経をやろうと思ってたんだけど、もう舞台も浄瑠璃も渾然一体となって、怖い怖いで目が釘付け。まあ、これが本来の楽しみかたでしょうね。

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近頃、岩波文庫ででた『浄瑠璃素人講釈上)・(下)』(杉山其日庵)に夢中。
芸談というものは、どれもおもしろいけど、これがまたむちゃくちゃおもしろい。三浦しをんの文楽ものにいくつか出てくるおもしろい芸談を、10倍おもしろくして95回並べたような(95の演目について書いてある)!
浄瑠璃というのをほとんど知らなくても(たぶんぜんぜん知らなくても)、出てくる明治の名人たち、大夫さん、三味線弾きのシビアな芸の道の話がもうわくわくしちゃうほどおもしろく。文章が辛辣で歯切れがいい。ましてやこれで、少しでも分かってたらどんなにおもしろいだろう、と。
後書きを読むと、書いたのは明治の右翼の大立て者(この本の中身には関係してませんが)で、夢野久作のお父さんなんだ、で、さらにへ〜っ。
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講談のたった一人の人間国宝を聞いた次の日は、久しぶりの文楽(まず昼の部)で、もう人間国宝だらけ! いったい何人の人間国宝を拝見&拝聴したのやら。

近頃河原の達引(四条河原の段 | 堀川猿廻しの段)

なんといっても後半は、住大夫、綱大夫のゴージャスリレーに人形が簔助さんの細かい情緒あふれる演技でうっとり。
猿回しの猿2匹がすごいかわいくて上手(誰が遣っていたのかはわからない)・・・この場面けっこう長いのね・・・に気を取られて楽しく笑っちゃうわけだけど、実は心中を覚悟した、おしゅんと伝兵衛の二人がじっと控えている、と、確かに簔助さんの遣う「おしゅん」の人形を見ると、つらくてつらくて悲しみに耐えているとしっかり分かるのだ。うーん、すごい!

吉田清之助改め五世豊松清十郎襲名披露口上   

襲名披露狂言 本朝廿四孝 (十種香の段 | 奥庭狐火の段)
勘十郎さんが、前半は謙信の役で、立派な重要な役とはいえ出番はとても少なく、え〜ん、たったこれだけですか?と他に名前もなくがっかりしていたら、後半はなんと今日の主役である清十郎さんを助けて、左を出遣い(顔を出して)で、足もたぶん一門の人こちらも出遣い。いやあ、狐いっぱい従えて、すごい迫力の動きの舞台。(まあ、3人出遣いだと、お人形のお姫様の小さな顔の周りに、おじさんの顔が3人、ともいえるが)

しかし、八重垣姫は、きれいな言い方をすれば一途な恋する御姫さまだけれど・・・。絵姿でしか見たことのない死んだ婚約者にぞっこん、似た男が出てきたら取り持てと腰元に言いつけて迫りまくり、あっという間にお父さんを裏切ってお宝を盗み出し、狐憑きになって凍った湖を渡って男の元へ駆けていく、というのは、まあ、ツングース系の思い込みの激しいヒステリータイプ。狐に憑かれるのも無理はないシャーマン型とでも、実際こんなお嬢さんがいたら、そうとう迷惑でうっとうしいぞ〜。

------------------- 以下、本筋に関係のない感想 -------------------

※文楽の襲名口上ははじめて見たけれど、歌舞伎のが「なんとかのおじさんにはかわいがっていただき」「なんとかのお兄さんにはいつもいつも・・・」とか、じゃらじゃらベトベトした内輪な感じがするのに比べると、とってもすっきりしてて感じよかった。本人が大変努力をして、誰もがこの襲名を認めました、これからも一層の精進しますのでお客様方にもどうぞよろしくお願い申し上げます、という本筋のみ。

※前から5列目ぐらいの真ん中で、熟睡していたおばさま。珍しい真上向きかつ顔振り振り寝。同じ寝てるのでも、俯いていれば、感激して浄瑠璃に浸りきっているように見えなくもない・・・けど、上向いているとねえ、あれじゃ、大夫さんたちからも丸見えで、うんざりしないかドキドキしちゃった。まあ、それぐらいじゃめげませんね、プロは。

※はじめて2階の食堂でご飯食べてみたけど、まあ、次回よりまた途中で買っていく方針に。

※今月、歌舞伎座では、玉三郎さんで「本朝二廿四考」どんな風に違うのか楽しみ

秋の信号 赤黄緑

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赤:中身が赤って言うより、お鍋が赤^^;) 秋らしくリンゴジャムを煮る気分。思いついて、冷凍してあったブルーベリーの残りを入れてみたら大当たり。
黄:キンモクセイも終わっちゃった。大好きな香りなので一年中咲いていればいいのに、と思うけれど、ジンチョウゲにも、クチナシにも同じことを思っている・・・
緑:万願寺唐辛子。熱燗気分〜♪

たまたま、写真の整理をしてたら3色並んでいたもので。

句会のお題の連絡が来て、うちひとつは、「秋惜しむ(惜しむ秋)」。抽象的、心情的な季語は私には難しいのだ。「秋惜しむ」と前面に出しちゃうより、なにか事物に託して、秋を惜しむ心を詠う方が好きなの〜、っと手を付ける前から言い訳をしてみる(笑)。

昭和の手作りおやつ♪ 

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老化現象の一つとして・・・子どもの時のことを懐かしむ^^;)
ポルボロンは、年に1回ぐらいだけ、ある特別なルートからだけもたらされる、あこがれのハレのお菓子とでも。もうちょっと身近だったホームメードのお菓子で懐かしいやつ。

しばらく前に某カフェで、重曹とレーズンを使った素朴なクッキーを食べて、あっ〜!あれだ、あれ食べたいと思い出した、家で作ってもらったお菓子の中で大好きだったクッキー。本の名前とこの赤いカバーも覚えてた。この頃昭和の家事や「暮らしの手帖」関連の古本はばかみたいに高騰しているので、東京中の図書館を検索したら、なんと現役で借りられるのが1冊だけあってびっくり!

20080909_002.jpgしかし、なんとン十年間も間違えて覚えてました! 「三色クッキー」じゃなかったのだ。それは同じお皿に載っている鮮やかな方だった。大好きだったのは「ナポリタン」だった。たしかにね、思い出すたびに、3パーツだけど2色だよな、っていぶかしく思ってた。アホか、子どもの自分! それが氷解しただけでも、この本探しだせてよかったと。

婦人之友ハンドブックの『デール夫人のクッキーズ』。40ページほどの薄さで、なんと250円。材料がマーガリンだったり、グラムとポンドが混じって使ってあるところもなかなか泣ける1971年刊。鮮やかな緑色のクッキーが多いところがとっても「外国」な感じだったなあ。
デール夫人、牧師さん?の奥さんでオルガン奏者、三鷹のルーテル大あたりにいたらしい、今だったらある意味ご近所だったのね。と、昨日、コメントで『あしながおじさん』の話が出てきて思い出した、これも古き良き時代のアメリカからの文化。

さてさて、実作するかどうかが問題です、だいたい赤砂糖ってなんじゃろ(笑)。ポルボロンよりははるかにやさしいはずだけど・・・
20081015_051.jpg 昨日の朝、カラスに集団でいじめられてたアオサギ。なにもそんな目立つてっぺんにいなくても・・・という感じでしたが、まあ、わたしが見つける前に追われてここにきちゃったのかな。 この頃、アオサギ、3羽?4羽?という報告もありだんだん増えているみたい。で、カラスが縄張り宣言!?

蝶?モニターと格闘中

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今朝見つけたきれいな青い蝶? 蛾? 名前は?

やっとEIZOのフレキシブルアームが届いたところ、Macのサブ機とウィンの両方を同じモニターにつないで、そのモニターは美しく、自由に移動できて、という作戦なんだけど道遠し。
コード類放り込み箱を開けたら・・・ うーん、スパゲティ状態で3〜4キロありそう、ため息。捨てなきゃ。
だいたい、今回下取りに出した(あれ、値段の連絡まだソフマップから来ていない?)Macがいなくなったら、懐かしいSCSIにつなげるマシンがゼロに。うーん、さらに懐かしいZIPのデータとかどうするんだろ>自分。どうせここ10年いらなかっただから、金輪際いらいらないんだけど。ばりばり壊して捨てるかな。

落語教育委員会

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写真は、無関係に井の頭公園に破り捨ててあった「法的措置予告通達書」・・・だいじょうぶなんでしょうか^^;)

9月6日、貞水先生の講談を聞いた夜は、こちらは前からチケットを確保してあった3人会を中野ゼロホールで。

コント
 携帯電話を切りましょうコントなんだけど、肝心の「携帯電話ネタ」あったっけ? というぐらい、かなりシュールな出来だった。

三遊亭窓輝:洒落番頭
 圓窓さんの息子さんだそうですが、お父さんも聞いたことありませんです。

柳家喬太郎:頓馬の使者
 山田洋次監督作の創作落語?新作落語?(使い分け一回は覚えたけど忘れました)。五代目小さん師匠のもちねただったもの。友だちに別居していたお上さんが急死したことを知らせに行くという噺で、人物造形はさすがだったけれど、この噺はオチがめっぽう難しいね。聞いてて気持ちよく終わらせるのは相当至難の業、というわけで、そこはいまいち。それが昼間の「今夜はだめです」の予告内容かしら?

三遊亭歌武蔵:馬のす
 今回はこの一席が一番。たわいもない噺をさりげなくじんわり聞かせた。枝豆を食べながらえんえんとぼやく、というところで、元関取として「旧ソ」出身力士問題に一言、とかも取り混ぜて・・・たいへんいい味出てました。歌武蔵さん、だんだん私の中で点あがってます。なかなか自分のキャラにを生かしたいい噺選ぶね。前回の「かんしゃく」もよかったし。

柳家喜多八:千両みかん
 大店の若旦那が寝付いた原因は、夏のさなかにミカンが食べたい。それを探しにいった番頭がたったひとつ見つけたミカンはなんと値が千両で・・・と、だんだん不条理感に追い詰められていく番頭の狂っていく様子はよっく出ていたけど、もしかすると、ほんの少しばかし、ちょっとだけだけど説明過剰かも。でも、いままで聞いた喜多八さんの中では一番よかったかな。
※「逆さ貼り付け」というのは頭が下ではないらしい。
 手のひらの向きが外向きなのが逆さなのらしい・・・。十字架を握って痛みをこらえられないように逆さと書いてある文献があるらしいけど、どっちにしても「死んじゃうぐらいの<ぐらい>がいらないだけ痛い」のに、手のひらの向きぐらいで大差あるかな?
※ミカンの数え方は一個二個ではないのだろうか? 丸ごとのミカンを一粒二粒というと、中の一房二房とまぎらっこしくないだろうか?

一龍斎貞水の立体怪談

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9月6日、文京シビックホール。

一龍斎貞橘:アラキマタエモンの出てくるの・・・
柳家喬太郎:ハンバーグのできるまで
一龍斎貞水:俗説四谷怪談、お岩誕生〜伊右衛門誕生

前の日にたまたま連絡した友人が券を余らせてたの、しかもゲストが喬太郎さんということで、ラッキ〜。
一龍斎貞水さんは、講談で唯一の「人間国宝」だそうで、ちなみに落語では二人(一人はなくなった五代目小さん師匠、一人は現存の米朝さん)。Wikiで調べると、能、邦楽、文楽、歌舞伎なんぞにはナン百人といるんだけどね、お国としてはぜ〜んぜん芸の扱いが違うのね、あるいは講談界全体の人数がひどく少ない?

立体怪談というのは、舞台装置&特殊演出付きということらしく、こちらの貞水さんの公式サイトを見ると、どんなだかわかるかと。

今まで落語の枕で「(貞山先生や彦六師匠の)怪談の高座で、落語家の前座がお手伝いして、お化けになったとか、元の電源を切っちゃって演出をぶち壊した」とかのよく出てくる逸話がどんなことだったのかやっと納得。そこんとこがどんなもんか、一度見て見たかったのだ。まあ、夏に一回ぐらい講談の怪談というのも、季節もので楽しいかな。

講談の筋そのものは、義士外伝になっている歌舞伎のとは全然違う話だったので、ふ〜ん、ふ〜ん、ふんふん。
ちょっと引っかかったのは、釣ってきた魚を「金だらいに」という言葉が2回出てきたのだけれど、「金だらい」というのは、江戸時代多少裕福な家とはいえ、そんなに一般的なものだったのかしら? 鍬や包丁といった鍛冶やものはありそうだけど、金盥、工業製品ががそんなに安価に出回っていたかなあ? 木桶じゃなくってか。鍋、釜があるのならあるかな?  と。

喬太郎さんの「ハンバーグ」が出来るまでは、はじめて聞いた、もちろん現代物の創作落語。まあ、ゲストとしての分を守って、軽く&しっかりとお役を果たしたというところ。

ここで、喬太郎さんの「夜の落語教育委員会もいらっしゃる人は期待しちゃだめですから、今日の夜はだめですよ」というような謎の発言が・・・夜に続く。つまりこの日ははしごして聞いちゃった訳ですワ。








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今朝、でかいケンプンを踏んでしまった。しかも、もうひとつ危ないところで避けたので、わたしゃ、ご立腹なのだ! プンプン!
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始終いるからシジュウカラ!? 葉っぱの落ちた枝に膨らんで止まっているので、いかにも冬っぽく見えますが、まだそれほどでも・・・。でも、3連休、いい天気だったのでやっとベランダのすだれを撤去。部屋が明るくなったのはうれしい♪

この頃、あんまりひとつのエントリーが長いなあ、と「続きを読む」を活用してみる実験。

喬太郎独演会@紀伊国屋ホール

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柳家さん若:野ざらし
柳家喬太郎 :井戸の茶碗
 仲入り
三増紋之助:江戸曲独楽
柳家喬太郎:子別れ

都民劇場主催の喬太郎さんの独演会、去年に続いて2回目。シリーズ化されますように、祈願!

この日はなんといってもラストの「子別れ」に尽きます。とっても満足。
「文楽の明烏」「志ん生の黄金餅」みたいに「喬太郎の子別れ」と呼べるだけのオリジナリティのある出来になってた。
まず、子どもの亀ちゃんのキャラがむちゃくちゃ立ってて、こまっしゃくれの、この子ちょっと憎たらしい、とまで思わせておいて、・・・最後に一転、非常に子どもらしい子どもに戻って、その落差でぐっと泣き落とし。
番頭さんが謎の陰謀家と化していておかしい(あまりに都合のいい、道での再会の不自然さをこれで解消、諜報員メアリーの先祖か?)。
「お店の鰻みんな食っちゃいな」と屈託のないお母さん。
なんといっても、名人上手がいろいろ工夫に工夫を重ねた、亀ちゃんが家に帰ってから、父親にもらったお小遣いをお母さんに見つかって、お父さんに会ったことを白状させられるまで・・・という長い凝った運び、この噺のひとつの山、さあ、喬太郎さんどう捌いて見せるよ、と、ぐぐっと身を乗り出して聞くところを、「ただいま、おとっちゃんに会ったよ、これもらった」と、見事にあっさり片付けちゃって爆笑でした、などなど。
うん、磨き上げられた古典に工夫をするならこうしてくれなくちゃ、わたしは、こういうの待ってました♪
さすが、「志ん生、圓生はもう居ませんから」という枕で始めた会、その覚悟で進んでください。

でもさ、ちょっと途中で上下というか、お父さんと子どもの目線の上下間違えてしばらく進んでたかな(笑)。

きのこ、秋の子

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むかごはね、まだ熟してないと思うんだけどあっという間に採られちゃいました。この下を掘れば山芋が採れるのかどうかが知りたいところ。

20081010_005.jpg一番競争が激しいのは栗かも。わたしが行く時間にはイガだけ山になってる。運良く頭の上にでも落ちてこないと入手不可。このあと落ちてきそうなのはクルミかな。

小旅行で、土浦花火ど〜んっ!

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20081004_020.jpg 10月4日。上野発の特急に乗って、北へ、めざせ「第77回 土浦全国花火競技会」♪ 
全国3大花火大会のひとつです。わたしは4回目かな。今年も花火仲間の必死の努力で厳しい抽選の枡席を2つゲット、ありがとうありがとうの、うららかな花火日和&旅日和&ビール日和〜。

20081004_018.jpg列車の中では、恒例の「まいパクサンド」で腹ごしらえ。まい泉のカツサンドに、パクチーをトッピング、旨旨。(業務連絡:まい泉のかつソースだけ、やっぱり売ってるぞ〜! おうちで作れるぞ)

20081004_021.jpg毎度のことながら、ものすごい混雑の土浦駅とその周辺。北関東中のJR職員と、警察官と、茨城中のバスをかき集めて臨戦態勢。シャトルバスと徒歩で会場の河原に向かっていくと、


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さすがに4度目では驚かなくなったが、田んぼの人々。ここだと無料で見物できる。けっこう引きがあっていいかもね。始まる頃には田んぼ中どこもぎっしり。でも、実は下がけっこう泥ずぶずぶだったりしてたいへんそう。

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こちらも二つの桟敷に分かれる前に、田んぼのはじっこで軽く(?)宴会して全員で腹ごしらえ。新潟出身者の見事な菊の一品。

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わたしはバインミー(ベトナムサンド)を作りたい気分だったので、バゲット2本分つくって、強制的にお振る舞い^^;) 「ためしてガッテン」で見たばっかりだった「冷凍でお肉柔らかく」というのを、オーストラリア牛で試してみたんだけど、効いたような効かないような・・・

20081004_040.jpgあ〜、ここまで前置きです。
やっと会場に入ります。今年から、土手上の通路から花火が見えないように(みんな立ち止まっちゃうので渋滞する)、板塀がたちました。
一人一枚の、区画&桟敷の番号の札を首から下げてないと入れない。ゲートの暖簾は、けっこうデザイン好評。さて、中へ。

20081004_043.jpgちょうど日の暮れかけ。これであとは、6時から2時間半、光と音の祭りだ祭りだ!

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ぐびぐびやりながら、酔いしれる〜。

20081004_161.jpgやっぱ、桟敷はいいぞ。迫力! しかし、大曲も行ってみたいなあ〜。
で、スターマインも十号玉の部もやっぱり野村さんの優勝。スターマイン、ぱっとひらいて、また途中から加速する広がり技は野村さんだけだったかと。お見事でした♪ 創造花火の部は優勝した「豚もおだてりゃ・・・」もよかったけど「おっぱいがいっぱい」もなかなかだった(笑)。



優勝3作、まとめてくれている動画がありました♪(最後がちょっと謎、笑)

20081004-1.jpg写真はまた鬼のように撮った、初回に比べれば減ったけど・・・

帰りに駅まで、たらたらと残りの焼酎飲みながら歩いて、酔っぱらって、途中で地酒、駅でおっきな天狗納豆買ったので、三鷹までついたらやたら重かったっす。バスもないし、死ぬかと思った。

それにしても不満は、なんで道の駅みたいに地元のお土産品を売らないかな。観光協会気が利かないぞ! 「レンコン日本一」の仕掛け花火はあげるんだから、レンコンでも、栗でもその加工品でも新米でも、売ればいいのに〜。さじきを売り子さん回らせればいいのに、っと。



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昨日の朝のお散歩を・・・(なぜなら今日は雨でさぼったから)。5時半に目が覚めて(この頃、目覚まし無しで自然に目が覚めるという年寄りっぷり!)6時ちょいに出発。「朝日のような夕日をつれて」ってなんのフレーズでしたっけ? 夕日のような朝日が正面に。

20081007_008.jpg湿度が高かったし、やっと満足行くほどキンモクセイの香りを満喫。「風見鶏の家」と勝手に呼んでいる立派なお屋敷の大きな木がキンモクセイだった♪

20081007_011.jpg朝一番で発見したのは、高い枯れ木に止まっているツミ。幼鳥かな?
真っ赤な目をして胸が赤いきれいな成鳥♂がこの頃目撃されているんだけど、それには会えてません、残念。

20081007_020.jpg池をぐるっと回ると、この頃ずっと居着いているアオサギ。アオサギは首も長いけど、なんといっても頭が長い(くちばしの先から、後頭部までを頭とした場合)。

20081007_027.jpgカワセミは2〜3羽。せっかく飛び込みを繰り返してたんだけれどあまりに遠いい! 右の写真は虫っぽくて、川蝉の「蝉」なとこがよく分かる。

20081007_030.jpg公園のお掃除の人。しかしラジオフライヤーのワゴンとは、あまりにおしゃれ! あと、お掃除軽トラの小物入れにどっかで拾ったハンティングワールドのバッグが使われているのもいつも笑える。

20081007_033.jpg植物チェック! ワレモコウ、この辺に出るはず、とずっと見てたんだけど、こうなるまで気がつかなかったのは、下の方ばっかり見てたから。背より高いところに咲いてました。

20081007_043.jpg昆虫チェック!(蜘蛛はほんとは、昆虫じゃないけどね)。これユウレイグモという種類かと思ってるんだけどすごく不確か。夏のはじめのミニミニ芥子粒が、やっと胴体がご飯粒ぐらいになったけど、小さくて撮れない! 足、特に左になが〜〜〜〜いのが見えますでしょうか。なんかね、自分がこの蜘蛛になったらと考えると、3歩歩いただけで、10カ所ぐらい複雑骨折しそうで頭が痛くなる。糸は巣は???

20081007_051.jpg集中して鳥見、オオルリの若い♂。きれいに青が出てたんだけど暗くて。ほかキビタキとか、アオゲラとか、エナガの群れとか・・・。どっと来たところで、心を残しつつ時間切れに、お仕事に。

20081007_057.jpg秋らしい(?)ふかふかしたネコ・・・、これで2時間半6000歩強。写真は100枚ぐらいかな・・・、一夏、ほぼ毎日やってたらさすがに約3キロ痩せましたぞ! 特に夏は汗みずくだったしね。

遠来のカモ〜んs

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キンクロハジロとホシハジロかと。
これでだいたい、冬のカモの種類は揃ったのかな、どちらもお疲れですが、しっかり片目を開けてこっちチェックしてます。まだ、来たばかりの時は警戒心が強い。

で、招かれざる客も・・・・

20081004_009.jpgお腰につけた2斤のパン!
まだね、かわいいから餌上げたいという方が許せる気がする。ただ、写真を撮りたいから寄せたいだけ。しかも、つまらなそうに、仕事っぽく放り込んでいた。
しかし、餌やり自粛がそうとう浸透してきたおかげでカモは少なく、しかも、レゲエのおじさんたちの朝のお振る舞いが終わった後なので、ほとんど寄っていくカモはいなかったのでした。お生憎様〜。

サマルカンドのナンはずっしり!

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サマルカンドだ、ヒワだなんだと中央アジア旅行に行ってきた母カエルのお土産。行く前に一緒にガイドブック見ながら、こういうバザールが魅惑、いっぱい売っているパンがにすてき、と言ったのを覚えていてくれて、スーツケースから直径30センチもあるナンが登場!

ナンといっても、インドのナンとはぜんぜん違った、予想を超えたドイツパン並みのしっかり&みっちりさ、かなり重〜い。ちゃんと小麦の味がしておいしかった♪

20081001_015.jpgさらにお土産の干しぶどう2種類、ひよこ豆(いったん煮てから乾燥?)、杏の実の仁(軽く塩味)のおつまみ類。どれもなかなかいけます。

20080930-2.jpgハミ瓜をカンピョウみたいに切って、半乾きにして編んである。すご甘! スイカが濃い濃いジャムになったような。ラベルに恐竜の絵があるのは、あのへんの砂漠では恐竜が発掘されるんでしたっけ?

20081001_023.jpgとても一人で食べきれる大きさ、重さではなかったので、ご近所さんに「胃袋貸して、料理して」と強制持ち込み^^;) まあ、中央アジア料理はよく分からないので、あわててトルコ料理のレシピを検索。焼きなすとゴマのピューレとか、ニンジンとヨーグルトのサラダとか、ラムとか・・・、なぜか松茸の土瓶蒸しとか。

ついでに、切り口。

20081001_020.jpgそして、売っていたところ。photo by 母カエル〜

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井心亭寄席 8月 喬太郎

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まだまだ続く落語積み残しネタ。8月6日ご近所「寄席井心亭 百五十九夜」

柳家小んぶ:道灌
柳家さん若:棒鱈
柳家喬太郎:牡丹燈籠 発端
古今亭志ん八:黄金の大黒
柳家喬太郎:鬼背参り


あぢちの真夏、開場を待っている間に遠くで、この夏多かった雷が鳴り出し、あららまた「宮戸川」かい?

強面の若者、小んぶさん、この頃、やっと少し余裕が出て、この日も、多少微笑みながら演じていたような。
喬太郎さんの紹介に寄れば、弟弟子であるさん若さんと、古今亭志ん八さんはとっても仲良し。なんだかいつも一緒にいるんですよ、と。どちらも今時の顔じゃない「田舎の結婚式にいそうな」by喬太郎さん、ということで、プログラム中側載せてみました(笑)。しかも、二人ともやる噺が妙に渋いね(お二人とも若手のはず、そんなに年じゃないはず)。

喬太郎師、一席目はなんと珍しい「牡丹灯籠」の本当の因縁話の発端。あれは、カランコロンの恋物語の親の代から続いているのだ。かつ、普通演じられる、主人公の男が取り殺されちゃった後にも、また、上の代の仇討ち話が延々と・・・。で、癇症の若侍VS感じの悪い酔っぱらいの中年侍の演じ分け、+刀屋さんと中間だったかな。しっかりした語りで。

しかし、この日のメインイベントは、なんといっても「鬼背参り」、夏らしく怪談で、こんな怖い話聞いて、終わって夜道を歩いて帰るのはいやかも、と心配しちゃったぐらいびびりの迫力。でも、最後はがらっと純愛ものになってきれいに終わって、ほっ〜。江戸の屋根の上を飛び回る鬼の背中に一晩しがみついているシーンすごかった(80キロの腹を揺らしての熱演は、本人もちゃちゃ入れたように「反対車」か?!、かつ、それでも、うわあ、怖いよ、怖いよ、どうなっちゃうの、見つかって取り殺されるの・・・と、手に汗)、お見事でした。
幽霊じゃなくて鬼が出てくるなんて珍しいと思ったら、これはSWAの1人1人にあわせて夢枕獏さんが、新作を書き下ろしたときにひとつだそうで。ん、そんなら他のも聞きたい!と思ったけれど、詳しい友人によるとレパートリーに入ったのはこの一作だけらしい。でも、こんなにおもしろいのが書けるなら、また書いて欲しいな。
貸本屋の善さん(?)のキャラも秀逸、よく分かってらっしゃる。


※SWAにリンクを張ろうと、HPを見たら、今日の朝10時にチケット売り出しがあったとこを発見、当然売り切れ、口惜しや!
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20081003_175.jpg20081003_183.jpgこれが全部♂だったら感涙ものだったけど、でもとっても可愛かったキビタキ♀。いっぺんに最大で5羽はいたとの噂。

20081003_099.jpg今朝の♂はこんなのしか・・・。昨日のの方がオレンジが濃かったかな。

新しいMac到着〜♪(到着のみ)

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24インチだぞ〜っ! 一番早い奴だぞ〜っ! メモリもいっぱい積んだぞ〜っ! ということで、これで写真の処理がぐぐっと早くなるはずなのだ。もちろんお仕事がメインですよ、でもね、っと。

あまりのでかさに、輸送用の段ボールから、内箱引っ張り出しただけで、自分の腿の上にのっけてしばらく身動きできず石抱刑状態に^^;)

しかし、今しかかり中の仕事は現行のPowerBookで済ませといた方がいいな。んんと、いままでMac2台で、モニターとキーボードマウスを共用してたけど、今度はPowerBookとウィンドウズでモニターを共有。キーボード&マウスをMac同士で共有したくって・・・、と準備が間に合ってませんゆえ、まだ箱から出したところまで、うむ、明日も一日ばたばたするのに。

昨日は、パソコン台にしているエレクターシェルフの、全体はそのままで中の棚を一段だけ高さ変えるのに大汗かいた、あれは、1人でエレクターと取っ組み合ったことのある人だけが分かってくれる苦労。枝雀さんの落語で「汗の小一升もかいて」という表現がとっても実感できた(「宿替え」)。

そうそう、もひとつ上方落語の表現で、アホを罵るのに「家に帰って暦見て、いい日があったら目噛んで死ね」という意味不明に強力で魅惑的なのが、いっぺん口に出して使ってみたいなあとかねがね(笑)。
人がMac買って今日届いたっていっているのに、いかにウィンドウズがとしつこく・・・・以下、本日周りに居た人だけちょっとわかるかもで、まあ、自粛して・・・は、目噛んで死ね! 自分に必要なマシンぐらいわかっとるわい、ドアホ。と思うのでありました。
それもまあ、もっとすごい金メッキの馬鹿雄鶏がその後ろでがあがあと騒いでいたので、いいかげんむかついてたので、よけい腹立ったわけですが。あれいったいどっから出てきた馬鹿なんだろ? とすいません。最終章は一部の人しか通じません。ハラダチマギレヨ。良いことだけの日はないね。


2日あいて、黄色い小鳥

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20081002_095.jpg  雨でさぼった朝散歩再開♪ やっとキビタキのきれいな♂に会えました。

20081002_078.jpgなにか虫を食べてるところ。オオルリの若い♂とか、いっぱいのお祭り状態で、なかなか充実のお散歩。

20081002_050.jpgツツドリのおなか。あと、遠くに久しぶりのツミも。池ではカワセミ、やっと4羽同時確認、とアオサギほか。
そろそろのはずと待っていたキンモクセイの香りもかげたけど、今年は花の付きが悪いような。


↑少しよく撮れた写真は、こちらに投稿してますのでヨロシク♪

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