(本日は雨で鳥見散歩さぼり・・・)なんと6月から、芸能系鑑賞記録アップしていなかったのであります。まあ、興味を覚える人もいないだろうけど、自分の記録として。っていうか、前のブログに下書きで入れてあったんだけど、わややねん! 記憶もおぼろ・・・
串田歌舞伎の「夏祭」は、TVでNY公演の様子を数年前にやっていたのが、「これなら、イキイキしてて歌舞伎もおもしろそう」と、わたしの歌舞伎はまりのきっかけになった作品。ということで、お誕生月を言い訳に2回も!
期待通りの熱気とわくわく感のある舞台。坂東彌十郎さんの元ヤンキーオヤジのサブ、七之助の若ヤンキー妻の必至さの演技が特に印象に残り、もちろん、笹野さん(一日目はちょうど、還暦のお誕生日! カーテンコールで赤い下帯とボルサリーノのプレゼント)は前編大活躍で、長い暗い立ち回りから、本水本泥のなかに、むずむずむずと頭を踏まれて沈められるまで熱演もすばらしく。こりゃあおもしろかった〜。
前半は、ダブルキャストで勘太郎がお辰だったのだよね。両方見たかったんだけど取れたチケットは両方後半でした。ふう、今年はがんばっても平場9列目までしか取れなかったけど、来年は泥やら水やら飛んでくるような前の方まで進出したいなあ。
団七九郎兵衛:中村勘三郎
一寸徳兵衛:中村橋之助
徳兵衛女房お辰:中村七之助
玉島磯之丞:中村勘太郎
傾城琴浦:中村芝のぶ
三河屋義平次:笹野高史
大鳥佐賀右衛門:片岡亀蔵
釣舟三婦:坂東彌十郎
団七女房お梶:中村扇雀
勘三郎さん大活躍。8月が歌舞伎座で納涼(これはすでに見た)、9月は赤坂で(これは今週末♪)、そして10月11月は、浅草に小屋を建てて平成中村座、全6プログラム。お財布大ピ〜ンチ!
そうそう、お芝居のすぐ後に見かけたぼろ草履の青年。うん、「夏祭」、ちっとも古くさくなくこんな今の若造の物語として通じているよな、と思ってパチリしたのを思い出しました。
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